投稿元:
レビューを見る
教科書が面白くないのは何も日本史に限ったことではないけれど、歴史好きの私としては、事実の羅列のみ、しかもそのすべてが重要だから丸暗記っていうのは、本当に許せん。
一つ一つの事件にはドラマがあり、それらが輻輳して流れて行ったものが歴史なんでしょうが!
歴史は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ。←古いな。←いいんだよ。歴史だけにね。
物語のように読めば、そしてそれが面白ければ、忘れにくくなりますよ。
それが『古事記』だったり『日本書紀』だったりでしょ。
問題は、文科省が年号を覚えさせることに異常にこだわることなのよね。
いいじゃん、2~3年違ってたって。
事実、珍しく覚えている「いい国作ろう鎌倉幕府」が今は間違いですもんね。
今は鎌倉幕府の成立は1185年と習うそうです。
ちょっと話はズレますが、平城京が出来たのは710年。
「なんと素敵な平城京」と菅ちゃんは書いていますが、私は「納豆食って平城京」と覚えていました。これって、関西の人は納豆食わないから?それとも私がいやしいから?
肝心の物語の方ですが、物語というかギャグというか…面白いというほどでも…。
これなら爆笑問題の「日本史原論」の方が面白かったです。
でも、さすがロザンと思うのは、物語部分を読んでも、センター試験は40点くらいしか取れないとちゃんと書いているところ。
では、どうしたらいいのか?
巻末に「宇治原チョイス語句」がついています。
これを覚えたら、7割取れるそうです。
だからさ、暗記がやなんだって!
でも、懇切丁寧な語句のチョイスにゆるい解説がついていて、さくっと読むには楽しいよ。
少なくとも、教科書よりは確かに覚えやすいといえます。
投稿元:
レビューを見る
物語を読むように日本史を読むというのはコンセプトとしては非常によいと思う。
流れを把握するために読んだが、ところどころ流れとか関係なく誰かが歴史の出来事の説明をするだけの箇所があり、すごく反則。もう少し長くしてもいいから、物語にすることに拘ってほしかった。
投稿元:
レビューを見る
わかったようなわからんような日本史
応仁の乱とかよくわからなかったのが少しわかった。
近代に近づくにつれてややこしくなってくる。
投稿元:
レビューを見る
ダヴィンチに載っていて、これいいなー!と思って購入。よかったです!思っていたとおりすごく参考になった。クイズ大会で流さずそこもストーリーにしてほしかったな、とは思ったけど。笑
世界史とかも出してくれないかな?世界史のほうが、いろんな国入り乱れでこういう本の有り難さが増すと思うなー。欲しいです。
投稿元:
レビューを見る
分かりやすかった。
語り口がラノベみたいだった。
セリフギッシリの教養漫画よりも、改行スカスカの挿絵無しの方が、場合によっては読みやすいと思う。
投稿元:
レビューを見る
前作2冊がとても面白かったので、期待し過ぎてしまったのか、ちょっと残念な感じではあるが、日本史全体の流れをつかむにはいいかも。お城や社寺仏閣めぐりが好きな私、学生の時に日本史をもっと勉強しておけばよかったと後悔しているため、これからも日本史の本は読んでいきたい。
投稿元:
レビューを見る
日本史が苦手な私もなんとなく概要を理解できる内容だった。しかし試験対策用というよりは、あくまで、「入り」という感じ。これで印象付けた出来事や単語をきちんとテキスト等で復習するといいかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
売り切れ続出と聞いて借りて読みましたが…
小学生でも分かる的なウリですが、本当に小学生レベル。
なんにでも「京大」ってつけないでほしい。
投稿元:
レビューを見る
途中までは面白かった。
途中までは。
なんか現代史に入ったあたりから面白くない。
あ、あたしが現代史嫌いだからかな。
投稿元:
レビューを見る
いままで何冊か、通史の本を読んだことがありますが、いずれも歴史を専門に研究している人のものが多かったです。
この本の著者はそれらとは毛色が変わっていて、知的な芸能人で有名な「ロザン」のコンビをしている片方の、管氏によって書かれています。クイズ番組で活躍している、もう片方の宇治原氏は知っていましたが、私は恥ずかしながらこの本を読むまで彼のことを知りませんでした。
そのような彼が、日本史をわかりやすく解説した本を書くいう目的のために歴史を勉強をしなおして、その内容を題材に面白い視点で歴史を紹介しています。このような本が教科書の副読本になるとイイですね。ぜひ、切り口を変えて続編も出してほしいと思いました。
