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面白かった。
ページもそれなりにあったのでじっくり読んだ。
全ての物語が繋がる様、終盤にかけてての盛り上がりが素晴らしい。
ノンフィクションというのは俄には信じ難いが、これがそうだと思うと妙な怖さを感じる。
実際どちらであっても面白いく、怖く、切ない。
怨恨とは恐ろしいものではあるけど、
それと同時に切ない背景もあるのかも知れない。
でもやっぱりあいつが車から顔出して叫んでるシーンだけはおもろすぎる。
何回考えてもおもろい。
郷内先生の性格もめちゃくちゃ好きだ。
ここ一年のベスト小説。
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郷内心瞳さんの拝み屋シリーズの中でも一番怖い体験がこれではないかというもの。
長編で読み応えと一気読みしてしまう本。
夜の読書は眠くなってしまうのに深夜まで止まらなかった!
和風ホラー要素と、自分の感性が「気持ち悪い」と反応してしまうおこない。
そこの空気を自分も吸っているかのような気になってくる。だんだん話の接点を気づくとさらに興奮しました。
ホラーの一方、良い出会いはキラキラと著者の心に残っているんだなぁという印象もまた残った。
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過去一怖いです…((((;゜Д゜)))
『拝み屋』さんが語る実話怪談集第2弾!
『拝み屋』という仕事は、本来大変地味な仕事を淡々とこなす傍ら、一万分の1、十万分の1の確率で『例外』にぶち当たることがあるという…(-_-;)
著者は12年という決して長くない期間に、この『例外』を体験した。
前作『怪談始末』のラストにあった『ある人形と花嫁の話』『花嫁を見る』を書籍化したもので、この話を書こうとすると何度も何度もアクシデントに見舞われたらしい…( ´ㅁ` ;)
そんな前作のエピローグから、今作を読むのにかなり勇気がいった。
怖い……。
今作のプロローグにも「これまでの間、語ろうとするたび、あるいは記録に書き残そうとするたび、様々な怪異や変事に見舞われ全容開示をことごとく妨害され続けてきた——」とある。
こ…怖い……。
読む前から怖い理由のひとつが『実話』だということ。
ただ、この本、構成が非常に秀逸。
『実話』ではなく『小説』だったとしても、めちゃめちゃおもしろいです!!
読む手が止まらず、ほぼ一気読みでした。
とにかく先が気になって気になって仕方ない。
『母様の家、あるいは罪作りの家』
『花嫁の家、あるいは生き人形の家』
の2篇で構成されていて、連作短編が収録されているのですが、特にこの話が怖かった!!
とかではなく、全部通して怖い…。
タイトルもなんだか実話怪談っぽくなくて、センスいい.☆.。.:*・°
今まで私が1番怖いと思う作品は三津田信三の『のぞきめ』だったのですが、……すんません、『拝み屋郷内 花嫁の家』が1番怖い作品に君臨しました…(-_-;)
怖かった…面白かった…
シリーズ全部読みたくなった…
怖いけど…あぁ…面白かった…(しつこい)
【拝み屋郷内シリーズ】メモ(`•∀•´)✧
1. 拝み屋郷内 怪談始末
2. 拝み屋郷内 花嫁の家
3. 拝み屋郷内 逆さ稲荷
4. 拝み屋郷内 禁忌を書く
5. 拝み屋郷内 来たるべき災禍
お盆に怖さ倍増!!
ホラーで恐怖を味わいたい方、超超おすすめです!!