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内容(「BOOK」データベースより)
池袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。所轄に異動したことで、扱う事件の幅は拡がった。行方不明の暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。売春疑惑。路上での刺殺事件…。終わることのない事件捜査の日々のなか、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。気になるのは、あの頃の仲間たちのうち、誰を引っ張り上げられるのか―。
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姫川玲子シリーズ
前作で部下の菊田が結婚してる事がわかって、
ちょっとショックだったけど、
今作短編の最後の話しで、菊田が姫川主任の部下に戻ってきた!
出会いのシーンでは思わず涙ぐんでしまったわw
それに、なんか結婚生活もワケありっぽいリアクション。
はっきりはまだしてないけど。
もしかして別れたかなあ〜〜w
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冒頭───
百ある警視庁本部の調室の中から、姫川玲子が選んだのは第十一号室だった。「一」は英語で、「ワン」。それを「won」と読み替えれば「勝ち」になる。「勝ち」が二つ。これ以上縁起のいい部屋はない。逆にいえば、今回のホシにはそれくらいの気合が必要だということだ。
吉田勝也、四十三歳。前回の取調べ時に、黙秘権と弁護士を依頼する権利については説明した。吉田は曖昧に頷いただけで、特に弁護士との接見を希望する旨の意思表示はしなかった。
玲子は薄っすらとヒゲが生え始めた吉田の顎を見ていた。
──────
姫川玲子シリーズ、最新刊。
テレビの影響というのは恐ろしいもので、姫川玲子という文字を読むと、私の頭の中ではすぐに竹内結子の整った美しい顔がイメージ再生される。
ガンテツは武田鉄矢だし、菊田は西島秀俊だ。
その人物の顔や体型、声などがすぐに頭に浮かんでくるので、実に読みやすい。
それが小説にとってはいいことなのか、悪いことなのか分からないけれど。
ただし、すんなりと物語世界に入りやすいのは紛れもない事実だ。
この作品は、前作「ブルーマーダー」で姫川班が解散して以降、姫川玲子が所轄に移動させられた後に扱ったいくつかの事件を基にした短編集。
それぞれ、ピリッとした切れ味があって、まずまず面白い。
特に、姫川が刑事になる前、池袋の大型書店のカフェに入り浸っていた頃のエピソードが最も興味深かった。
最後は、新たな姫川班復活を想像させる展開もあり、今後もこのシリーズは続くと思われる。
次作以降の長編に期待したい。
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姫川玲子シリーズの最新短編作、楽しみにしていました。
この作者のほかのシリーズや小説は実はイマイチはまれないのですが、「ストロベリーナイト」から始まる一連の姫川玲子シリーズはどれも楽しみにしています。
今回の「インデックス」は最新長編「ブルーマーダー」後の姫川玲子が所轄の刑事となって、捜査一課に復帰すべく奮闘する姿が描かれます。
また姫川以外が語り手となった番外編的な「彼女のいたカフェ」なんかもあり、バラエティ豊か。
今後の楽しみは事件をどう解決するのかというところはもちろんですが、やはり姫川班の面々がどのようにして彼女のもとに戻ってくるのか、というところですね。
それに関しては作者のインタビューで「一筋縄ではいかない」という趣旨の発言がありましたので、そのあたり楽しみにしたいです。
ちなみにこれまでのシリーズのなかでは「感染遊戯」が一番好きなので、実は一番好きな登場人物は葉山だったりします。再登場しないかしら。
ドラマの続編はあるかな?
ドラマ版(映画版)と小説で一番印象の違う登場人物は菊田だと思うから、続編作ったとしてどうなるでしょうか。個人的には「ブルーマーダー」やってほしいですけどね。
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やはり姫川シリーズはいいな。
短編だから、事件の質がちょっと物足りないけど、
でも楽しめた(*´▽`*)
本屋の話はきっと池袋ジュンク堂がモデルですね。
池袋に土地勘のある人には楽しい話★
最後の彼の歯切れの悪い感じが気になるなー。
姫川班に戻ることで家庭内でなにかあったかな?
次回作は長編らしいので、楽しみ!
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姫川玲子かっこいい。「アンダーカバー」落とし文句かっこいい。「夢の中」「闇の」悲しい事件。続編楽しみ。 彼女は今日も何かと戦い。何かに傷つき、誰かと出会う。それを、私達はただ見守る。もう少しだけ、幸せになってほしいと願いながら。
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長編が読みたい。
最後はやっぱり菊田かぁ…という感じ。
違う展開もアリかなと思ってたので、期待はずれな感じは否めない
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続編の長編だと思っていたので、短編で他で既読だったものもいくつかあって少し残念…でも姫川班が復活したので、次作を楽しみに待ちます!
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姫川シリーズの短編集的な作品ですが、姫川の池袋署から本庁復帰までのエピソードですが、軽快な展開で相変わらず、このシリーズは面白いですね!姫川班の復活と今後の続編をまた期待したいと思います。
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姫川玲子シリーズ第7弾、短編8編。収録は初出順なんですけど、目次の並びは異なっていて、そこに意味があるのかと思って目次順に読んでみたら時系列はばらばらである話の続きが前に来てたりします。お話としてはあいかわらずのレベルで文句なしに面白いのですが、この仕掛けの意味がわかりません。レビューをいくつか検索してみたけど、ここに言及しているものは見つかりませんでした。気になる・・・。「魚住久江」の名前がちらりと出てくるのはうれしい。
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姫川シリーズ。捜査一課復帰。オムニバス形式だけどこの作品から読み始めるのはつらいかも。変わらず好きだけど、ミステリではなくキャラクタ読み。
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完全にメディアミックスされて竹内結子と西島さんのセリフとして入ってくる。この姫川と菊田のコンビをいつまでも見守っていたい。次は長編に期待です。
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短編集だけど楽しんで読めました。
菊田だけっていうのもちょっとでき過ぎ?
また長編での活躍が楽しみです。
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菊田~~~菊田が帰ってきてくれただけでOK!
といいたいところですが、
菊田が戻ってきた『闇の色』
やっぱりね、軽い気持ちで子供を生んじゃいけないのよ。責任が取れないならだめなのよ。
いつも犠牲になるのは弱者なんだから。
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2015/1/6読了。
あ〜あ、とうとう読み終わっちゃった。。。
そんなため息が出てしまうほど、大事に少しずつ(?)読み進めた本。
姫川玲子、好きだなぁ。
強いんだけど、脆くて…キリッとしているんだけど、刑事、というより、「人間」としての感情も人一倍持っていて…
8つのストーリーが入っているけれど、最後の2つは続いている話なので、実質7つの短編集、といった趣き。
事件そのものの話もよくできているけれど、、姫川玲子の性格がよくわかるエピソードが満載で、本当に面白く読めた。
ただ、今までの姫川班がらみの本を読んでいないと、充分には楽しめないかもしれない。
私は「ブルーマーダー」は、ちょっと恐ろしそうなので、まだ読んでいないため、その辺りの話は、いまひとつピンとこなかったのが残念。
逆に「ストロベリーナイト」に出てきた大塚の話は、涙なくては読めなかったけれど。
最後は…読者へのプレゼントなのか、黄金の(?)ツーショット。
「ブルーマーダー」、やっぱり読まないと駄目かな。