特にこの本の素晴らしかったのは、最後の章で、日本史の出来事を整理する考え方として、「土地は誰のものですか?」という観点から見ている点です。江戸幕府が、公家をコントロール、禁中並公家諸法度を作ったことが画期的という考え方(p265)は心に留まりました。
以下は気になったポイントです。
・登呂遺跡は、それよりも大きい佐賀県の吉野ケ里遺跡が発見されるまでは、日本一有名だった環濠集落(敵から身を守るために、堀や柵をつくって村の周辺を囲む)であった(p22)
・天智天皇が都を大阪から滋賀に移したのは少しでも唐から離れたかったから、大宰府に水城という堀をつくったり、山城をつくったり、防人と言われる警備も置いたのはそのため(p48)
・壬申の乱に勝った大海人皇子は、天武天皇となって、飛鳥浄御原宮に都をうつして、飛鳥浄御原令を制定して、日本最初の法律とした(p49)
・農民は土地を貴族に寄進した理由として、貴族が持っている土地(荘園)は、税を払わなくていい・役人が入れない(不輸・不入の権)があったので(p71)
・朝廷(天皇)と、院の間で争いが起きたのは、社長と会長が喧嘩したようなもの、保元の乱では、後白河天皇と崇徳上皇である、勝った天皇に味方していたのが、平氏の平清盛、源氏の源義朝、である、買った両者が戦争したのが、平治の乱(1159)である(p76)
・鎌倉時代の始まりは1185年から、国ごとに守護(国ごとの武士の責任者)と地頭(荘園ごとの責任者)を設置した年、1192年は頼朝が征夷大将軍になった年(p83)
・源義経を捕まえるためにできたのが、守護と言われる職である(p87)
・元寇の戦いにおいて、御家人たちはハイリスクハイリターンの戦いに対してテンションが低かった。そこで幕府は徳政令をだして、借金を帳消しにすることを認めた(p91)
・応仁の乱は、最後のほうで、どちらかが勝ったのか決着がつかなかったところが問題である、これを通して誕生したのが戦国大名である(p103)
・これ以上浪人を増やしたくなかった4代将軍は、武力によって厳しく取り締まる政治から、道徳や秩序、礼儀を重んじる、文治政治に変えていった(p124)
・幕府はペリーの開国要求に対して、朝廷や全国の藩に意見を聞いた。これが、朝廷の権威を高めたり、全国���藩の力を強めたりして、討幕につながることになった(p137)
・五箇条のご誓文が書かれた同じ時期に、庶民に向けては、一揆やキリスト教の禁止について書いてある、五榜の掲示、が建てられた(p142)
・地租改正により、全国の土地の値段を決めて、その3%を現金で政府に払うようにした(p144)
2015年4月18日作成
投稿元:
レビューを見る
面白かった〜。読んでで思わず吹き出して、近くにいた人にキモがられた(笑)そしてこの本で宇治原さんの結婚を知った。
投稿元:
レビューを見る
日本史を「土地は誰のものか」という補助線を引いて読む。
大まかな流れは最終章を読むだけでことたりる。
歴史を物語として読む、とは言うものの実際に描かれるのは
物語というよりは演出・擬劇、歴史のネタを見るような感じ。
投稿元:
レビューを見る
所有権、特に土地とそこから得られる収穫物の所有権を中心に、日本史を俯瞰したもので分かりやすい。近代以降は土地を海外に求めたということで簡素化しすぎているものの、江戸時代までは歴史の流れが分かりやすい。
そして、後継者争いはいつの時代にもありえる話ということで、院政や摂政、早期の将軍継承などが起こってきた。
近代になると、所有権というよりも人権、とくに自由と機会の平等が争点になった印象がある。
ロザンの二人の著書なのだろうが、もう少し若い人向けの書籍だろう。少なくとも大人の私向けではなかった。
投稿元:
レビューを見る
大人になって歴史が分からなすぎることに気づきテレビで紹介してるのを見て購入。
結果、、私には分かりづらかった。
多分、菅さんの頭の中、覚え方をそのまま文字にしてくれているからら、覚えやすくなるための関連付けやイメージ化をたくさんしている。
これが私とっては混乱。
やっぱり文字だけだとなかなか残らないしルー大柴ぽいところとか、何度読み直しても頭に入ってこなかった。
せめてイラストとかその状況が菅さんと共通認識で進められる助けがあればよかったかも。
でも、これがハマる人にはハマるのかな!
覚え方とかイメージの仕方って人それぞれだし!
投稿元:
レビューを見る
最初の方は面白かったが近代以降は単にクイズ形式にしただけであまり工夫がなかったなと感じた。
やっぱり近代は話が複雑になってくるので物語風に扱うのは難しいのかな?