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伊達政宗の一代記。片倉小十郎との強い絆、戦国の様々な駆け引きなどが、淡々とした語り口ながら伝わってくる。あとせめて10年早く生まれていたら、、と思わせる一生だった。せめて母親が政宗を普通に慈しんでいたら、とも思った。
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伊達正宗は独眼で戦国の雄といったイメージがあるけど、その大半は伊達家を守るためいわば保身のため秀吉、家康、家光といった時の権力者のご機嫌をうかがい、戦となると何とかして勝つ方につこうと努力していた.今でいえば中間管理職.ツライねえ.
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伊達政宗について書かれた本です。
この本では、常に政宗の軍師として活躍した片倉小十郎景綱が側におり、いかに政宗が小十郎を信頼し、また小十郎がその期待に応える様子が、随所に登場してきます。
また、奥州制覇への夢に向かって幾度もの危機を乗り越えながら、最後は伊達家の生き残りを考え、夢をあきらめる、そんな心の移り変わりがよく分かりました。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-c092.html
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伊達政宗の生涯を描く。
生まれてくるのが遅かった。確かに、伊達政宗は、あと少し早く生まれていれば、もう少し違う人生を歩いていたんだと思います。最後まで、奥州制覇を夢見ていた武将でした。
よく知っている武将でありながら、やはり魅力的で、非常に読み応えあります。
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2021.9.19完了
上田秀人は淡々して読みやすい。全体を掴むのには最適と言える。遅く生まれたことに政宗の悔しさが充分伝わるいい小説である。