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書評家である著者が読書論を綴ったエッセイ。
読書の楽しみ方は人それぞれだし、高尚な文学を読まないと読書好きとは言えない、なんて思わない。
けれど、
読書の世界って奥が深いなぁ、としみじみ思う。
あまりにも自分は読書好きとしてまだまだだったな、と。
共感を得られる部分も、それはちょっと違うかなっていう部分もあったけれど、
なるほど!という新鮮な驚きや、気になる本が一気に増えた収穫は大きい。
図書館で借りて読んだけれど、文庫本を手に入れたい。
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一言でいうと、すっごく面白かった。
積ん読に対する罪悪感がなくなった。
読書の為の旅なんて、すごく贅沢だけれど、いつかやってみたい!!
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読書あるあるとかすごい共感できたし、読書ならではの良さを改めて認識。今まで積読に罪悪感を抱いていたけど、この著書を読んで罪悪感がなくなった。むしろますます積読が増えそう!
後半は著者の読書録だったり古書の紹介。著者と同年代の人はテンションが上がるのかもしれないけど、20代で古書にあまり興味がない自分は、後半は流し読みになってしまった。
でも間違いなく読書欲が増す一冊。
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読書は人それぞれだから、好きな本を好きなように読めばいいと思う。
確かに著者は色んなジャンルの本をたくさん読んでいて、本の知識はあると思うけど、「この本を読んでない人は『読書人』と言わないでほしい」のようなことが書いてあったのにはちょっと不快感。
確かに今「読書が趣味です」って言う人で、近現代文学を熱く語れる人は少ないかもしれないけど、趣味なんだから何を読んでもいいじゃん。
とは言うものの、近現代文学も読んでみたくなった。
読めば読むほどいろんなことがわかってくるし、前にはわからなかったことが、突然見えてきたりする。〜そんなとき、あなたは少しだけ「読書の腕前」が上がっているのだ。
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著者の岡崎武志さんは、本当に読書が好きなのだというのが良く伝わるし、「いくらでもどこからでも読みたい本が向こうのほうから飛び込んでくる。」という感覚、とても共感できる。
著者にとってだけでなく、読書が人格形成に与える影響や人生においてどれほどの彩りとなるか、改めて納得したし、これを読んでまた読みたい本リストに作品が増えてしまった。
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読書初心者なので、著者は知らずタイトルに惹かれて購入。又吉が帯コメント書いてたし。
もっとHow to的な本かと思っていたんですが、読書好きな著者が自分の楽しみ方を語っている印象。正直、読書レベルが高すぎるし、年代も違うので参考にはなりませんでした。。。初心者向けの内容がもう少し欲しかったなぁ。
良かった点は、全く興味がなかった詩がちょっと面白そうと思ったこと。文章の美しさが分かるまでにはまだまだですが、今は小説がほとんどなので、新たな世界に踏み込んでみるのもありかなと思わせてくれました。
ベストセラーに対する考え方も、それもありだなぁと思わせてくれました。今の時代の本は、今読むべきだと思っていたので。(文庫派なので実際は全然今の本読めてないけど)
あと一番いいなと思ったのは、バスの一番前の席(運転席側)で読む楽しさについて。その席ではまだ読んだことないですが、バスや電車で読む幸福感てちょっと分かる。家で読むより捗るしね。
今度バスでその席が空いてたら、座ってみようと思います。
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読書傾向は少し違うようだが、読書に対する基本的な考え方が似ているので、楽しめました。
暇な一日があったら、読書のための小旅行、是非試してみたい。(同じ発想のひとがいて嬉しかった。ただし、自分はまだ実行してないが)
また、本書で紹介されている本、古本屋で探してツン読します。
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ピース又吉の帯に惹かれて購入。彼の文章には軽く嫉妬する。あんな書評が書きたいと思うが、今回は関係なく、岡崎武志という書評家。「蔵書の苦しみ」の人だと後で知った。
年間3000冊を入れ替えると云うから凄まじい読書量だ。いやおかしいだろう。どうやっても読めない。これくらいの人になるとたぶん全部は読まない。見切りをつけてだめな本はさっさとやめるんじゃないか。なんて軽い嫉妬もまじえて考えつつ読んだ。ウラヤマシイのだ。そんなに本に没頭できて。(いや、そんなに読んでてこの人はいつ書いてるんだろう)
勉強が出来なかった少年時代に、本だけは好きで作文を褒められた。その体験だけが筆者を支えて文筆業で生きていく事ができたという。それはなんと幸せなことなんだろう。
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書評集というのでもなく、ただただ本好きの著者がいかに本が好きかを各種の本を紹介しながら書いていくという本。それがもうトンでもなく楽しくて、どんどん読んでしまう。私は読書家では無いけれど、ほんが読みたくて読みたくて仕方がなくなる。
少し距離をおいていた純文学も久しぶりに読んでみたくなった。
とにかく読めば読むほどうきうきするので頁をめくる手がとまらない。
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面白かった!
とにかく、膨大な量の読書をされてきたことがわかる。
冒頭の、「桟橋で読書する女」の紹介で心を鷲掴みにされ、その後はその勢いであっという間に読み進みました。
ここまでの量も読んでいないし、ここまで熱中したとは言えないけれど、著者の話す内容はとてもよく理解できる。うん、うん、とうなづいて読む感じ。
読みながら、幾つかの本を図書館で予約したり、読みたい本リストに載せてみたり。忙しくも、楽しく読みました。
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なんでしょう。
読書好きのおじさんとずっと話している感じです。
楽しかった。本を無我夢中で読みたくなった。
そんな本です。
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2015年の一冊目です。読書についての姿勢というか、考え方が少し楽になりました。仕事に役立てるためだとか、ものの考え方を深めるため、といったような堅苦しいことはヌキで、単に読みたい本を楽しんで読めばいいじゃない、ってアドバイスしてもらったような気がしました。
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本の世界がいかに楽しいか教えてくれる、マニアの解説本かと思いきや、この本自体が面白い読み物になっている。
知識人はたいていテレビを蔑視するが、岡崎氏はNHKのテレビ番組に魅了される中で自分の知識不足を思い知らされ、そこから本を探し始める。
説教くさくないし、自由に本を面白がっている。実に楽しい。
この本をきっかけに、読書のペースを上げてもっと読書を楽しんでいきたい。
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面白かった。
岡崎さんの本は結構読んでいるが、やっぱり面白い。岡崎さんと話をしている感覚で読み勧める。
読みたい本が沢山出てきた。
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この本売らないなあ。本への愛がいっぱい詰まった本の読みかた本。「桟橋で読書する女」の描写にすっかり首ねっこつかまれ だーと読んだ。とくにチラチラ子ども向けがあがってきて幅広く参考になる。
頭はよくないけど本は読んできた とか 本を読むばかりで考えてこなかった…なんて書いてるけど 言葉のはしばしに気取らない人柄がにじんでいる。