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期待が大きかったかな。なぜアオがそこまでワインにこだわるのかが、順に明かったになって行き、そこはとても苦しく悲しい過程なのだけど、なんとなくうーんという感じ。映画を見たらまた印象が違うのだろうな
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北海道を舞台にした、ワイン作りをする兄と、麦を育てる弟、旅を続ける女性の織り成す、生き方を見つめなおす物語。
今までの生活を捨てて旅をするようになった女性:エリカの行動・気持ちにはハッとさせられるものがあった。ワイン作りをするアオにも、弟のロクにも、その他の人物にも想いがこもっていて、あっという間に読み終えました。
あと、食べ物や食事の描写がよかった。お腹が減りました。いい物語だと思います。映画化されるみたいですが、観てみたい気がしてきました。
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全体に不協和音が感じられる登場人物たちは、アンモナイトを探して突然現れるエリカを中心に次第にそれぞれの心は響き合い、それぞれの過去と向かい合った行く。
エリカの料理もロクのパンもおいしそうで、空知の時間はゆったりと流れているように感じる。
しかしアオの態度や心の変化は不自然で、母に助けを求めるエリカも安易すぎる。
作品に流れる空気は嫌いではないが、すべてをスマートに描きすぎて上滑りしているように感じる。
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んー、、、悪くはなかったけど、とても好きというわけでもないかなぁ。
話の始まり方、ガムシャラになれないことへの虚無感のような感じなど、冒頭の流れで気になってしまいは購入したけど。
んー、さらっと読めていい感じだけど、なんか主人公の女の人が色んな国に行ってるのとか、設定がストンと落ちなくて、読みにくさを感じる部分があった。
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うまい文章ではないのかもしれない。
ところが、この土くさい文章にいつの間にか引き込まれ、鷲掴みにされる。
これはおそらく、作家の持っている考え方、感じ方、こういう世の中であってほしいという強い願いが伝わるからではないかと思った。
生きること、
生きていること、
をこんなにも肯定するのは
もしかしたら、エリカ以上の深い悲しみが作者にあり、そこを乗り越えるために書いているのではないかとさえ感じる。
深い悲しみをそのまま作家が書く日が来たらそれも読んでみたい。
とにかく、この本はオススメ。
癒される、とか、ほっこりする、とはちがう
自分の人生を肯定したくなる一冊!
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不器用にまっすぐ。
譲れない気持ちと大切に思うあったかい気持ちに
きゅうって胸が苦しくなった。
それぞれ生きていると誰かしらとつながりがあってそれは断ち切れないものもある。
家族なんかは本当にそう。
同じところで同じようにごはんを食べていても、どうして性格はこんなに違うんだろう。
だからぶつかって、だから面白い。
誰かを失くしてしまう前に、ちょと立ち止まって心を柔らかくしていこう。
土臭いワイン、飲んでみたいなあ。
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映画を観る前に読んでいました。映画では、言葉として語られていないアオやロクの交錯する思いを小説で汲みとることができます。
しあわせのパンとは異なるテイストに少し驚きましたが、より現実味を帯びていると思います。
ぜひ映画を観た方は小説を、小説を読んだ方は映画を観ていただきたいと思います。小説にはない、映画でのエンドロールのアオの表情と音楽にぐっと迫るものがあります。
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後半、心が苦しかったなー
全てを受け入れる苦しさが。
受け入れても心は痛みを忘れないから、前を向いて歩いても時々くじけるよね。
前向きに進もう!って思える作品だと思ったけど、私は何となくせつないまま終了。
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みしまさんの小説はじめて読んだ。
しあわせのパンは映画のみだったけど、こちらは小説のみ。映画はあんまり評価よくなかったからまだ見てない。
心地よい文章だった。わたしはわりと好き。
そして装丁のデザインがほっこりかわいい。これにまず惹かれた。。。
夜にみんなでお酒飲んだり美味しいもの食べたり。っていうところが、いいなぁー・・ってじんわり思った。
食べ物がおいしそう。
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“折り合い”をつけ続けて生きてきたエリカは恋人との結婚の話が出た時に不快感を感じ、アンモナイトを掘りに各地を旅する生活をはじめる。
エリカが新しく向かった先はソラチ。
葡萄畑と小麦畑の間の土地でアンモナイトを掘り始めたエリカは、土地の人々や小麦を育てているロクと交流していく。
しかしある日、ロクの兄アオが掘るのを止めろと訪ねてくるのだった。
また三島有紀子さんに泣かされた。
「しあわせのパン」は小説より映画の方が好きだけど、
「ぶどうのなみだ」は小説版が好きだなぁ。
ムスブの思いを感じる後半、映画のラストにつながるエピローグはかなり涙流しながら読みました。
映画と違ってエリカ視点で物語は進んでいき、途中ロクの思いが語られていきます。
あぁ、ロクってこんな事考えていたんだね。
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ぶどう・空知・幸せとは
コレは、私のための一冊ではないだろうか。
料理・風景の描写はよくわかり、自分もその場にいるような感覚になった。
最後の話は涙が止まらなかった。
今日はワインが飲みたい。
良本。
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しあわせのパンと同じ作家さん。
ちょっとクセがあるけど、ほっこり感動系。料理の描写は素敵。ワイン飲みたくなってくる〜
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少し現実離れした物語でした。
現実派なわたしは、
エリカは風呂に入らないのかとか、
女性の車中泊は危険じゃないのかとか、
気になる点はたくさんありました。
途中からこの物語の世界観に馴染み、現実味を帯びたことは気にせずふわふわとしたストーリーを味わおうと思えました。
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淡々と進んでいくお話
んー物足りないのとエリカが苦手かも
内容は分かりやすいけど深みがもう少しあっても良いかなと個人的に思いました。スラスラと読める本が好きな人には良いかも。
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大泉洋さんが好きで観たんだけど、
正直、キャストも知らない人ばっかりだったし
うーん。
ワインの出来は私にはもともとわからない上に
結局よくわからないまま終わった…
結局、音楽とアオの気持ちひとつで
少し出来がよくなった…のかな?
…微妙でした。