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図書館より。
やっぱり有川浩なんだよな~、もう最後はじんわりとくるんだから!!思わず泣きそうになった。
丸く収まったと言っていいのか多少悩むが、(主人公の会社、倒産してるし)やっぱり収まったと言うべきなんだろう。
しかし借りるまでの道のりは長かった(笑)
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いかにも有川浩らしい話。テーマとしては前作と似たような感じ。舞台の原作らしいが、どこでやっているのかな。
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25日いっぱいに読み終わりたかったけど半日くらいオーバーしちゃった。
有川さんは全部読んでないので的外れかもしれないけど、有川さんっぽくない、TVドラマ化したけど寧ろ舞台劇っぽい?と感じた。
でも大和と柊子の距離感はやっぱり有川さんかな。
原作読み切るまでは、ってTVドラマも観なかったらそちらも終わってしまった。ちょっと残念な「キャロリング」でした。
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坂木司の「ワーキングホリデー」をなんとなく思い出した。全然違うんだけど。有川作品の登場人物は皆1本筋が通っていて魅力的。人物や出来事も出来すぎなのだけどやり過ぎてなく程よい感じでそこがまた良い。ドラマ化されるということで大和がもう三浦貴大に見えてきてカッコ良すぎる。ほんわかしつつも面白くて一気に読んでしまった。
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クリスマスにむかってのほのぼの愛のストーリーだと思っていましたが、思いがけず物騒な書き出しで驚かされます。
でもそこは有川さんなので、ヤクザさんでも良い人だったりしちゃうんだね。
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最近の著書は、社会派の作品が多い気がする。劇団を立ち上げたからか。
今回は、DVと離婚を子供からの目線で書いている。それぞれの立場は違うし、普段はそれを感じていないが、共通するのは、親との関係を隠したいが渇望しているということ。
考えさせられる。
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大和俊介は、「エンジェル・メーカー」という子供服を扱う会社で働いていた。しかし、経営不振のため、12月25日に「クリスマス倒産」することに…。エンジェル・メーカーでは、学童保育も併設していて、倒産が決まっていたため、ほとんどの子供は別の所へと移っていったが、田所航平だけは最後の日まで残っていた。彼の両親は別居中で、キャリアウーマンである母親の圭子に連れられ、年明けにはハワイに行くことが決まっていたためだった。両親に離婚して欲しくない航平は何とかして両親を仲直りさせるべく、大和の同僚そして元恋人でもある折原柊子に頼み込み、父親の裕二が働いている横浜の整骨院へと向かう。
なかなか読む機会がなく、やっと手に取れました。全く話のあらすじもわからずに読みましたが、どの人物も有川浩さんらしいキャラだと思いました。結構重い部分もあるのに、割とスピード感があり…。
航平のもどかしい気持ちとか、ちょっとイライラしちゃうけど、でも子供の頃ってそういうのあったよなぁと共感できる部分も多々あり。大和が、「不幸の比べっこなんかしたって仕方ないだろ」というところは、じーんとくるところがありました。英代から言われた言葉。英代に救われた言葉。
大和の性格、好きだなぁ。壮絶な過去がありながら、こう言える人ってすごい。
それに比べて、大和の両親と航平の父親にはイライラしかありませんでした。父親は暴力を振るうし、大和は母親を守ろうとしたのに、父親と同類だとまで言われ、しまいには大和の家庭内暴力のせいだと嘘までつき。それで次は両親はやり直すことに決めただの…随分勝手な人たちです。航平の父親も、随分身勝手。わたしがまだ子供だからわからないだけなのかもしれないけれど、ちょっと共感しかねます。
赤井たちヤクザ…ちょっと可愛いヤクザと言ったら失礼かもしれないけど、いい感じでした。
最後の終わり方も、これから明るい感じが見え、良かったです。大和と柊子のシーンは、涙でした。2人の番外編みたいなものも出てほしいと思ってしまいました。
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小説のこうあるべきという
パターンを忠実に守った作品です
で…
バターン通りに面白い
これが…
有川ワールドか…
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前作に比べると恋愛要素があって有川浩らしいと思えた。
不幸比べをしてもどうしようもない、そう言えるのは幸せに育った人だけだと思う。
こんなに辛かったと私は今でもわかってもらいたい。
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親のことを考える。
自分が親になったときのことも。
手を離したくない人がいても、手を離してしまい、
手が届きそうなところにいても、触れられないのは寂しい。
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ああちょうどクリスマス近いし。
泣かされまい!と気張るのだが、結局泣く。
涙腺つつくのが上手いんだからもう。
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クリスマスを前に、何処かあきらめ顔の人々。その中にどうにかなるかも!と少年がひとり行動をおこします。
彼の行動が周りの大人たちの心を少しずつ動かし…
さて、クリスマスにはどんな奇跡がおきるのでしょうか?
自分の境遇を恨んだり、他人の幸せを妬んだり、そんな暇があったら、少しでも顔を上げて前を向かないと、小さな幸せ見過ごしちゃいますよ。
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キャラメルボックスでの舞台化を前提として、筆者が役者全員と面談をして“宛て書き”した物語の小説版。
舞台では大嶽はいなかったけど、なんでだっけな。
さすが、宛て書きだけあって、脳内イメージはキャラメルの役者さん……と言いたいところだけど、NHKでやったドラマ版もとても良くて、両方のキャストがごっちゃになって脳内再生。
大和は三浦さん。阿部丈二はむしろ赤木さん。
けど、社長は絶対みっこさんだったなー。
ところどころで涙腺が決壊して大変なことに……。
外で読むのはお薦めできない。
あと筆者は、「別れる男に、花の名を一つ教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。」という川端康成の言葉がよほど好きなんだなーと思った。
本書ではこの言葉そのものは出てこないけど、ハルジオンとヒメジョオンの見分け方のエピソードなんてまさにそれ。
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舞台用の作品として執筆され、その後映像化もされている。
その性か、ハートフルな終わり方。それが悪いわけではないが、悪者までも不器用なまでの優しい人って設定が微妙。
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読みやすくて一気読みした。なんか、ふに落ちないことが多く。でも、最後はこうなってよかったのかな?とも思う。