投稿元:
レビューを見る
圧倒的なスピード感にのまれるように一気読み。
最後の日本政府とのやり取りに、もう少し踏み込んでほしかったなと思いつつ、もしかしたらこの対応が一番現状に近いのかもしれないとも考える。
ソマリアへの興味関心を促すきっかけになった良作。
必要なのはいつだってその場に向き合う力。
投稿元:
レビューを見る
どんどん死んでしまうところが苦手で、私の好みではなかった(すみません。わかっていたのに読みました)。
それを割り引いても、
それほど深い話にはなってなくて、☆3つ
だったところ、
最後の化石的なおきまりでマイナス1の☆2つ、
にしようかと思った。
投稿元:
レビューを見る
最初から最後まで自衛隊vs武装集団の壮絶な撃ち合いのため後半は少し飽きるが、緊張感・臨場感が鮮明に伝わってきて面白かった!
極限状況の中での判断力、行動力、精神力が凄まじく、自衛隊として必死に使命を果たす姿がカッコいい!!
生きるために殺す、生かすために死する…非常に重いテーマだった。
投稿元:
レビューを見る
ソマリアの国境付近で活動する陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。
そこに命を狙われている女性が駆け込んだ時、自衛官たちの命を賭けた戦闘が始まった。
1人の女性を守ることは自分達の誇りを取り戻すことでもあった。
極限の状況での男達の確執と友情。
次々と試練が降りかかる中、いきて帰ることはできるのか?
一気読み必須の日本推理作家協会賞受賞作!
投稿元:
レビューを見る
あらずじ
戦場で孤立した小隊が基地へ帰還するためにサバイバルする物語。
舞台はアフリカ。民族闘争や政治背景からテロリストから女性を救い逃げる自衛隊を描く。
感想
戦場のリアリティーがかなり伝わってくる。おそらく、火器や戦術の描写が緻密だからだと思われる。
個々のシーンはどこかの映画や小説で描かれ、見覚えがあるような気にもなるが、リアリティーがある為、そのシーンさえも息をのんで読むことができた。
投稿元:
レビューを見る
いやぁ、久しぶり?にハラハラドキドキ。
ソマリアの士族の争い、イスラム過激派、そんでアメリカの思惑が絡んで、翻弄される自衛隊。
ま、自衛隊というか、日本って国の在り様を考えさせられるわな。
安倍政権...心配になるわ。アメリカに振り回されとるし、かといって民主党に変わったときのようにアメリカから離れると中国とか韓国とかにいいようにされるし...
国際情勢を考えるにもいい本かも。
投稿元:
レビューを見る
2015年本屋大賞ノミネート作ということで図書館で予約し、やっと読むことができました。
アフリカ・ソマリアでの海賊対処行動に従事するため、当地にやってきた陸上自衛隊第一空挺団。墜落ヘリの捜索救助に当たって野営をしているところにある女性が逃げ込んできたことから壮絶な戦いが始まる。
全てにおいて圧倒的不利な状況、そんな中、次々に仲間を失いながらも仲間を思い行動する隊員たちに感動しました。
投稿元:
レビューを見る
本屋大賞ノミネート作品ばかり読んでるから、外れがないのは当然だけど、今回も楽しめた。話題のソマリランドを舞台にしている点も面白い。
投稿元:
レビューを見る
かなり壮大なストーリー
自衛隊の海外派遣範囲拡大や憲法改正とかいう話と全く無関係に単なるフィクションと考えれば、手に汗を握る展開で非常にエキサイティングなものであると評価できるが。
考えすぎなのかなと思うが。
しかし、現実の自衛隊員が訓練を受けているとは言え、こんなことはあり得ないだろうと、そこだけはリアルなフィクションであることは間違いない。
投稿元:
レビューを見る
友人にすすめられて読んだけど、かなり面白くてページをめくる手が止まらなくてあっという間に読み終わった。
戦争、内紛の厳しさ、過酷さはもっと酷いものだと思うけどそれでも物凄くリアリティーがありました。
中古の日本車が、戦地で活躍しているというのに少しガッカリです
投稿元:
レビューを見る
❗️ネタバレあり❗️
行方不明になったヘリの捜索活動のはずだった、戦闘を予期してもいなかった自衛隊員たちが、民族紛争と石油利権と非戦の建前の間で、生き延びるための闘いに巻き込まれていく。
登場人物それぞれの心、家族、想い、またそれがそれぞれに、ささやかに輝く美しさ。
対極にある残虐、強欲。
ラストで、『自衛隊員が戦闘した』『闘いの中で死んでいった』ことを、政治的に『無かったこと』にされてしまう構図に涙。
安保法案がなし崩しに成立してしまったら、派遣される自衛隊員は…ということを考えずにいられない。
投稿元:
レビューを見る
一瞬にして平和な日本とはかけ離れた世界に連れていかれた。それからは、喉が渇いて、乾いて、不快な砂を噛みしめながら、ただ今だけを考えて、一瞬も油断できないと気持ちを張りつめたまま、早く終わらないかと望み続けるような気がする本だった。
唐突に始まった戦闘は、わけもわからないままにどんどん悪化していく。生きていくために成すべきことをしたのだと思うが、だけど、こんなにも殺伐とした世界しかないのかと思う。
血が砂の上に花にように広がっていくのが、あまりにも鮮やかで怖かった。
投稿元:
レビューを見る
まるで映画を観ているような、壮大なストーリー展開です。
ストーリーの巧みさ、展開の早さを支える、見事な文章力。
全てが揃っての、物語の面白さです。
予測のできない展開に、わくわく、はらはらしてページをめくりました。
自衛隊員たちが、これでもかというピンチを乗り越えていきます。
文句なしに面白く、考えさせられる小説です。
投稿元:
レビューを見る
途中断念…。
最初から過酷すぎて、疲れどっぷり。
スピード感があり、どんどんページをめくってしまうが、
今の心理状況にはこのヒリヒリ、ハラハラは
受け入れきれません。
投稿元:
レビューを見る
ソマリアで捜索活動をしていた陸上自衛隊第一空挺団が、1人のソマリア人女性を保護した事から紛争に巻きこまれる。仲間の死、不信感や絶望、自己犠牲。なぜ助けが来ないのか?最後までジェットコースター並に展開が続き最後は…アメリカンスナイパーを思い出した本。