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亭主を殺された紫屋環、遊女のお唄、剣士姿の伊織、洗濯婆のおくめの4人が、事件の真相をあばくために動き出す。
まさにミステリーの要素、人情噺の要素も加わったエンターテイメント時代小説ですね。
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各々の仇討ちが微妙に縺れ合うお話。
最後のどんでん返し、ちょっと不意打ちだった。
昨日の敵が今日の味方に、また逆もあり。おくめ婆さん哀れ...
ハッピーエンドではないものの、それなりの落ち着き処に落ち着くのは江戸庶民の日常だったのかも知れない。
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めぐりめぐってまさかの展開に驚かされました。
悪者らしい人が悪者でした、というのはわかりやすくて責める立場からもやりやすいのかな、なんて思ってしまった。
今、ちゃんとした藍染の服は高くてなかなか手に入らない印象だけど、紫屋で作られた濃紺がどんな美しさなのか、近いものでも見てみたい。