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森博嗣
すげ〜良い。
何回も読み返したい。
ホントにすげ〜いい。
思考を育てる100の講義
明日死ぬとおもって行動し、
永遠に生きられると思って考える。
人生は確かに競争だ。
それは、主に自分と戦う、という意味である。
子供の時に準備をして、いつの間にか社会に飛び込んでいる。
とにかく泳ぐしかない。
そして、何の競技だったのかは、死んだ時にぼんやりとわかる。
嫌々でもやっていれば、頭が回転するし様々な副産物が生まれる。
考えてみたら不思議だ。
歩く程疲れるのが、物理的というか肉体的な傾向のはずなのに、実はこの逆に感じられることの訪問が多い。
しかも、ほとんどのチャレンジにこれは共通している。
やり始める前が、最も道が険しく見えるのだ。
ときどき、自分は何を作り出しているか、
と考えてみよう。
「最近の村上春樹って、どうなの?」
みたいなことを、普通の高校生が言ったりしているのである。
とても微笑ましい。
失敗したときの引き際というのは、たいてい誰でもよくわかる。
難しいのは、成功したときの引き際だ、
つい、やりすぎて、遅れてしまうだろう。
それに、勢いづいているものを止めることも結構難しい。
優れたリーダーかどうかの差がここででる。
得意不得意というのは、
他社との関係性で決まるものである。
よく燃えるものは、早く消える。
燻っているものは、長く燃えている。