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「新刊ラジオ」のパーソナリティ、矢島さんが出版した本。
読書術の本は多々あれど、「ビジネス書」に重きを置いて書かれた本は珍しいのではないだろうか。
本に倣って、この本をひと言で表すなら「本を読む楽しさを倍増させてくれる本」。
(「能動的に本を読む方法」と言ってもいいけれど、それだとちょっと堅苦しい気がする)
多分に個人的な理解を混ぜてまとめると、
・本を読んだときに感じる「なるほど」「それは知らなかった!」「それって本当?」「この人凄い!」といった感情をメモとして残す。
・それにより読んでる「自分」を明確にできるし、記憶と感情は強く結びついているから後になっても思い出しやすい。
・アウトプットするときも、自分の感情の通りにメモが残っているからすんなりアウトプットできるし、楽しい。”
といったところ。
印象に残った箇所は
(1)対話読書をやりやすくするために、著者のビジュアルをイメージする
→目から鱗。確かにこれによって本の吸収度合い・読み易さが変わりそう。
(2)付箋もマーカーもそのとき「何か」を感じたという目印にはなるかもしれませんが、その何かは時間とともに忘れてしまいます。それなら、よりその「何か」をはっきり書き残すメモの方が自分自身のためになる。
→耳が痛い。マーカーを引いたっきりで後で読み返して「なんで引いたんだっけ?」と思うことが多々あるので、今後はちゃんとメモを残そうと思う。
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ブックナビゲータの方が、ビジネス書をどう読むべきかを紹介している。
PODCASTでの新刊ラジオで紹介しているので、購読してみる。
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学びを楽しむ。「著者との対話」と「感情」を意識し、考えたり想像したりしながら読む。顔を想像し会っているつもりで、賞賛・ツッコミ・共感する。感情をメモし、伝道師となって人に伝える。
ブックナビゲーターならではのノウハウ。著者との対話は、聞いていても、興味をそそられます。
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「新刊ラジオ」というウェブラジオ番組をされているブックナビゲーターの書籍。
「記憶」と「モチベーション」は「感情」と結びついている
= 感情を伴ったほうが忘れにくくなる
基本は「賞賛」「ツッコミ」「共感」
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本を読むときは、感情と結びつけることでもっと身になるといったことが書かれている本。
その通りだと思うし、気付けば自分も同じようなことをやってきてるな、と思った。
人と対話しているかのように読んでいく。つまりむやみに否定せず、感心するところは感心して、といった感じ。意識的にやってみようかな。
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著者様よりご献本。
かつてワクワクドキドキしながら手に取っていたビジネス書。そこに書かれている事が新鮮で、右も左も分からなかったあの頃は本から学びつづけることで、いつかは自分もデキる人になれると夢見ていた。
色々な本を読み、学び、会社の中でも中堅所にさしかかったこの頃では、悲しいことに本に対するトキメキは既に消え失せてしまっていた。
本書を読んで、真っ先に感じたのは、そんな冷めた自分の姿勢である。
仕事で追い詰められていた数年前の自分は、いくつかの書籍を手に取り、感動し、自分なりの仕事術を必死で築いていた。苦しかったけど、同時に本と向き合うその時間がとても豊かな物であったとも思う。
なるほど、最近本が雄弁に語らないと思ったら、読んでいる僕が斜に構えていたからか、と。何冊読んだか、それをどれだけ美しくメモに残したか・・そんな形式ばかりに気を取られ、本を楽しむという基本をすっかり疎かにしていた。
読書とはもっと自由で、もっと楽しく、人それぞれ「快」と感じる付き合い方があって、自分が成長・変化すれば読むべき本も、本との付き合い方も変わっていくもの。僕は見事に落とし穴にハマっていたのだ。
