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木暮荘物語!
おんぽろアパートに住む住人とそれを取り囲む人々の話し。
3年も音沙汰なかった元彼氏と今の彼氏と奇妙な同居生活をする羽目になった女性。
死ぬまでにもう一度セックスがしたくてしたくてたまらない、高齢者専用デリヘルを頼んじゃう大家さん。
不妊症で複数男性と毎晩、アンアン営む大学生、
その大学生を二階の薄い床から毎晩覗く会社員。
もうね、みんな面白い!
なぜだかほっこりなんだよね。
すべての話に性的要素が隠れているけど決して嫌な感じではないし。
かなりお勧めです!
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三浦しをんの作品だけど、これでもかと下ネタをぶちこんである本書。
アパートの住人各々の結び付きを各々の主人公の目線から描いたのはさすがだけど、三浦しをんならではの爽やかな情熱が感じられず、俺としては評価低
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20141031
最近短編集づいてるなぁ。始まり方がかなりセンセショーナルで一気に入り込んだ。性の話が多くてちょっとびっくりするけど、
なんか穏やかな話なので無理せず入ってくる。おじいちゃんの浮気がなぁ。。男は何歳になっても。。ってやつか。
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本の帯に小泉今日子が「あぁ、私はこの物語がとっても好きだ。」ってあったので買った本。 うん、とっても良かった!
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201411/設定やキャラだけを考えると、読後感が良くないものになりそうなのに、作者ならではの世界観・描写で、登場人物達に切なさ・いとおしさを感じさせる稀有な一冊。
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最近本から遠のいていた私だけど、三浦しをんの文庫新刊が平積みになっていたから思わず手が伸びた。全体を通して性がテーマになっていて、そこが私は少し苦手だった。20141101
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ボロボロのアパート、木暮荘を取り巻く、少しずつ変わった人たちの連作短編集的な一冊。
それぞれ少しずつ突飛なことが起こっているけど、ちょっと変わった日常を切り取っている感じ。
割と好みな一冊でした。
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節度や礼節を大切に生きている人間だって、まだまだ数多く残っている。
みなが開放的になったとか、そんなわけない。
すごく不愉快。
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有名人がオススメということで読んでみました。
きっとおもしろいんだと思うんだけど、性の話が苦手なので…
そっち方面の話ばかりで、登場人物の誰にも共感できなくて私にはあわなかったかな。
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何と言っても小田急線世田谷代田徒歩5分の立地条件が羨ましい。あー、駅近に住みたい(笑)ただ、アパートはボロで性に対して異常に過剰か欠落かの両極端な住民ばかり。だが…みな悪人ではない。妙な性癖や妄想を持ちながらも実に常識人で優しさを持ち合わせてるから厄介でいじらしい(笑)直面したらドン引き確実だがこれも有りかと肯定できそう。
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前から読みたいなーと思っていた作品。静かで淡々としてるんだけど、なんか心があったかくなる感じでした。
三浦しをんさんは守備範囲がひろいなぁと改めて感じました。
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おんぼろアパート、木暮荘。その住人と彼らを取り巻く人達の群像劇的な連作短編集。
ずっと音沙汰無かった元カレに振り回される花屋の店員さんと今カレ。
死の間際の友人の言葉に感化され、どうしてもセックスしたくなった大家のおじいさん。
駅のホームの柱に不思議な突起を見つけ、なぜかヤクザ風の男と仲良くなったトリマー。
旦那の浮気を疑い、彼の淹れる珈琲が泥の味に感じる花屋の女主人。
階下の女子大生の生活を覗くことにハマってしまったサラリーマン。
あえて覗かれるがままにしていた、ある身体的な秘密を持つ女子大生。
花屋の店員さんを守るためにある行動を取った、火曜日に必ず薔薇を買いに来る女性。
それぞれが主人公になった時、脇役としての登場時とは全く異なる印象を読者に与え、
発見や納得を促したり誤解を解いたりしてくれるのは本当にうまいなと思う。
自分の視点だけで人や物事を見た時って、分かることはきっとほんの一部なんだよね。
ただちょっと、いや、かなり残念なのは、全部セックスが絡んでくること。
それなしでも十分に読み応えのある物語が書けただろうに。
また、これもテーマなのかってくらいに取り入れられている割には、具体的な描写が
ほとんどないというのもなんだか中途半端に感じた。
三浦しをんさんの著作では、『風が強く吹いている』『仏果を得ず』が好きだけど
それら以外はなかなか個人的にヒットしないなぁ。
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短編だけど、すべての話が木暮荘を中心に繋がっています。
あっさり軽く読めるのに、なんか楽しかった。
ドロドロした話にもなりそうなのに、そう感じさせないのがしをんさんの作風。
個別では最終話の並木くんが、繭ちゃんを見送るところがちょっと切なかったなぁ。
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この木造アパートの、誰もが愛しい。住人に関わる人びとも、同様に。
他人とは何なのか。人との関わりについて、どこまで足を踏み入れていくのか。考えれば考えるほど、私の周りの人々が、愛しくて愛しくてたまらなくなった。
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三浦しをんの「木暮荘物語 」を楽しく読みました。
木暮荘にはちと変わった人が住んでいます。
今彼と元カレの3人で共同生活をする羽目になった花屋の店員、
死ぬ前にもう一度セックスがしたいと願う70代の家主、
複数の男性が出入りする今時の女子大生、
その女子大生の部屋をこっそり覗いている感じのサラリーマン等々。
これだけお膳立てが整えば、ポルノ小説間違いなしと思われるヤツを、
なぜかさわやかにあたたかみのある作品に仕上げている。
それでいて、彼等の人生について何か考えさせるものがあります。
この辺りが作者、三浦しをんの品格がなせる技でしょうか。
彼女の作品は、「舟を編む」、「まほろ駅前多田便利軒」など
3冊しか読んでいませんが、みな面白い作品ですね。
所で、木暮というと私は往年の名女優、
木暮実千代さんを思い出します(笑)
いっその事4、50代の木暮実千代さんを場末のバーのマダムに、
そして、この作品を絶賛している小泉今日子さんを
中学生の子どもをかかえたシングル・マザーに仕立て、
「木暮荘物語 2」という作品を作ってほしいなと思っています。
このアパートにはまだ空き部屋があるはずですから~
あつ、そうそう気に入ったフレーズを書くのを忘れていました。
『なにが、「そんなに話せない」だ。いくつになても男は馬鹿だ
、という説を再検証しながら、繭は黙々と鍋を食べた』