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昨日 通っている教室で
日本人が日ごろ使う言葉は7500語 外国語は2500語。広辞苑には24万語。存在する言葉は77万語あると教えていただきました。
「岸辺」と「海辺」 「山の端」「山際」日本語は的確で 響きがいい。
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平素「大和言葉」という言葉自体耳にしませんが、こうして並べて示されると、 知っている言葉が割りと多いことに気を良くしつつも、全く聞いたことがない言葉も少なからずあって、改めて日本語の豊かさに感じ入りました。例えば、蝶を意味する「かわひらこ」とか、鬱屈することを意味する「結ぼれる」などという言葉は、本当に初めて目にしたので、新鮮でした。日本人に生まれたのならば、大和言葉を知っているだけではなく、使いこなせるようになって、雅な人間となるよう、「倦まず弛まず」努力したいものです。
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日経で紹介されていたのをきっかけに読んでみた。自分は同年代の中では古典に親しんでいる方かと思うが、好んで使う言い回しに頷く一方、知らない言葉も知ることもできた。
趣旨ゆえに大和言葉の良さばかりを挙げていたが、漢語には漢語の魅力があるので、どちらも学んでいくべきかと思う。
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谷崎潤一郎の使う日本語の美しさに触発されて購入しました。
読みやすい本です。
掲載されている言葉としては、そんなに多くありません。
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新聞の書評・書店の平積みで気になり即購入☆
言葉の響きの美しい国に生まれ育ちながら、
ついつい色気無い言葉を使いがち。
そんな日常に彩りを添える素敵なきっかけになりそうな一冊。
言葉遣いに興味ある方はもちろん、
普段あまり日本の良さなどを意識していない人にこそ、お勧めしたい一冊。
装丁も素敵なので、贈り物にもどうぞ♪
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大和言葉の素晴らしさに、気付かせてくれた本としては、この上なく素晴らしい本ですが、もう少し日常会話に取り入れられるような言葉を、沢山知りたい。互換表や逆引きの索引があれば、嬉しいのですが
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漢語や外来語ではなく和語を話しましょう、という本。
大和言葉の微妙なニュアンスや音韻を大切にしたいと思わされる本。内容自体も「そんな時◯◯という表言で伝えてみてはどうでしょうか」といった感じで、日本人らしく非常に控え目。
間のコラムもおもしろい。
浦和パルコの紀伊国屋で購入。使い勝手がいいとは言えないが、案外の近さ。
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話をしていて、この人は品があるな、と感じることがあります。なぜだろうと考えてきた私ですが、その人の使う言葉に原因があるのでは、この本を読んで感じました。
日本語を様々に分けることができますが、漢語・外来語、そして大和語があると思います。この「大和語」を使うことが、同じことを言い表す場合でも、それを聞いたときの「言葉の響き」が違うと思いました。
そろそろ私もイイ年齢になってきたので、わかりやすい言葉を使うことも大事ですが、この本で解説されている「大和言葉」を使う機会を増やして、自分の表現にしたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・唱歌「ふるさと」は、日本人の心に染みます、その理由の一つは、歌詞のすべてが大和言葉であるから。大和言葉とは、太古の昔に私達の先祖が創り出した日本固有の言葉、その伝統の上に生まれた言葉(p2)
・大和言葉は、その一音一音が、先祖たちの感性の投影である(p3)
・現代語の「ちょー」に代わる言葉として、「このうえなく」「いたく」「こよなく」(p11)
・形容詞に「です」を付ける言い方も間違いではないが、「楽しゅうございました」「嬉しゅうございました」(p14)
・「お口汚し」とは、少量という意味、「ほんのお口汚しですが」(p21)
・手紙を書く場合、冒頭の言葉を省き、その代りに短めの「季節の言葉」をおく。季節を選んだのちに、1)まだ新鮮に感じている、2)慣れてきた、3)深まりを感じている、4)心は次の季節へ向いている、のどれかを選択する(p26)
・正式には、「xx様におかれましては」だが、「xx様には、いかがお過ごしでしょうか。」(p28)
・まさに:「いみじくも」、「まさしく」、結局は」「つまるところ」、ますます「いやがうえにも」、残念ながら」:「惜しむらくは」(p35、38)
・だいだい:「概ね」、「あらましは次の通りです」(p43)
・ちょっと変、いや」「しっくりいかない」(p61)
・下処理:「下ごしらえ」、一生懸命:「腕によりをかける」(p84)
・粘りが強い:「足が強い」、とても美味しい:「得も言われぬおいしさ」(p89)
・「きざはし」=二か所をつなぐ、ぎざぎざの刻まれた道(p96)
・「てだれ」=優れた腕を持っていること、あの人はなかなかの手だれだ(p111)
・「月が冴える」=月が曇りなくきれいに見える(p126)
・言霊信仰とは、美しい心から生まれる正しい言葉は、その言葉通りの良い結果を実現し、逆に乱れた心から生まれる粗暴な言葉は災いをもたらす、と信じられていること(p130)
・他人の性格を言及するときに、「人となり」を使う(p142)
・感動する、という意味で、「目頭が熱くなる」「胸に
迫る」「ほだされる」「身につまされる」(p151)
・「片時も」とは、一時の半分で約1時間(p166)
・最終的には、「行く行くは」、来���も「来たるxx年も」、ずっと「幾久しく」(p171)
2015年5月5日作成
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「すずらん本屋堂」で知って読んでみた。
普通に使ってる言葉も多かったけど
『大和言葉』という概念がなかったので興味深かった。
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帯文:”日本には漢語と外来語、そして生粋の日本語「大和言葉」大きくわけてこの三つがあります。” ”日本人自身が育んできた知的で優雅な余韻を残す言葉づかいを身につけてみませんか?”
