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いやあ素晴らしい太鼓持ち芸を堪能させてもらいました。敵の失敗はすべて致命傷みたく描いて味方のそれは笑いでごまかす等の洗練されたdisりテクもさすがです。
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首相、官房長官、副官房長官、秘書が集まって協議し方針を決めたことはその決定は政府全体を動かすことになる。
安倍は小泉に比べると発信力は劣るが安倍さんのためなら何でも汗をかくという同士にはめぐまれている。
安倍や菅は麻生らをやめさせようとはせずに守り抜いた。閣僚を辞めさせてもいいことがなかったことの反省を活かしている。
民主党の成果はぶら下がり会見を無くしたこと。これでストレスがなくなってじぶんお時間ができた。
安倍の強さは地獄を見て、そこから這い上がってきたところにある。安倍の真骨頂
菅は名官房長官でありながら安倍を尊敬していると公言している。かつての官房長官で首相を尊敬しているなんて言った人は誰もいなかった。
安倍首相ら政府が一丸となって東京オリンピックを誘致した。
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著者は「事実をまずは知ることが大事」としているが,その「事実」の叙述自体が「官邸寄り」の感がいなめない。首相の政策,行動は多方面にわたっているが,それに対するさまざまな評価がすでにあるにもかかわらず,そうしたいろいろな評価を踏まえたうえでの叙述になっていない。ちょうちん記事とはさすがにいわないけど。
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政権を一度投げ出し、終わったと思われていた安倍首相が、なぜ復活し今の強大な力を持ち得たのかが詳細に書かれてある。負犬からの逆転の方法論としても参考になる。土台となるのは健康管理か。あと失敗からいかに学ぶかだ。
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安部首相の官邸政治、政権の裏側について、記載した本。
政治の仕組みについて、かなり参考になる良著。
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首相官邸には「隠し回廊」があって、そこで毎日行われている「正副官房長官会議」なるものが、権力の頂点ということになるらしい。
やや提灯記事であった感はいなめませんでしたが、第1次政権の失敗を、しっかり糧にして色々やってるんだなぁ、ってことがよーくわかりました。
とくに「テレビにどう映るかを計算」したマスコミ対策というか、コントロールというか。踊らされてはいけませんぞ。田崎さんも。
(2015/4/22)
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物事をなすのは組織ではない。物事をなすのは、計画や制度ではない。物事をなせるのは、人だけだ。組織や計画、制度は、人を助けるか、邪魔するかである。『元米国務長官コリン・パウエル先輩大将談』
人間とは、理屈によって納得するが、感情によって動く。指導者は、人々を納得させるとともに、動かさなければならない。リーダーとは、ニクソン著
真実を知らなくれば、批判も肯定もできない。
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2014年の衆院解散が消費税増税の根回しを進める財務省の圧力を押さえ込むためだったという冒頭の話だけでも読む価値はあった。
安倍・菅・今井を中心にしたチーム体制で動いているのはなんとなく分かった。ただ菅以外は個人についてあまり書かれてない。不透明な印象だがそれでもこれだけ書くのは難しいのだろう。
今の国際政治のレベルでも案外ちょっとした隙間で個人の考えで動いてしまうのだなと思うエピソードもあった(プーチンとの部屋の隅での一瞬の話とか)。
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安倍政権の強さを解説した本。著者も自認しているとおり、政権批判が足りないという評価はあり得ると思うが、ジャーナリストはなんでも権力批判すればいいというものではない。読む方だって、その本に書かれたことを自分なりに解釈すればよいだけのことである。批判したい人はこの本で得た情報をもとに自分で考えて批判すればいいのだ。新書なんだから、そんなに多くを求めるのもおかしいと思う。
なぜ安倍政権が安定しているのかについて考える材料を得られる良書だと思う。
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下手なビジネスハウツー本を遙かに凌駕する。安倍と菅に焦点を当てつつ、所詮は人そして、その関係で決まることを強く感じる。
・拙速というのは実に便利な言葉だ。では、どれぐらい議論すればいいのか。
・人事は万事
・政治家にとって事を成すには陰険さも権謀術数も必要。ただ本音を言えば良いというものでは決してない。
・人事は求めず、拒まず
・完勝しようとすれば、大敗を喫する、6,7割の勝利で完勝と考える。
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2014年段階の本。著者もここまでの長期政権になるとは思わなかっただろうと思う。政権の要はどんなに批判されようが、菅官房長官と今井秘書官。第一次政権を放り出して以降も安倍氏を支え、第一次政権の失敗を踏まえた政権運営が出来ている。よく取材が出来ている本で、出版された当初に読んでいれば、もう少し高い評価になったと思う。(逆にいうと、安倍政権ができる過程を振り返りたい、という目的でなければ、読む必要はない。)
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安倍官邸の強さの秘密と、安倍・菅2名の人となりが描かれている。小泉政権で大きく変わった政権の在り方、民主党政権で失敗した「政治主導」、安倍政権での「正副官房長官会議」、政治学的にも面白いと思う。
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田崎氏が安倍首相に、憲法改正と経済再生以外に何をやりたいかを聞くと、教育(学制の複線化=人生の複線化)をしたい、閉塞感からみんなが解放されるためにも、と答えたという記述が興味深い。
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著者は相当のベテラン政治記者なのだが、いわゆる
(古いタイプの政治記者」のようで、取材対象との一体感が半端ない。本書の「終わりに」で著者自身が「この本を読んで、安倍首相に寄りすぎている、批判が足りないと思われる方が多いかもしれない」と書いているが、なんだ、自分でもわかってるんじゃんww。こういう記者が大勢を占めている限り、自民党政権は安泰だろう。
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総理の政治手腕や安倍政権を支える正副官房長官会議の存在や菅官房長官の存在、菅の経歴から迫る人物像や手腕などを詳しく知ることができました。内容は、一読して安倍政権寄りに書かれているように見えますが、あとがきにもあるように、「批判するのであれば、まず真相をしっかり理解した上でするべき」との著者の判断によるものです。