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少しでも目の障害を軽くしたいと、
以前借りた、『黄斑変性・浮腫で失明しないために ―わかりやすい最新治療―』
http://booklog.jp/users/heart-place/archives/1/4788714469
に引き続いて図書館で見つけたので借りてみた。
借りてから知ったのだけど、
もともとは月刊誌『健康』の記事を再編集・加筆・修正したものだと言う。
そもそも『自分で治せる』と言うフレーズに不信感。
最初は有名な眼科医やクリニック院長の記事だけど、
だんだん怪しげな美容コンサルタントとかの記事とかで、
中には水分は腎を弱らせるので『1日1Lまで』(64ページ)と言いきる者もあれば、
水分は十分に『1日1.5から2L』(75ページ)取るようにと勧める者もあり、
記事の内容に一貫性が無い。
読者はどうしたら良いのかと不安になるだろうに。苦笑。
また、『私は~と思います』と、
なんのエビデンスも無い内容を平気で書いているのも腹立った。
本当に失明を恐れて苦しんで、
藁をもすがる患者に対して、
表紙の『自分で治せる』と言うフレーズが、
薬事法違反ぎりぎりでは無いかとすら感じた。
治せる訳無いじゃん。
手術以外に。
『少しでも良くなるために!』ぐらいにしときゃいいのに。苦笑。
中盤から記事の書き手の名前を、
各章の頭に書いてある病院名と確認して読むようになった。
→結構、治療院とか聞いたことの無い協会とかもあった。
前述の『黄斑変性・浮腫で失明しないために ―わかりやすい最新治療―』の本が
いかに良心的か、科学的かと感じた。
・・・ってか、
そもそも元々の月刊誌にそれほど期待してないしね~。
『ゴシップ週刊誌の記事がでたらめだー』って、
怒るのと同じかなと。苦笑。
○市立図書館蔵