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逆転したいと思い購入。
この手の本はネタとして、そして自分の教養として身になるから良い。
英語の名詞と動詞の使い方について説明している。非常に分かりやすい。
定型訳語から脱却を…筆者は「発想」を、というが、ネイティヴが持つイメージをこちらがイメージできるか、イメージして使えるかがポイントなのだろう。
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yes no のことはもちろん知っていたが、冠詞の発想、進行形や完了形の考え方など、前々から疑問だったのでうれしいし、面白い。なぜ主語がsubject(従属)なのかも私的にツボ。ただ、構成をもう少し整理してほしいかな。
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名詞(普通名詞、代名詞)、動詞(時制)を取り上げ、英語の発想を開設する本。
大西泰斗さんらの『ハートで感じる英文法』のような感じもあるけれど、もっと詳しく説明されていた。
時制をグラフに描いて説明されていくと、わかりやすい。
そうしていくと、今度は日本語の時制がどうなっているのか気になってくる。
本書にも、英語を学ぶために日本語を考える必要が力説されていた。
ただ、日本語の方については、まだすっきりわかった感じがしない。
そこはやはり、日本語の専門家の本を読まないといけないんだろうな。
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書名に「逆転の」とあるが、要は「日本語訳からの発想に惑わされない英文法解説」という内容の本。
といっても新書なので英文法を広範にカバーできるはずはなく、
・冠詞の用法
・動詞の時制
・その中でも特に完了形
という3つに絞って解説を試みている。
この3つについて迷いの無い英語上級者には不要の内容だが、どうも腹落ちしない部分を継続して持っている人にはなかなかお勧め。
例えば、英語上級者ではない私が最近迷っていたのは過去形と現在完了形の区別。
emailで「日本からこういうメールが来ています」と相手に伝える場合、あれ?
I have received an email that~
だったかな?
I received an email that~
だったかな?などと考え出したらこんがらがって来てしまった。(お恥ずかしいことに)
著者の解説を聞いて、頭の再整理になった。もちろん、頭で分かっても以後間違えなく使えるようになる訳ではないが、ネイティブの語感を頭で理解していて以後繰り返し練習&実践するのと、混乱したままなのとでは子どもではない年齢の人には差が出ると思う。
なかなかの良書。読者は「英語中級者」に限りますが。
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英語の単語に日本語の単語を対応させる訳語の限界を説明し、ネイティブがどのような発想で英語を使っているかを説明している。
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サブタイトルが「ネイティブの発想を解きあかす」とあるように、英語から日本語に置き換えて理解したふりをするのではなく、「発想」を理解することで英文法を理解するというのが今回の本だ。
主に次の点を取り上げている。代名詞・普通名詞の発想、漢詩の発想、現在形・進行形の発想、完了形の発想といった具合に、なかなか理解しづらいポイントについて解説がなされている。
冠詞や時制は日本語にないものだけにストンと理解できるレベルになるには時間がかかる。訳語だけに頼っていては元になる部分の理解がいつできるのか不安になる。文語本なので手軽にパラパラ読み進めて理解できるのでちょうどよい。
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冠詞や時制といった、初歩的ながら日本人にとってしっかりとした理解が難しい事項について、それは、英語に一対一で対応する日本語によって英語を翻訳できるとする訳語主義にあるとして、そうではないネイティブの発想によりそれらを理解しようとする。