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展開が読めちゃう箇所はあるけど、全体としては「そうなるのか!」と思えて面白かった。すごく重いテーマで負の感情が満載なのにそれを感じさせないので読みやすい。八雲の内面が少しずつ変化して、晴香との関係も少し前に進めたかんじ。でも、上下巻に分けなくてもいいのになー。
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「あっ」と言う間に本当に読み切ってしまいました。上下巻に分けた理由がよく分からないくらい1冊が短いのもありますが、もう一気に読ませてしまいますね本当すごい。そして内容に関してはもうただただ号泣…。文庫裏のあらすじで殺人予告を見て母親と「いやいや、絶対死なないよ」と「死んだらダメでしょ」と話、上巻の初めの方で立っている死亡フラグもそう見せかけてでしょ~とか思ってたらあっさりさっくり殺されました…。もう何ていうかどうしようもなくやるせなかった…。。。神永さんひどい!って声を大にして言いたいくらい。笑。サブタイトル「失意の果てに」とはよく言ったもんデス。こんちくしょーーー!八雲…強く生きろよ。。。
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私の大好きなシリーズが完結してしまいました…。まだまだ続くと思っていたのに残念です。
悲しい出来事もあったけど、八雲だけじゃなくみんなが少しずつ変わって成長していく姿に涙が出ました。
また読み返したいと思います。
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まさかの展開で、泣いてしまいました。これから寂しいよー!重要人物が実は…ということが個人的には一番びっくり。晴香ちゃんはいつも強くて素敵だと思います。作者の後書きも良かったです。
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子を思う親の気持ちと、子を持てなかった親の気持ち、子を失った親の気持ちが錯綜した結末。子の為に、っていう建前は罪を犯す免罪符にはなりえない。けれども行動の根底には子への思いが介在している哀しさを感じる。
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アニメで八雲最終回を見てから、原作の八雲に興味を持ちました。
やっとここまで読んだか!という気持ちです。
八雲と晴香の距離がどんどん近くなっていくことが分かる話でした。
でもそのための犠牲が大きかったなぁと思います。
晴香が八雲に相談して欲しい、というシーンが印象強いです。
そしてそこで話す八雲も、1巻から比べると随分と丸くなった感じがします。
最後のページにあった、美雪さんは一体どうなったのでしょうか。
続きが気になります。
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八雲くんが作者にひいきされ過ぎな気がする。主人公特有、というか主人公が陥りがちなワナ。
どんどん文章のレベルが下がっていく。
キリもいいので多分続きはもう読まない。
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一心を刺したという七瀬美雪は、今度は八雲を殺すと宣言した。それに、一見関係なさそうな病院の幽霊のウワサの謎は解けるのか⁇
(2011/3/8)
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めちゃくちゃ泣きました。
悪い意味でずるい。なんでこうなっちゃったのかっていう。
ずるいけど、これは泣く。
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あああぁぁぁぁ……ぁ。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-633.html
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これでシリーズ完結なのか。意外と呆気なく終わっちゃった感じ。
シリーズ全般を通して、もうちょっとホラー色が強くても良かったんじゃないかと思う。ヒロインが毎回泣くのはちょっとウザかった。
漫画やアニメの原作としては面白いけど、小説としてはちょっと物足りない気がした。
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正直推理は、早い段階で読めた。
なんで堂島や石井がそこに気づかないのか、ちょっとイラっともきたけど、晴香と八雲、それを囲む人物関係メインだと思えばシリーズの中で一番楽しかった!
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※※※ネタバレ注意※※※
この手のシリーズものには避けて通れない鬱展開…(;ω;)きちゃった…
八雲と彼の最後の会話が泣けます。八雲の周囲にいる人々の優しさにも泣けるし、今回は犯人への怒りとかそれを乗り越えようとする勇気とか、珍しく主人公の感情の機微に焦点が当たってたのが更にぐっと来ましたわ…。
ようやく黒幕との対峙も果たして、その正体も目的も明らかになったクライマックス。
新章へのお膳立てはバッチリ、な珍しく内容の濃い作品でした。でも、この分量を上下巻に分ける必要はないよね…。
お堂で一心が刺された。監視の目をかいくぐり、犯人はどうやって事を成し遂げたのか?皆が疑心暗鬼になる中、八雲は七瀬美雪と対峙する。一方、一心が収容された病院では、院内を少女の幽霊が彷徨っているという噂が。
絡み合う複数の出来事が、ひとつの点で結びついたとき、八雲と晴香は、深い悲しみと向き合い、大きな決断を迫られることに…シリーズ最大の悲劇、ここに完結。
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最後の移植を許すところはすごく感動した!最後の2ページはとてもよかった!あとは…七瀬さんはそんな簡単なトリックにひっかかるものなのか…てかお父さん…探偵ものなのか心霊ものなのかどっちかにしてもいいとおもう。今回のは推理小説としては「犯人は透明人間でした」並みのタブーなんじゃ…?
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上下巻からなる。
上巻序章で一心の体調不安定を予兆させて。
後藤刑事、前巻で『辞める』と言っていたのだけど、宮川刑事課長に諭され(?)踏み止まってくれて。
七瀬美雪が後藤、石井ご氏名で接見希望。
美由紀曰く『拘置所内から一心を殺す』と名言。
その通り重傷を負うが一命を取り留める一心。
八雲はその日から『僕のせいだ』と心ここにあらず状態で消息不明に。
一心が入院中、奈緒は後藤刑事の家に預けられる事に。
フラフラとお世話になった先生のお墓前で八雲の父登場。そのまま引きずられる格好となる。
が。
そこに『会いたい』と一言の晴香のメールで踏みとどまる。
真相を暴く為に、八雲が戻り、晴香と行動を共にする。
後編では初めてとも言える 晴香から八雲への直接のぶつかり。
それに対して八雲は初めて『晴香』と名前を呼ぶ。
そして一緒に、行動を始める。
一心の『脳死』状態、それによって『臓器移植』の話に転がり。
種明かしからすれば、『両目の赤い男=八雲の父』は、既にこの世の人ではなく、幽霊であるから『人を操る事』しか出来ない。
その能力で 心の闇 につけ込み、『八雲の体』を乗っ取るのが目的。
一心は寿命の短さを悟った。それに『目を付けられた』。
臓器移植の為に、脳死状態に陥らされたのだ。
今回は、晴香の『会いたい』のメールで正気に戻った八雲が事件解決したけど、結局 一心の死と引き替え という状況。
残る最大の難問 奈緒 は『後藤刑事の養女』というオマケ付き。
八雲は最後に嗚咽する。
その心の痛みは、如何ほどの物か・・・
添付ファイル として載っているのが『夜桜』というショート小説。
一心の遺言でもある『桜見物』をやるという物語。
そこで八雲が晴香に渡した物は『黒と赤のコンタクトレンズ』だ。
一心と、八雲の大切な絆。
それを晴香に『形見分けだ。君に持っていて欲しい』と。
徐々に変わっていく八雲。それを受け止める晴香。
どうか二人がhappyに。
奈緒は・・・すっかり後藤家に馴染んでいる様子(^-^)