もくじ:はじめに、語らい、もてなし、手紙、言挙げ、言伝、恋、交じらい、装い、住まい、味わい、眺め、学び、遊び、そぞろ歩き、あめつち、生きもの、性、思い、つとめ、時、魂、参考文献、索引
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大和言葉って聞くと古典の授業で出てきた小難しい言葉のようなイメージがありましたが、はじめにを読んだ段階でイメージがまるっと間違えていることに衝撃を受けました。
じゃあ、あの授業での苦労は?! という衝撃は置いといて。
心を入れ替え読み進めるとなんてことない、普段から意識せずに私達が使っている言葉が発声方法を変えながら受け継がれている。
なんとも浪漫のある話ですよね。
紹介される言葉は少ないですが、辞書では小難しい言い回しで短く流される単語の持つ意味がふんわりとした言葉で説明されている。
ただ日常使いは出来そうにない言葉ばかり。
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本書は、
漢字で形成される漢語 → 【 開始 】
カタカナの外来語 → 【 スタート 】
上記に対する、日本で生まれた*大和言葉* → 【 はじめる 】
にフォーカスし、昨今、使われる機会が減ってきている表現を
シチュエーション別に紹介している一冊です。
感想として、やはり表現に奥行きが生まれイメージしやすくなる、
印象が柔らかくなる、といった効果のあるものが多いなと思いました。
下記に個人的にグッと来た表現を共有します。
業務内のメール表現にとどまらず、
日頃の皆様のやりとりが、より味わい深いものになりましたら
嬉しゅうございます。
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●褒められた時に品よく返すとき
→お買い被りを
●ご遠慮なく より 柔らかく
→お心置きなく
●時候の挨拶に
→春も早やたけなわ (はじまったなくらい)
→春まさにたけなわ (まさに真っ盛りだな)
●気にしてもらう
→お心に掛けて頂く
●ご自愛くださいを柔らかく
→お身体をお厭い下さい
●全くその通り、なにがし
→いみじくも、なにがし
●仮に
→よしんば
●数分おきにメールを続けた時
→続けざまですみません
●デート
→逢瀬
●ツンデレ
→憎からず思う
●ホウレンソウする
→あらましは次の通りです。
●美味しいものをごちそうになったら
→得も言えぬ美味しさです。
●なにがしを全部暗記している
→なにがしをそらんじる
●なにがしさんの唄を褒めるとき
→なにがしさんは聞かせるね
●正直で誠実な性格
→竹を割ったようなお人柄
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上記以外に個人的に一番好きだった表現は、
海が荒れるの対義語、海が凪ぐ でした。
穏やかな風景が目に浮かび、胸に迫るものを感じずに入られませんでした。
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日本語って、なんてたおやかなんだろうと改めて思った一冊でした。大和言葉って、今は使われていない古き日本の言葉という感じで、すごく特別な感じがしていたんですけど、今も日々の暮らしの中で普通に使われていて、 案外たくさん残っていると知って驚きました。今となっては、使うにはちょっと気恥ずかしい言葉もあるし、美しく使えるかどうかはわからないけれど、なるべく残していきたいなと思います。
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会話の中で使えたらちょっといいな。
ただ、あまりにも若い人が使うには落ち着きすぎている気もするけれど。
手紙を書く時に手元にあったらいいかも。
大和言葉の響きは美しいー!
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こんなに美しい言葉のある国に生まれたことが嬉しい。
言葉ってきっと言伝の為に生まれたのだろうに、言葉の届く相手を想って、ちょっとでも印象が柔らかくなるように、品が良くなるように、敬いの気持ちを表せるように、と言葉が洗練されてきた歴史を想うと本当に胸に迫る。そして、そんな心意気を持った日本人が本当に好き。