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戦うことを許されていない自衛隊がアフリカのソマリア国境付近で遭遇した危機
自衛隊第一空挺団の殲滅を狙って次々に襲い掛かる狂気の集団から逃げ切るべく、命を懸けて日本武士が戦う壮絶な男達のドラマ
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陸上自衛隊が主役の冒険小説。有りそうで無かったか?
ほぼ全編戦闘場面が続く。特に4章めは迫力満点で興奮。
そして泣ける。
贅沢を言えば自然との闘いがあればなお良し。
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ソマリアで救助活動を行っていたはずの陸上自衛隊が、現地の女性を保護したことがきっかけで戦闘に巻き込まれてしまう。
最初から最後まで、ほとんど息をつく暇もない戦闘シーンの連続。
その間に差し込まれる、人間関係の確執のエピソード。
読み始めた時の意図とは別にとても楽しめた作品でした。
集団的自衛権、特定秘密保護法などについて掘り下げて考える機会になるかと思ったけど、そこまでではなく。
雰囲気もあまり重たくなりすぎず、エンタメに徹した活劇という感じ。
読んでいて、映像が浮かんでくる。
土漠の花、ソマリア から、ワリス・デイリーのデザートフラワーを連想したが、参考文献に入っていた。
期待していた内容とは違ったけど、久しぶりに手が止まらず、一気読みする快感を体験。
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とても良くできた冒険小説。
世界的に広まっても良さそうだけど、自衛隊員の迷いについてわかってもらえるかなぁ。
クライマックスの一連のシーケンスはとても日本人好みって感じですね。
この作者の小説は、これが最初だけど、他の作品もたのしみ。
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ジプチに駐屯する自衛隊が戦闘に巻き込まれる物語。最初から最後まで戦闘シーン満載で、ハラハラドキドキ、メチャクチャ面白い。数年ぶりに、ほぼ一気に読み切ってしまうほど没頭した一冊。
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自衛隊好きなので読んでみた
自衛隊員も普通の日本人なんだから
戦いたくないだろうなと想像する
エンターテインメント性の高い読み物になっているけど
ちらちらと覗く現実に胃の底あたりがギュッとなる
かなり涙腺が弱い自分が泣かなかったので
男泣き小説ってわけでもないなーとオモッタ
でもおもしろかったです
星はすんなり4つ
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嫌悪感が残った。
人が死にすぎ。
自衛官云々はあまり関係ないし(リアリティが感じられなかった)、途中はただのシューティングゲームを見てるようだった。
見ず知らずの異国の女性のためという動機づけも腑に落ちない、というか納得いかないし。
自衛官じゃなくて架空の国の戦闘モノでよかったんじゃない?
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これから起こりうる、もしくは既に起こってるかもしれない。友愛とかほざいてるどこぞの人にも読んでもらいたいね。
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2015年本屋大賞第5位
ソマリアの焼けた茶褐色の土と乾いた熱風を感じさせる。
謎の女性アスキラと墜落ヘリの捜索にきた日本の陸自が出会うところから話は始まる。
話のスケールはそれほど大きくないが、兎に角、描写がリアル。
戦場の凄惨さもそうだが、そこで戦っている人達の背景、心理までしっかり描かれている。
望んで戦っている人は一人もいないんだと改め思う。
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ソマリアへPKOで駐屯した自衛隊のうちある部隊が、現地のある部族の女性を保護したことで、現地の戦闘勢力からの攻撃を受ける。
面白かった。いろいろ癖のある隊員たちを良く描いていて、いろいろな心の葛藤がすごい良かった。
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面白かった。
が、考えてみれば、自衛隊を主人公としソマリアを舞台にした脱出活劇にすぎず、練度に違いはあるのかもしれないが、犠牲者数が10対1くらいに違うのは現実味に欠けるように思う。
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遠く日本を離れた多くの地域で海外派遣されて、後方支援に従事している自衛官の皆さんを尊敬したい。
そんな自衛隊・自衛官がテロに巻き込まれたら・・・
仲間が負傷しても応戦できないのか戸惑う彼ら。
戦況が悪化する中、次第にわが身・仲間を、テロに襲われる国の人を救うために戦いを決意し、過酷な状況下であらゆる策を即断即決しなければならない。
具体的なストーリーは是非、皆さんにも一読して頂き、日本の立場はどうあるべきかを考えてもらいたいと思う1冊でした。
日本もIS国のターゲットとされている今、遠い国の話として、我が国には関係のない話と言っていられない事実が既に起こっていることを真摯に考えてほしいです。
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いやー、泣けた。「闇に香る嘘」に続き、連ちゃんで5付けちゃう。何でこの本を知ったのか既に覚えてないけど、読んで良かった。公表されないけど、こんなこと実際にあったんじゃなかろうか。ほんと、戦争って。地下資源をめぐる争い。欧米から入ってきた銃器。手榴弾とか地雷とかピストルの類とか、実名?で書かれててほとんど読み飛ばしたけど、こういうの、好きな人もいるんだろうな。奇しくもイスラム国の人質問題。場所は違えど悲劇は世界のどこかで続いている。しかし、いくら訓練してるからって、日本の自衛官はこんなにも優秀、勇敢なものだろうか。もっと津久田みたいに怯える人間が出てきても不思議じゃない。このチームがたまたま素晴らしかったんだろうか。いじめのくだりは本当にありそうだけど。ほんと、こういう奴らはどこにでもいる。ほんと死んでしまえばいいと思う。
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一難去ってまた一難。一息つく暇もなく、一気読み必至。と思いつつ、後半、あまりに多くの人が死ぬので、現実味に欠け、失速してしまいました。
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2014このミス6位。
個人的には、冒険小説は描写がわかりにくく
好みではないが、この本は読みやすかった。
圧倒的なスピード感が心地よかった。
結末も現実感があり、自衛隊の立場の難しさを考えさせられる。
戦地にいるのに戦ってはいけない現実はやはり不自然なのかもしれない。