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タイトルどおりのサッカーマンガです。
そんじょそこらの男子には負けないというサッカー部に所属する女子が、練習だけでなく試合にも出たいと監督にお願いします。しかし、監督はフィジカル的な問題でもそれは無理だと拒む。
でも、彼女にはどうしても試合に出場したい理由があった。
青春マンガの醍醐味ではありますが、恋愛の要素もあります。二巻完結とは思えないほど引き込まれますが、上手く完結してもいます。
よくある話ではあるんですが、作者の作風によってこういうのは変化しますよね。表情、コマ割り、展開、人間関係など色々あるんでしょうが、自分には感性が当てはまる作品だなぁと思いました。
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ネタバレ ◆短編なので一気読み。人間にはどうしても越えられない枠・壁が存在する。それは「四月は君の嘘」では病魔であったが、彼の作に先立つ本作はスポーツにおける男女の差。その差に懸命に挑む少女が美しい。◆女子中学生希はサッカー大好き少女。そして、男子中学生にも伍してプレーしうる才の持ち主。しかし、それは、周りの男子部員の労りに支えられていたものでもあった。そんな中、小学生時代に別れた友人と再会した希は、フィジカルの違いがサッカーの差であることを高らかに宣言される。闘争心に火が付いた希が採った方法は…。
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最初は気がつかなかったんです。
新川直司さんだって!
始めて読んだ新川直司さんのマンガって「冷たい校舎の時は止まる」なんですよ。
辻村深月さんの原作のやつね。
「四月は君の嘘」を同じ人が描いてるなんて思ってもみなかった。
で、
「四月は君の嘘」がおもしろくって大好きです!
読むと泣くくせに読みます。
昔描いてたマンガに「さよならフットボール」ってあったのは知ってましたが、
サッカーでしょ。
あまり好きな題材ではないなってことでスルーしてたんですが、
「四月は君の嘘」が終わって始まったマンガが「さよなら私のクラマー」っていうサッカーマンガ。。。
また、
サッカーか。
と、
思いつつ1巻を読んでもよくわからない。
2巻を読んでもよくわからない。
で、
本屋さんで偶然にも給料日にみつけたのが「さよならフットボール」の新装版!
表紙に描かれてるのはこれ、
「さよなら私のクラマー」の恩田希か?!
あらすじを読むと、
恩田希の14歳の時の話ですか。
つまり、
「さよなら私のクラマー」の前の話か。
とりま、
買ってやるか!
と、
期待せずに買って読んだら「さよなら私のクラマー」よりも、
「さよならフットボール」のほうがおもしろいじゃん!
と、
びっくり!
つか、
クラマーってなに?
男子中学生のサッカー部に在籍する、
女子中学生の恩田希は試合にでたい!
新人戦の1回戦だけでいい、でたい!
なんでかって、
講談社のマンガなのに集英社のナメックが新人戦にでるからだ!
弟も試合にでるらしいから、
姉としては弟とトイレに隠し自分が弟になりすましてでればいいっていう、
ありきたりなマンガだ。
しかも、
主人公の女子中学生「恩田希」の話しもですが、
過去のエピソードが満載でややうざったい。
いるでしょう?
ワンピースも過去編とか要らないからメインだけ進めてって言う人。
僕は過去編も楽しみますよ!
でも、
この「さよならフットボール」ではややうざったいね過去編が。。。
と、
「恩田希」があまりかわいくないんですよぅ。。。
でも、
噴水のところは好きよ!
なんでナメック?
なんで大沢あかね?
と、
それは後編ででるんですが、
前編では希とナメック、
それに、
さわとかテツとかタケとか、
重要な鮫島先生の魅力を全快にだしてます!
試合は始まる。
弟はお腹が痛くってトイレでうなってる間にお姉ちゃんの希が、
ナメックの前に弟の代わりに立ちはだかって終わる。
試合結果は2巻目でわかる。
問題はサッカーがわからん。
ポゼッションとか、
シザーズとか、
クライフとかわからんが、勘で読めばいい!
それだけ!
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「私のクラマー」を読んで、主人公誰だよ!?ってなったので、前日譚であろうこっちを読んでみました。
主人公は恩田でした。
フィジカルかテクニックか。格闘技のグラップラーかストライカーかに通じる、永遠のテーマ。もちろん、両方を持ち合わせているのが、一番で最高。なのだけど、それがむずかしいとわかっているからこそ、相容れない二極として語られる要素であるのです。クリロナの存在でアスリート化が進みすぎてる2017現在では、時代遅れの認識かもしれないですかね。
そこで男性と女性の体格差が歴然としてくる、けれど性別を個人の実力で覆せる最後の時期であろう中学生を舞台に持ってきているところがうまいなぁ、と思います。
甘酸っぱい時期でもあるし。友情と憧憬と恋愛と。
なんかきらきらしてる。
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パスサッカー対カウンター。技術対フィジカル。というわかりやすい図式。特に身体の成長によって男の子と女の子は大きくフィジカルに差が出てしまう。そこを対立軸としてフィジカルでは劣勢の恩田希がフィジカル第一とする周りに抗う物語。