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「海の向こうで三年働けば、日本で一生楽に暮らせる」。
見果てぬ夢・国家・戦争・差別に翻弄された悲劇の日系移民たちにとって、“わが街"の野球チーム《朝日軍》は、かけがえのない心の支えだった――。戦前のカナダ・バンクーバーでフェアプレーの精神を貫き、人々に勇気と希望を与えた青年たち、その家族、同朋らが織りなす涙と笑い、感動と驚きに満ちた人間讃歌。
1914年から1941年まで実際に活動し、2003年にはカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民たちの野球チーム“Asahi"の軌跡をダイナミックに甦らせた映画『バンクーバーの朝日』(妻夫木聡 亀梨和也 勝地涼 上地雄輔 池松壮亮/佐藤浩市ほか 出演 ■監督:石井裕也 ■脚本:奥寺佐渡子/2014年12月公開)に先駆けて発売する公式ノベライズ。映画本編とその背景になった史実を基に、才媛・西山繭子が鮮やかに描いた奇跡のチームの感動的な青春物語。
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明治維新を遂げ、物価の高い欧米諸国へ出稼ぎに。龍馬以来の日本人としての自覚が生まれてきてはいるが、海外との交流の在り方は、現在のようなカタチではないなあと感じた。とまずは、昨日までに読んでいた「竜馬がゆく」の延長戦として日本人の歴史目線で楽しむことができた。
物語の中で特に印象的なものは、日系1世と2世との現地人の認識の違いである。この溝が「野球」を通じて少し埋まっていくところが良かった。朝日のメンバーたちの「スモールベースボール」「ブレインベースボール」「フェアプレー精神」を通じて、日本人だけでなく現地人をも魅了するプレーには心打たれた。
平和の祭典オリンピックが来年日本で行われることを心から願う。
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最近カナダが気に入っていて、ふと見つけた作品。
映画なった作品でタイトルは知っていたけど、こんな素敵な作品だったとは。
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想像もできない時代。
移民は結局何人なのか。。。
何人と見做される基準はなんなのか、何度も思わされた。
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最初から最後までずっと差別について描かれてる印象。頭が固い一世と、カナダの風土と一世の間で板挟みになっている二世達。職場での待遇、住んでる場所、色んなものを通して色濃くかかれていて、読んでいて辛いな…って思うところが多々あった。
だが、野球を通して、段々距離が縮んで行く展開が痛快。飽きずにスラスラ読めた。
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生活も貧窮しているのにスポーツ=遊びをやることに意味はあるのかの問いかけがすごく共感できた
意味ないんだけど意味ある
重要なこと
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島国の日本で生きていると人種差別なんて別の世界のどこかで行われていることのように感じてしまうけれど、夢みてカナダに出稼ぎに出た日本人たちがこんな過酷な状況の中生き抜いてきたことを初めて知った。
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日系移民たちの野球を通して人々の生きる希望や現実を描いた作品。
時代背景がリアルなのはもちろん人々の感情の動きが感じられる作品でした。
映画も見てみたくなった。