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料理のレシピも書かれていて作れば作れるのだろうが,材料といいその量や適当な感じが手を出しにくくしている.またカロリーも高そうだ.だけどロシアを亡命しての感想,思うところをユーモアと皮肉を込めてヨーロッパをチクリアメリカをチクリと的確な批評がとても面白い.一級の文化論である.
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Twitterでものすごい話題に!止まらないときめき
「お茶はウォッカじゃない、たくさんは飲めない」など数々の名言が
登場するレシピ!
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うん、どうかな。ちょっと期待はずれ。「亡命」というタイトルに惹かれて手に取った。旅行は興味ないけど、世界の料理のレシピを見るのが好きで、会社で暇な時はウィキ→文化→料理を見ている。多分肉が食べられない、胃腸が弱い体質もあり、食欲というより、食い意地は異常にあると思うのだが、内容としては、アメリカに住むロシア人が愛する自国料理のレシピ集であり、それだけ。特に目を引く箇所はなく。内容は悪くない。地味すぎる、遊び心のない編集の仕方がまずい。料理の本をうまく料理できてないんだ。自分にとってはウィキの方が断然いい。
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冷戦時代、ソ連からアメリカに亡命したロシア人による、望郷ロシア料理本。
アメリカ含めた西側諸国を適度にディスりつつ、ロシア料理を愛を込めて紹介してくれている。
解説は最後に読む派だが、本書に関しては先に読んで著者の背景を知ってから本文に入った方が良さそう。
サワークリームも常備しておいた方が良さそう。
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にんにく文化がある地域は平和。なぜなら料理が美味しいから!!
っていう盛大な話とかがあったりするんだけど、とにかく食へのこだわりと食文化の崇高さを感じさせる本。
超面白い。おすすめ。ご飯好きなひとは特に。そしてロシア料理を始め欧州、中央アジア系の好きな人はマストで。
とりあえず食べる順番とか、食材への敬意を払うことから始めようと思う。お腹空いちゃったじゃーーん!!
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70年代にアメリカに亡命したユダヤ系ロシア人(リガにいたそうなので旧ソ連市民かな)による比較文化お料理エッセイ。
ミーシン教授の語り口はロシアンスタイルなのだなと納得する、ああいうかんじ。
レシピ本みたいな題だけどエッセイだった。レシピ本としてはパセリの根とかスメタナ(サワークリーム)とかなんとかダケなるキノコとか、どこにあるんやみたいな材料が多いし急に壺を用意しろみたいなことを言い出すので怠惰な二十一世紀型日本人にはハードル高い。
亡命者なのだから当然ではあるけど祖国の政治には思いきり批判的、だけども文化の誇りを持ち続ける「亡命ロシア人」とみずからを定義する2人による料理を起点に東西の文化を語る軽妙な(じゃっかん過激な)文章をその食卓に招かれた気分で読める楽しい本でした。
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本屋さんをぶらぶらしてたとき目に止まり、これは買うしかない…!と一目惚れで買った。
初っ端から「愛を打ち明けるとき、日本人は手のひらを胸にはではなく、胃のあたりに当てるという。日本人は魂が腹に宿っていると信じているのだ。だからこそ、ハラキリをして魂を外に解き放ってやるのだろう。」という面白い一文から始まる。わたしたちは腹に魂が宿っているのか。笑
本書はソ連からアメリカに亡命した著者2名が祖国のロシア料理を懐かしみつつ、切れ味鋭くアメリカの悪口(?)を言いながらロシアの美味しい料理を紹介してくれる。キレッキレである。
私は今までロシア料理を食べたことがない。
本書を読む限り、ロシア料理はとてつもなく時間がかかり、サワークリームを愛用し、肉は塊で鍋に入れ、時に細かく時に大雑把で、ロシア人はロシア料理を愛している─ように感じる。
基本的に各章で作り方をしっかり書いてくれるので、これに沿って作れば美味しいロシア料理が出来そう。
今まで全く興味のなかったロシア料理だけど、作ってみたいしお店にも行ってみたい。まずはペリメニとサワークリームから!
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ツイッターで話題になっていたので③
意外にも、ユーモアにあふれていた本だった。
料理もおいしそう。
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アメリカに亡命しているロシア人が母国とアメリカへの愛と憎しみをスパイスにロシア料理を紹介。
そのさじ加減が絶妙でクスリとさせられる。
翻訳者の沼野充義は知っていたけど、自分では決して見つけられない本。持つべきものは書店員の友人。
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亡命というが、特段政治的に迫害されたということもなく、単に、「ソ連」を捨てて出てきた人たちのようだ。
著者達の属性が後書きまでいかないとわからないので、ちょっとどう呼んでいいのかわからない気持ち悪さがあった。
母国と、米国への、皮肉や郷愁などが、軽いんじで述べれられていて、良い。レシピの紹介もあるのだが、あんまり美味しさが伝わってこないのが残念だった。
まあ、読み飛ばすには悪くない。
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ロシアの人って、こんなに理屈っぽいのかしら???
読み進めるうちに、思わず苦笑いしてしまうそんな本です。
そして、ボルシチが食べたくなりました。