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文章は平易で読みやすいものの、不思議な設定に対しての気づきやオチがイマイチで、「結局なにがかきたかったの?」という作品ばかりだった。
タイトルまんまの展開の『惚れグスリ』は普通に気持ち悪くて不快だったし、『彼女ロボット』も女性経験のない男がかいたみたいなイタイストーリーだった。全体的にお話の展開が稚拙で、ターゲットの読者層は中高生くらいかなという印象。
ぜんぜん面白くなかったです。
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最近「タイムマシンでは、行けない明日」を読んで、この本も読むべし!ということで購入(古本だけど)。とても期待度が高め。若干ファンタジー系の7話が収録され、登場人物もつながっていたところは素晴らしい。自分のお目当ては前作と関連する内容。「過去ミライ」は、過去を変えようとする女性主人公がタイムトリップする。でも若干ストーカー的で怖かった。「惚れグスリ」きたーーーこれこれ。長谷川さんがどうなっちゃったの?と興味津々。ん?若干、田中に対して冷たい感じ。丹羽を忘れていないからかな?それにしても人物描写に違和感。③
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超能力や、タイムマシンのような未来の科学技術を用いた短編集。全7話。
「友達バッジ」
小3のぼくと哲っちゃんは、秘密基地を作ったり探検をする遊びが好き。クラスメイトは野球やサッカーをやるようになったが、ぼくらはかわらず探検ごっこ。でも、ぼくは少しだけ、野球やサッカーをやっている、幼稚園の頃の幼馴染達のグループに憧れている。たとえ彼らに暴力を振るわれ、虐められていたとしても。
ある日、近所の仲良しのお兄さん、田中くんが誰とでも友達になることができるという「友達バッジ」をくれた。
「恋人ロボット」
夏休み開け、大学構内で彼女の美歩ちゃんといると、同じ部活の永野が話しかけてきた。長野は女と一緒だった。夏休み前には彼女はいなかった。よくよく周りを見ると、男は皆グループで集まらず、個々で長野の女みたいな彼女を連れている。
この2話が好きです。
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「熱いイシ」と「恋人ロボット」が良かった。
「熱いイシ」
長い付き合いで、最近相手の気持ちがはっきり分からない。もう自分の事は好きじゃないんだろうな、別れようかなと思ってるところで起きる単純で純粋な反応。良かった。
もう自分の事は好きじゃないんだろうなって思うところが切なかった
「恋人ロボット」
最近、みんなロボットを自分の恋人にしている。自分の思う通りの事しかしないロボット。確かにいいかもしれないけど、予定調和ばかりじゃ楽しくないんじゃないだろうか。でも癒しにはなるかも
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ロボットやタイムマシン、超能力など盛りだくさんの7つの短編連作集。
1編が30ページ程でどれも読みやすく、あっという間に読了。
「友達バッヂ」が一番好きだった。サトシがちゃんと大切な事に気付いてくれてよかった。