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外出先で読まなくて良かった…というくらいに、涙。悲しい涙も感動の涙も、共感の涙も、たくさん流させてもらった。「死」という別れの場面を、故人と見送る人とのつながりの再スタート地点にしてしまう筆者は、魔法使いのよう。愛情と努力に裏付けされた彼女の行為は、これからも多くの人の背中を押すんだろう。陰ながら応援したい。自分もしっかり生きなくちゃ。
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大切なことがたくさん詰まってる
大切な人をもっともっと大切にしなきゃって思える
大切なことを再認識できる
毎日を大切に大切に生きていこう
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会社で休憩中に読み出したが、涙が出るために家でゆっくり読もうと思ったがとまらなくて結局会社で読んでしまった。
こんな仕事もあるのだと驚き。祖父母の葬儀にいてくれたら最高の形で送り出せたのにと思った。
おもかげ復元師の仕事がもっともっと広まることを願うばかりです。
H27.4.7~4.11
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ようやく読ませていただきました。あの3.11から、4年6ヶ月になろうとしています。いろんなことがありました。死と一番向き合ってきたのは、この方かもしれません。死と向き合わないで生と向き合うことは出来ないかも知れない、そんな読後感を持ちました。
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単行本は2012年8月ポプラ社から~1972年北海道札幌市生まれ,岩手県北上市で復元納棺師として活躍中。東日本大震災で,津波や火災で損傷を受けた遺体を生前の姿に戻す「復元ボランティア」に献身した~ううぅぅぅううう……泣かされた! だが,復元に使う綿花とはなんだろう? 脱脂綿?青梅綿?
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1話1話が3ページ程で綴られている。
納棺師という仕事は知っていたけどおもかげ復元師という仕事は知らなかった。
最後のお別れの時の表情を故人のいい顔に戻してあげる事で最後にちゃんとお別れが出来るんだと。
酷い亡くなり方をした方でも笑いジワをたどったり
マッサージして良い顔に戻すんだとか。
あまりのショックに最後顔も見れなかったご遺族も手を取ってお別れが出来るそうなんです。
この方はお顔を戻すだけでは無くて、最後残された方が
どう思っているか分かる方なんだと思います。
淡々と綴られている内容のどれもが重く切ない話ばかりですが暖かく涙が出ます。
「いいことは人に伝え、人に回していく。逆に、悪いことは自分で止める。」
この言葉も印象的で私の中に残りました。
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ようやく読む決意が付き手に取りました。
誇張ではなく、見開き1ページ目から涙が溢れました。
死という別れについて、とても大切なことが書いてあります。
笹原さんの事は7年前の震災後、テレビのドキュメンタリーを観て知りました。
多くの悲しみの中、少しでも後悔のない別れを…と奮闘された笹原さん。
悲しみの中にも温かさがあるのです。
きっと笹原さんのお人柄でしょう。
あと一ヶ月程で東日本大地震から7年。
あの日のことは一生忘れることはないでしょう。
あの大惨事の中で、自分の持つ力の限りを出し尽くし
沢山の心を救った人がいるのだと、忘れないでいたい。
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一ページ目で喉の奥がグッと詰まり
二ページ目で涙が盛り上がり
三ページ目でこられられなくなり
四ページ目で一度閉じて深呼吸
そんな一冊。
東日本大震災でボランティアとして亡くなった方が少しでも元の姿になって家族とお別れできるように走り回った方の手記。
人として生き方として、考え方、亡くなった方と常に向き合って過ごしてきたこのかたが、あの世とこの世をつなぐ架け橋になっていることがわかる。
すごい人。
このかたの姿勢と考え方、生き方、生きてる方、亡くなった方への接し方伝え方、人を超えてます。
全人類が読むべき書籍。
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よいです。だからこそ、もっとひとつひとつの話が読者を意識した言葉にとどまらないでいてほしかったと思う。
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感動作!!涙が止まらない!
納棺士の仕事について知る事もでき、震災の悲惨な遺体の現状も知る事が出来る、学びが大きかった。ぜひ読んでほしい
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喫茶店で読んでしまい後悔…
迂闊にも涙ぐんでしまった。
人が生きること、死ぬこと、家族についてとても考えさせられた。
死者と遺族への向き合いかた寄り添いかたは、誰でもができることではないだろう。
被災地での活動には、本当に頭が下がる思い。
他の人には出来ない、著者だからこそできる支援。
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自分の手で亡くなった大切な人をあたためてあげたい。きちんと向き合うことで、また前に進んでいける。
日常の幸せの確認。
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故人の生前の面影を復元する、岩手県北上市の納棺師のノンフィクション。
どなたかのエッセイで知った本。
震災の前のお仕事から、震災が起きてからボランティアで復元してまわる様子まで、克明に記録されている。
恥ずかしながら、納棺師は知っていても、おもかげを復元する方がいらっしゃることには考えが及んでいなかった。想像するだに大変なお仕事で、特に東日本大地震のあれだけたくさんの方が犠牲になった後の現場は、どれほどのものか…これを読むとその一端でも理解できる。
そのような厳しい現場の中でも著者の優しさが強く伝わってきて、こんなに故人のことを考えてもらえて、残された家族のことも慮ってくれて、著者におもかげ復元して頂いた遺族の気持ちになって感謝の念が湧いた。
このような点から震災を考えたことがなかったので、この本は著者ともども有難い存在。
通常人生で数回しか経験しないお葬式や身近な人の死…
数えきれないほどの死を間近に見て経験している著者の考える死生観などもとても貴重なもので、読むことができてよかった。
家で一人で静かに読むのをオススメします。