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発生当初は謎が多い事件だと思ったものである。が、読み進むにつれ原因となる事は蓄積していたことがよくわかった。この手の未解決事件が増えたのは、利害関係のない海外からの専門職が増えたからだろう。しかしなぜ使われた拳銃が確実にコトを済ますものではなかったのか。たぶん永遠にわからないはず。
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全然はっきりしないままで終わった
国外にもつながる餃子の王将創業者怨恨and利権ラインにグッとこなかった
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実行犯は中国人女性か?
それを指示したのは・・・王将元社員?創業者一族?暴力団?中国マフィア?
創業者の孫は失踪(株の配当で毎年2千万円はいってくるという→うらやましい)
事件は迷宮入りか!?
京都府警はなにやっとんじゃ!!
王将の餃子は美味すぎます。
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一年半前のこの時のニュースを今でも鮮明に覚えている。他ならぬ上場企業『王将』のトップが、この日本で、しかも拳銃によって何者かに殺されるという事件が発生した一件である。
この本は、そんな事件の内実を描いたノンフィクションであり、事件当時の背景に加え、警察側、ヤクザ・暴力団、そして『王将』内部の関係者の声をリアルに伝えるものとなっている。また、飲食業界の現状、『王将』の歴史、中国進出等々、いろいろな角度からのスポットライトも読み進める手助けをしてくれる。
結論として、チャイニーズマフィアの差し金により殺されたとしているが、犯人の逮捕を含め解決に至るのは困難を要するものであるのは疑いえない。死人に口無しとはまさにこのことだが、故人に対するご冥福、さらには事件の早期解決を願ってやまないところである。
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創業者 加藤朝雄 1921-1993 終戦時満州で憲兵
大東隆行 1941 長女の嫁ぎ先 加藤氏は義兄になる
1968 王将 京都でスタート
1993 三代目社長 長男の潔 不動産投資などの多角化で有利子負債 倒産寸前
2000 大東隆行 後任社長 2年で黒字化
2013 王将 大東隆行社長 射殺
三代目の社長の長男 加藤貴司 ウクライナ人 失踪
創業者の遺志で大連進出 現地マフィアとトラブル
王将 金沢片町 全裸写真ネット流出事件
企業乗っ取りや
株買い占め、役員を送り込んでのっとる
仕手戦で投資益
抱きつきのリン 女殺し屋 25口径自動式
2013 王将 大東隆行社長 射殺
北九州 工藤会
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事件から1年、犯行理由も犯人も依然不明。創業家一族、暴力団、中国マフィア…その裏にあったものとは? 超難解事件の真相に迫る渾身ノンフィクション
結局のところ真相はわからないのだが、真犯人像にはかなり迫る…いつもの一橋文哉のパターンにグイグイ引っ張られて一気読み。ただ餃子の王将が抱えるヤミが創業者の過去からつながっているかもしれない、現社長も社風を受け継いでいる以上、危険…などの示唆は興味深かった。
(B)
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現在(2016年4月初旬)報道され始めている内容とかなり合致すると思う。本書では伏字だが、今になりネットメディアでは実名報道になっているようだ。
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2013年暮れに起こった当時の餃子の王将の大東隆行社長射殺事件について、ノンフィクション取材が得意なフリージャーナリストが取材を重ねて書いた本。1990年代の銀行員殺害、グリコ森永事件とも比較する。
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2013年に起きた王将社長射殺事件の真相に迫る本です。
以前にこの著者の違う本を読んで結構面白く(と言ったら失礼だけれど)読めたので。
発生当時も目撃証言の少なさ、発砲音がないことなどからただの素人が撃ったわけじゃなさそうとは思いました。
こりゃ、解決しないかもなーとは思っていたけれど本当に今でも未解決のまま・・・。
借金のあった大企業故に色んなところで軋轢や衝突があったみたいですね。
それが理由で動機がありすぎて困るという。
発砲音なしに至近距離から撃ってるから裏社会が関わっていると言われれば納得しそうになってしまうけれど実際はどうなんだろう。
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2013年12月 京都で起きた餃子の王将・社長射殺事件
捜査は難航し結局事件は解決に至らないままとなっている。
なぜ餃子の王将の社長が射殺されなけれければならなかったのか…?
その可能性を様々な角度からとらえたルポ
殺害された大東社長は3代目。
犯人は4発の弾丸でじわじわと殺害
現金には一切手を付けず…ということから強盗以外の可能性で捜査が動くのだが調べれば調べるほど闇が深くなっていく
ブラック企業的な要素
バブル期における2代目社長の失敗
借金問題から起こる暴力団や利権関係を巡る争い
高級ゴルフ場を巡るU氏との関係
先代の加藤朝雄の罪
そして中国進出の失敗とマフィアとのトラブル
4発の弾丸に込められた意味
ニュースになった
「王将の店舗でホストが裸踊り!」
「王将の創業者の息子が息子と海外で失踪」
などの事件が実はこの殺害事件の前兆だった…!?
読んでいくほどに引き込まれていき
一気に読んでしまった。
王将社長殺害事件は単なる殺人ではなく
様々な要因が絡んだ企業テロの可能性が高いという
トップを殺害して会社をビビらせる…
そんな乱暴な方法をとった事件
読み終わった後にリアルな恐ろしさを感じた。
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確かにこれは犯人捕まらん。しかし、ここまで王将がややこしい状態だったとは知らなかった。特に学生時代(1994年くらい)福岡の箱崎王将(ハコ王と呼んでた)でめちゃ食ってたので、福岡であんなに揉めてたのは驚き(揉めてたのは北九州だけど)
誰がやったかは比較的明確(抱きつきのリン)だろうけど、誰が依頼したのか容疑者多すぎるのと、国跨ぎの怨み(特に中共絡みなので尚更面倒)なのでホント分からん。
よくぞここまで調べた… ですね。
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犯人が逮捕されたので、背景が気になって読んでみた。
んー。
どうなんだろう?
あまり入りこめなかった。
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企業の社長を狙った事件で衝撃を受けた記憶があります。王将は私自身学生時代からよく利用させていただいていましたが、どんな会社も知らずその成り立ち等理解できました。事件も解決しきれているとは言えないのかもしれまでんが、王将自体は今後も初代の思いを引き継ぎ、大東社長の遺訓を組み存続してほしいと思います。
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王将の前大東社長殺人事件の背景だけでなく、王将内部のことも細かく調べ書かれていた。
王将の事を知りたい人は読んだら良いと思います。
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餃子食べたくなるけど食べたく無くなる……
ってな事で、一橋文哉の『餃子の王将社長射殺事件』
餃子の王将の大東社長が何者かに射殺されたら未解決事件を取材しながら、解決の糸口を見つけ出そうと、創業一族、社員、警察関係、政治家、暴力団、謎の宗教集団、半グレ、チャイニーズマフィア等々に取材するが……。
色々な因果関係や利権、金、乗っ取り、怨みと謎が混迷し過ぎて解決出来ず……。
恐らく中国の殺し屋に殺られたんじゃろうけど、ホント闇の深い事件じゃな。
2017年54冊目