1700冊以上の本を読み、その魅力を新刊ラジオで伝えてきた矢島さんがいつか通った道が紹介された本書には、僕らが越えるべき壁、抜け出すべき落とし穴が実に丁寧に紹介されている。
読書がニガテという方にもお奨めだけど、読書に冷めている人にも是非お奨めしたい。きっと、あなたの読書をもっと自由に、もっと楽しい物へと変えていくヒントと出会うことができるだろう。
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ビジネス書を読んでもなかなか身につかないことが悩みで、このブログにアップするのも本の内容を記憶にとどめ、身につけることが目的でやっている。ただどうしても手段が目的化する傾向にある。
本書のポイントは、以下の3点。
1.対話読書
2.エモーション・メモ
3.エモーショナル・アウトプット
・著者と対話するように読み、
・賞賛・ツッコミ・共感したところで立ち止まり、
・感情をメモし、
・自分にとってどんな本だったか、どこに感情を揺さぶられたか、人に語り伝える、
と言うことを繰り返す。
と言うことなんだけど、自分的には対話と感情のメモに目からウロコ感。
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本から得た知識や情報は、無機的に覚えていこうとするよりも、感情を伴ったほうが忘れにくくなる
読書は著者との対話なので感情を出しながら読むのがエモーショナルリーディング
後から思い出すときも人に説明するときも役立つ
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「著者と対話」を楽しむのが読書の王道とよく言われます。
たしかに対話を意識して読むと「能動的かつ肯定的な姿勢」で読めるんですよね。
「肯定的な感情で本と向き合いポジティブな感情で著者のメッセージを受け取る読書術」
①対話読書
②エモーションメモ
③エモーショナルアウトプット
が本書で挙げられています。
なかなか説明が難しいですが一度本書を読んでいただけるとよくわかるかなと思います。
ドラッカーの「マネジメント」
ナポレオンヒルの「思考は現実化する」
カーネギーの「人を動かす」
ジェームズアレンの「原因と結果の法則」
はウチにもありますが繰り返し読むべき本ですよね。
もう少し腰を据えて読書しようかなと思いました。
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読書を「本を読む」ことから「人と人とのコミュニケーション」と捉え直すことができました。
「『いざ読書』という段階になると多くの人は、本の背後にいるはずの著者をあまり意識せず、表面的な情報やノウハウだけに目を向けがち」
確かに、振り返ってみると特にビジネス書を読むときは目的意識がはっきりしている分、表面的な読み方に終始してしまっていたなと。
自分の感情の動きにも目を向けることでより豊かな読書になるように、本書で紹介されていたことを実践に移していきたい。
読書を続けたいなら、まず読書を楽しいもの、前向きなものにするべき。という意味ではなかなか読書が定着しないとお悩みの方にもオススメ。
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・「はじめに」と「目次」、「おわりに」をまず読んで、読む目的や理由を言語化しておく。
・著者と対話してるつもりで、賞賛、ツッコミ、共感を意識する。
・読みながら感じたこと、学んだことは、手書きで都度メモを取る。
・アウトプットをして、理解を深める。
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対話
→著者と対話するように読む
基本は、賞賛、ツッコミ、共感
エモーションメモ
・心が動かされた一文、もしくは一節(書き抜き+ページ数)
・そのときに対話で発したリアクション
→あえて話し言葉で書く
その人にとって読書が楽しいか、楽しくないか。
「著者と対話」するように読むことを心がけ、対話をすることで芽生えた疑問や好奇心といった「感情」を意識しているから
→★こんな風にビジネス書を楽しんで読んでいきたい
第II章 本と対話する「エモーショナル・リーディング」
「エモーショナル・リーディング」は、直訳すれば「感情的な読書」となりますが、より正確にいえば、「肯定的な感情で本と向き合い、ポジティブな感情で著者のメッセージを受け取る読書術」です。
