紙の本
とまらない
2020/04/30 23:08
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投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
『PK』『超人』『密使』の三つの中編なのだけど、三つとも読むとひとつの長編になっていておもしろい。
同じ登場人物のはずなのにちょっとずつ違って感じられたのは、そのせいなのね、と。
時間スリとか予知能力とか、設定もとてもおもしろくて途中で読み止められなくさせる魅力にあふれていました。
改めて伊坂幸太郎さんの作品が好きだなぁと思いました。
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投稿者:あご - この投稿者のレビュー一覧を見る
緻密に練り上げられたストーリー展開は伊坂ワールドを象徴しています。すごく面白い展開で一気に最後まで読み切ることの出来る作品の一つです。ぜひご覧ください。
紙の本
これが、こうなります
2016/05/22 21:25
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投稿者:しろお - この投稿者のレビュー一覧を見る
????・・・!
この物語を読んだ時の私の頭の中を記号で表すとこんな感じだった。
物語全体を自分なりにまとめると
「これが、こうなります」。
毎度ながら伊坂ワールドに引き込まれる一冊。
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さすがの伊坂作品という感じで いろんな一見バラバラな物語が ぜーんぶ繋がるんだろうなーと思ったら やっぱりちゃんと全部繋がる すごい!!!としか言いようがないw
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文庫本かで再読。単行本の時にも感想としたのだろうと思われるが、短編が先にありきで後付で連作化したため、それぞれの作品が微妙に繋がっているものの、いつもの作者の長編で気持ち良いぐらいに収れんしていく伏線が本作では少々、無理矢理感が否めない。パラレルワールドとゴキブリによるドミノ倒しという微妙な繋がりだから、開き直った展開ではあると思うが。
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3つの話の繋がりがイマイチ分からなくて頭がいっぱいいっぱい!!!
納得がいったのは最後のゴキブリがカードになってた部分だけ、、
それをあの人はやったのか〜っていう納得はあったけど、それが何なのかは分からなくて。
解説読んでなるほどーーそういう話だったのか、この3編は!って納得。
解説で、
「ここから先は、すでに本書を読み終えた人だけを対象に・・・」
とあるが、私はむしろ、本書を読む前、または途中でぽかーーんとなってしまった人に読むことをおすすめしたい。
もう少し楽しく読めるはず。
長編というより、短編の感覚で読むべき!
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念願の文庫本!
単行本よりもわかりやすくなってた気がした
(まあ、二度目だからというだけかもしれないが)
量子論の本を読んだ後だったのでわかりやすかった。
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カテゴライズしにくいな。
中に投げ出された感じが心地よい伊坂作品。
これがまた、最後まで読むとおおおおぉぉぉぉ、と。
仕掛けがすごいとかじゃなくて、伊坂が凄いんだ、これ。
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好き嫌い結構分かれてるみたいですが、私は好きです。前半は言葉ひとつひとつがゆっくりじんわり染みてくる感じだったのですが、後半からの展開というか、読ませ方がすごい。最後の短編は特に。後半に来てから一気に読めてしまいました。徐々に見えてくる繋がりが気持ちいい。
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ずっと前から気になってて、やっと文庫化したから読んだけど、よくわからんかった!
伊坂さんの難しいほうのやつ。
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勇気が伝染するってなんか凄いことだなって気がする。
それぞれストーリーがある短編が少しずつ繋がっていることが分かった時が一番面白かった。
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久々に伊坂幸太郎さんの作品で
もう一回読み直そうと思ったヤツ
ヒーローが出てくる場面
異様な空気感が伝わってくる。
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やっぱり伊坂さんは休みの日に一気に読むべきだった。繋がりに気づくのが楽しいのに、通勤でちょっとづつ読むと、どうしてもハッと感が少なくなる。。
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「PK」「超人」「密使」の三編からなる短編集というか連作短編集というか長編!?
最初の二編は双子のような関係になっていて、重複する登場人物やエピソードがありながら、細かいところで辻褄が合わないように感じます。
どこか違和感を感じつつ、時代や視点が変わって次々に繰り出される複数のエピソードにクスッと笑い、不安でドキドキし、時には登場人物と一緒に歓声をあげるなどしながら、最後の「密使」で「ああ、そういうこと!」と違和感が解き明かされる快感はいかにも伊坂さんらしいですね。
期待どおり、いや期待以上に楽しませてもらいました。
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「PK」「超人」「密使」の三作からなる物語。「PK」、「超人」を読んだだけでは何がなんだか訳が分からない。最後の「密使」を読むことによって物語が補完される。
こういった小説は再読しても楽しめる、むしろ二周目の方が面白いと思う。そういった点で『イニシエーション・ラブ』に似てるかなと思った。