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最初はおもしろかったけど、読みにくい。逃げた男を追うのにあっちいったりこっちいったり、結局逃げられて…。みたいな余計な描写が多いので、最後のほうはそういう気配を感じたら流し読みになってしまった。いいひとが出てこないのも疲れる。登場人物もすごく多い。他力本願なところも気になる。剣の達人みたいな出だしだったのに負けてばかりだしオチもすっきりしない。
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なんだか、いつのまにか時代小説が好きになってる。年かなぁ(笑)
勧善懲悪。悪人はとことん悪人という分かりやすさがわたしにはいいのかもしれない。
千野隆司さん、初めて読む作家さんです。なんとなく図書館で目について借りてきました。面白そうな予感からシリーズで並んでた三冊とも。
予感的中!
先が気になって1日で読んじゃった。信号待ちの隙間時間ですら読み進めようと本を開いてしまった作品は久しぶりかも。
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千野作品を読んでいこう・・
入り婿侍シリーズ始まりの本。
先に、出仕秘命を読んでしまいました。
その時にはすでに、主人公角次郎は商人になっていました。
こうなったいきさつから一つづつ確認出来、読み続ける面白さにハマってしまいました。
武家の出で剣の腕が強く、仲間も頼もしく痛快です。
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2017.10.13読了。相手が寅造だったからかもしれないが、当時は岡っ引でも役に立たないから自分で探すことに躊躇なかったのだろうか?武士といえど一般市民の割に聞き込みとかしっかり捜査できてるなと不思議に思った。当時はそんなもんだったのだろうか?角次郎の母の彼に対する行動や言葉は意外だった。母側からしたら兄だろうが弟だろうがかわいい息子であり当たり前なのかもしれないが、物語は角次郎目線で描かれてるからそう思ったのかもしれない。当時の弟の立場を考えたら卑屈にもなるだろうに角次郎はよく良い人に育ったな。商人になった角次郎が言葉遣いや話し方を改めていくのを読んで武人から望まずして平民になった別の本の主人公を思い出した。別の本といえば同じく江戸を舞台にした本でお万季のように筆跡を真似る技が物語の重要な要素になってる本があったなぁ。コピー機が無い時代に版で複製しないような手書きの文字を真似できる特技は存外重宝されていたのかもしれない。結構敵側の様子が小出しではあるが出てくるため主人公達はホッとしていたりしても暗雲立ち込める感じは消えないので読んでいてそわそわした。装丁は…んーなんか微妙。タイトル近くに書下ろし時代小説ってあるのもなんか微妙。裏表紙にあるあらすじもなんか微妙で内容は面白いのに外側で損してる感じがする。
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春米屋の養子に入った旗本の次男角次郎、苦労は覚悟の上だが想像以上に問題が、更に義父の思惑と、問題を抱えた若妻、
陰湿な競合相手?と闘いながら米の買い付けに、資金繰りを急いだ義父は敵の罠に
妻の機転で乗り切るが、手先は相手に惨殺
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作者も知らずあまり自分で選んで読まないタイプの本。でもドキドキハラハラあり、関東の地理と商業の知識も得られて、グイグイ惹かれて読み終わった。それにしてもシリーズ本の数が多いことに今気づき、果たして全部読めるか不安。
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千野隆司さんのシリーズ。
今回も物語の中には江戸の経済という情報が豊かに織り込まれている。
跡取りの嫡男の他は、部屋住といい、婿の口がなければ
一生仕事にもつけないそんな身分。
たった1年の違いでも兄は兄。
角次郎は、ゴロ月に絡まれていたつき米屋の大黒屋を助けた。荷物の米の産地まで言い当てた角次郎に興味を持った主人の善兵衛は、今で言うアルバイトに雇う。
大黒屋の敷地を狙う大きな米屋の陰謀で次々事件が起こる。
角次郎が気に入った善兵衛は娘の婿にと。。。
ドキドキしながらの1巻目。
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旗本の次男角次郎が婿入りしたのは夫婦と一人娘、小僧一人という小体なつき米屋。だがその娘はある事件が元で口がきけなくなっていた。そしてまた店も立ち退き話を断ったことが元で陰湿な嫌がらせを受けるようになっていた。角次郎は店を守ることができるのか、またなかなか馴染んではくれない妻とも馴染む事ができるのか。
さっぱりとした気性の角次郎に好感がもてる。剣の腕も良く、また友人が同心であることも心強い。終盤、これから手強いライバルになるだろう侍も登場し、続きが楽しみ。
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武家の次男から米商人へ婿入りし、商売への妨害や闇米事件に巻き込まれて行く。
家付娘の嫁にも過去に大きな傷があってと問題山積みなシリーズ。
出世商人の文吉とはまた違った身分、生立、性格の主人公が楽しみです。