「記憶」と「モチべーション」が、感情によって大きな影響を受ける
本から得た知識や情報は、無機的に覚えていこうとするよりも、感情を伴ったほうが忘れにくくなる
→「ソーヤ効果」
■本は「著者の分身」、読書は「著者との対話」
そこには等身大の人間としての著者が存在します。いうなれば、ビジネス書は「著者の分身」なのです。
本を「著者の分身」とするならば、読書はさながら、著者からマンツーマンレッスンを受けるような、あるいは著者と対談するような「対話」です。
著者が書いた文章に対して何かを思ったり感じたりする。これは立派なコミュニケーションです。
■肯定的読書のススメ
著者の言っていることすべてに納得ができなくても、ひとつくらいなら受け入れられる言葉や一文を見つけることはできるはずです。
■著者の原体験に感情移入する
読者である僕たちの代わりに、著者が別の人生を経験してくれているのです。
■著者のビジュアルを想像してみる > 位置969
ただ文字を追うよりも、「こんな人が語っているのだな」と思うと、俄然「対話」のイメージが湧いてきやすくなります。
■「はじめに」と「小見出し」は丁寧に読む > 位置1038
ビジネス書の「はじめに」と「小見出し」は、とても重要です。
■あえて「話し言葉」で書こう > 位置1301
エモーション・メモで大事なのは、自分がどのように感じたかをありのままに記していくことです。
→★全く同じことをもうしてる
■どんな「感情」をメモすればいいか? > 位置1348
→インドではさらに数を増して、「愛」「笑い」「悲しみ」「怒り」「勇気・活力」「恐れ」「嫌悪」「驚き」「平和」の九つを人間の基本的な感情
■相手の興味をそそるアウトプットの仕方① > 位置1716
→目の前の一人にアウトプットするときは「その人に合ったアウトプット」をしなければならない
第IV章 もっと読書を楽しむための5つのこと
インパクトのハードルが本を読むごとにつり上がって、驚きがなくなってきたということです。言ってみれば「驚きのインフレ」です"
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【要約】
・読書スピードは経験で嫌でも上がっていく。速読術はいらない。
・本を読んだらポイント等をメモし、自分の行動にどう移すか計画していくこと。
➖ちなみに➖
「エモーショナル・リーディング」とは?
①対話読書
・著者と語り合うように読み進める
②エモーショナル・メモ
・「感情」をメモする(感情のみ)→意味不明
③「感情」をアウトプット
・読んだ本の良いところを人に語る
①〜③の流れ。
どこにでもある読書術を横文字にして今風にしたかっただけなのでは?と思ってしまう
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読書は娯楽であると思っている。ただ、ときには知識を得るために本を読むこともある。
本書は「ビジネス書の読み方」であるが、楽しんで読め、その方法として著者と対話するかのように、そして感情を残し、アウトプットせよと伝える。
デキる人は速読はしない。読書のノルマを課さない。本を否定的に読まない。
ドキッ。
じぶんの本の読み方、よくないかな…。
けれど、ここで終わっては、エモーショナルリーディングにならない。
基本は「賞賛」「ツッコミ」「共感」と。僕は何事に置いてもエモーショナルでないので、まずは読書からエモーショナルにしてみよう。…けど、エモーションな言葉が出てこない。むむむ…。
著者の「新刊ラジオ」、随分前から聞いております。話すならちょっとぐらいエモーショナルに出来るかなあ、なんて思ったり、なんていうと、それこそ簡単じゃないよ、と叱られそう。
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普通…って感じ。ビジネス書の良さについて、読み方や姿勢を示す本だけど、ちょっと期待した内容とは違った。対話するように読めば、見えてくることが違うよってことと捉えたんだけど、かける時間を考えるとあまり共感できず。特に目新しい視点はなかった。どんな本も視点を変えれば学びに繋がるところや、新しさがあるのだというのはわかるけど、会話してても盛り上がらない人がいるのと同様に、出だしから合わないと思った本は多分合わないだろうと思うので、そこまでポジティブには考えられないなーと思った。