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前半は魚住の過去につながるお話。まあまあ濃いというか重い話。
シフォンケーキをみんなで食べる話はなんてことない日常の1コマなのに、鼻の奥がつんとしてしまった。
個人的にこの巻では「彼女のwine,彼のbeer」が1番刺さった。ただのうざい女の子だと思ってごめん安藤さん。
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「だって、疲れるでしょ。無理してたら」
「疲れるけどね、確かに。自分では上手くやってるつもりだったのに」
「自分の思った通りにやんないと、だめだよ」
「だってさ、そんなことして最後どうなっちゃうか知ってる?」
「あのね、最後はね、」
「最後は死ぬの、おれたち」
(※ところどころ中略)
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いくつもの死を見てきた魚住の言葉には嘘がなくて、でも決して諭すとか説教じみた重みもなくて、ただただ、そうだよなあ…と思わせるのが不思議。
久留米も魚住も(周りの彼らも)お互いの気持ちに気づいてそうで気づいてなくて、いやでもほぼ分かってるじゃん!?みたいな状況だけど、魚住の性格を考えると進展は早そう。
課題(?)は久留米だけど、どうなるのか続きを早く読みたい。
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すぐさま2巻を読む。
シフォンケーキの章がとても良い。
自分の誕生日がはっきり分からないなんて悲しい部分もあるけれど、「みんなでシフォンケーキを食べるのがなんかいい」と思った魚住に嬉しくなった。
久留米と魚住の距離感をもどかしく思うけれど、もっとモダモダしていてほしい…!とも思ったり。
魚住はまだまだ暗い過去を抱えているんだろうな。この先どうなるんだろう。
早く続きを読みたい。
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おもしろくないわけではないんだけど、サクサク読んで何も覚えてない内容の薄さ。
いや、間を空けて読んだのも原因だとは思うけど。
貴史くんキャラ的には嫌いじゃないけど、何がしたかったのかあんまり共感できなかった。
こう、もう一歩掘り下げたり踏み込んだお話がほしかった。