投稿元:
レビューを見る
読書には決まりなどない。
ただひたすらに、好きなように読めばいい。
本や読書はもっと身近でもっと楽しむべきものだと思う。
本や読書をすることに少し疲れてしまった方におすすめです。
投稿元:
レビューを見る
―――本はそのためにある。そのために手を広げて読者を待っている―――
「自分が溶けたら、本だけが残る」と言わしめる著者の読書観。
7年前の新書らしいが、いま出たばかりの新刊と言われてもおかしくないし、はたまたウン十年前の本だよと言われても、違和感がない。いつでもベストな状態で本を読めるようにこちらの読書脳を底上げしてくれるような、本好きがますます本が好きになれるような、そんな一冊。
すごく大切に一行一行噛みしめて読んだ。
しがめばしがむほど…そんな本。
バス、運転手の真後ろの読書のための特等席。
ツン読を恐れて、まともな読書なぞできやしない。
ベストセラーは、本を買うというより「話題」を買うという方が近い。
日刊ゲンダイ 狐のレビュー。
人に本を勧めないし、人から勧められても読まない。
本は自分の読みたいもので手一杯、芋づる式に増えるから。
知識欲。
勉強ができなかった作文の天才。。。
たくさんのひっかかるフックがあって、また本屋に行きたくなる。
ひとまず、片岡義男の日常術に倣った岡崎流電車の旅にでも出ようか。
投稿元:
レビューを見る
ブックガイドが好き。帯にピース又吉さんがいるのも嬉しい。自分自身、今より多くの本を読まないといけないなぁと思う。読みたい。新書やビジネス書などに手を伸ばすきっかけになった本。様々なジャンルの本を読んで、知識を増やしたいと思う。真面目でお堅い内容かと思ったら、著者が意外にも面白い言い回しをしてて、無性に読書欲を掻き立てられた。全てにおいて理解できたわけではないので、自分の読書力を上げてからまた、読み返したい。
投稿元:
レビューを見る
とにかくスゴイ。
今まで、「結構読んでるつもり」だったけど、これを読むと、いかに貧弱だったか分かる。
幅も深さも次元が違う。
もちろんプロの方にかなうハズは無いんだけれど、すごすぎる。読みたくなる本満載の恐ろしい本だ。
投稿元:
レビューを見る
本を読みたくなる。読書のハウツーや書評かと思いきや、思わずぐっとくる著者自身のエピソードがあってそっちの方が印象に残ったり。
投稿元:
レビューを見る
自分の知らない(そして自分が興味を持ちそうな)本なんて、世の中にいくらでもあるんだ!
ってことを思い知らされました。
知らない本がごろごろしてると思うとワクワクする。
投稿元:
レビューを見る
純粋な本好きにお薦めしたい本です。この本を読んだことで読書に対する読み方も、思い直された。更に読みたい本が増えたのも事実。ベストセラーや、面白いと分かってる本とか、話題に乗っかりたいだけで、読書をする人は読んでも感銘を受けないかもしれない。読書をしようと思えば2分だろうが3分だろうが、何処でも読める。著書は積ん読を否定してないところが好きだったりする。
投稿元:
レビューを見る
一行読むごとに共感や発見があるというピース又吉さんの帯の言葉がぴったりの一冊。読書の効能や積ん読のススメ、古書店の面白さなど、読書好きが読むと面白いのはもちろん、普段そんなに読まない人の読書欲をもくすぐるだろうお話がたくさん。こういった「本」の本を読み、読書欲に火をつけてたくさんの本を読むことが読書の腕前をあげさせることにつながると信じ、これからも読もうと思う。
投稿元:
レビューを見る
書評家の岡崎武志が自らの本・読書に対する思いを綴ったもの。2007年に光文社新書で刊行、2014年に光文社知恵の森文庫から復刊された。
