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セスさんが1942年生まれ
ということに驚き。
なんとなく若いイメージだったが
考えてみれば
ターシャさんの息子だから
それなりのお年。
そのセスさんの子供時代
ターシャさんとの暮らしの思い出が
写真やターシャさんの絵とともに
一年を通して描かれている
図書館で借りたのだが
これは買うことにした。
手元に置いておきたい。
日本版書き下ろし。
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セス・テューダー氏は、ターシャのご長男で、バーモントのターシャの家を建てた家具職人。彼の目からみた母親ターシャとの暮らしを、1年の行事に沿って記録してある。
この本で興味深いのは、父親について語られていること。
こどもたちにとっては良い父親であったように見える。
ターシャの若い頃の写真や、こどもたちとの遊びに使われた手作りのカタログ写真、イラストも多数掲載されている。
これまでターシャから語られてきた、生活や行事のことを簡潔に書いてあるだけなので、私にはとくに新しい発見はなかった。
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ターシャの息子セスが子ども時代、ニューハンプシャーで暮らした様子を四季を通じて綴られている。私にとっては夢のような世界。私自身も遠い昔を思い出す瞬間もあり、五感を刺激される作品です。時間に追われるように毎日を過ごしている自分を反省。人間力を高めなければ・・・物質の豊かさと心の豊かさは決して比例はしないと実感した一冊。特にクリスマスの時期の章は読んでいるだけで心洗われる気がしました。
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本書はターシャ本人ではなく長男のセスが書いた本。
1年を通して、ターシャが実践してきたアメリカのオールドスタイルな日々をセスの目線から解説したもの。
ターシャ自身が、幼少期に体験した昔ながらの生活を好み、伝統を大事にし、可能な限り自給自足生活を送ってきたことが分かる。
ただ、それに固執しているというわけではなく、例えば電気が引かれたときには電気ポンプや冷凍庫など電機もしっかり活用するし、買い物のために車も活用する。
子供が4人もいて、家畜も多くいてこの自給自足生活を行うのは本当に大変だったはずだ。
それでも、セスが何度か言っているように、ターシャ本人はそれを楽しんでいた。
子供たちや友人たちへの無数の贈り物や、生活、動植物へ情熱を掲げていたことから、ターシャが「愛」をとことん大事にしていたことが伝わってくる。
気になるのは、比較的若くして離婚をしていることくらいか。
そこの内情を探るのは野暮だろう。
自分が彼女になぜか母のような感情を感じるように、きっと多くの人の心にターシャという母が宿っているに違いない。