著者は、「なるべくほかのことにわずらわされず、ただ本を読むためだけに生きる。・・・『そうだよな、そんな人生もいいな』と思うような人に目がけて」書いたといい、「本は積んで、破って、歩きながら読むもの」、「ベストセラーは十年後、二十年後に読んだほうがおもしろい」、「年に三千冊増えていく本との闘い」、「私のブックオフ攻略法」、「旅もテレビも読書の栄養」、「国語の教科書は文学のアンソロジー」などのテーマで、本・読書に関して縦横無尽に語られている。
様々な本についての書評やエピソードも含まれており、中でも、「およそ読書人と呼ばれる人の本棚に、これがないことはありえない」という『ヘンリライクロフトの私記』(渡部昇一の『知的生活の方法』でも取り上げられている)、「とにかくこの本には度肝を抜かれた。「感動した」という月並みな言い方ではとても及ばない。実際「すごい、すごい」と声に出しながら読んだ」という『エリック・ホッファー自伝 構想された真実』に巡り合えたことは幸運だった。
また、片岡義男の『日常術~片岡義男〔本読み〕術 私生活の充実』については、絶版で、中古本も高値がついていて手に入らないのが残念だが、その中で、片岡氏は「なにかほかの目的がある旅行のあいまに、というのではなく、本を読むためだけの旅行」を推奨しているのだという。また、著者も青春18きっぷを使って日帰り読書旅をしているのだそうだが、なんともいいな、と思うのである。
「本を読むのっていいな」と思わせてくれる一冊である。
(2007年3月光文社新書了)
投稿元:
レビューを見る
1957年生まれ。
年間3000冊の本を積み、
かつて朝日新聞の読書欄も担当した
書評家の 岡崎武志 さん。
恥ずかしながら、存じ上げず
又吉さんの帯で手に取りましたが。
読書の量と質は圧巻。
読みたい本が増えました。
効率よく役に立つための読書より
どっぷり楽しむ読書がしたい人向け。
投稿元:
レビューを見る
共感する点がとても多く、楽しかった。
私は読んだ本は、基本的にブックオフ行きなので、部屋はそれほどひどいことにはなりませんが。
でも気がつくと溢れかえる。。
投稿元:
レビューを見る
愛書狂の著者が、本の読み方を指南する。「そんなの教わるまでもないよ」と思うかもしれないが、中々どうして、自身の経験とその豊富な読書量から出てくる先人の言葉に首肯する部分も多い。本好きなればこそ、読書の無駄を感じ思い知りつつ止められないものだ。その中毒のような感覚を面白く展開しているので、共感してしまうと思う。個人的には、本を読むための旅、ってのに目から鱗だった。
後半は、著者の個人的な読書歴や本探し術になるので、著者のファン以外や、手法を既に確立している本好きにとっては「そういうのもあるな」となるかも。
投稿元:
レビューを見る
新書刊行時に一度読んだので、9年ぶりの再読。特に付け加えることはないが、小学校時代の担任の先生のエピソードはやはり腹立たしい。
投稿元:
レビューを見る
うわー、と声が出てしまいそうになる程の読書好き感が嬉しい。ポジティブな記述も多く、読書の楽しさがビンビン伝わってくる。金持ちにならなくても、本に囲まれ、一日のある時間、それに浸れる余裕があれば良いのだ。移動時間の読書はとりわけ素晴らしい。うーむ、共感!
普段、本好きとは群れないので、趣味友と話すような楽しさ。
投稿元:
レビューを見る
本作でもピックアップされているけど、いわゆる”本の本”。僕もこの系統は大好きです。ここでオススメされている”本の本”も、是非読んでみたいものばかり。で、どんどん読みたい本が増え続けるという(苦笑)。まあでも自分の蔵書は高が知れているので、今のところ、保管場所に困るところまではいっていないんですが。でも時間の問題かな。積読が当たり前とか、実際に足を運んで本を選びたいとか、読んでて大きく頷かされるところも多かった。