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日本語はとても美しい言葉だと改めて感じました。日常会話の中に取り入れていきたいですね。まだ20代の私が使うには、少し落ち着いてるような言葉もあるかと思いますが、上品な言葉使いが出来るよう、読み返していきたいです。
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読了:2015/7/28
「惜しむらくは」
「しばしお待ちを」
などは使いすぎると鼻につくし、
「敷居が高い」
のように間違った用法が定着したものは使うのが難しいなぁ。
「続けざまですみません」
「概ね」(大体の代わり)
はいいなと思った。
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「もてなしとは、自分の趣味、生き方、相手への思いなどを、丁寧に、正直に表現し、両者の心の間で響き合う何かを見出して、その喜びを共有すること。」
ひらがなの副詞は至高だと思う
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ものすごく売れているということで確認。使ってみたいと思うものもあり、折に触れて見返したい本。
・お買い被りを
・お戯れはもうそれぐらいで
・ようこそお運びくださいました
・お心置きなくお召し上がりください
・むべなるかな
手紙で
・お心にかけていただく
・くれぐれも御身おいたわりください
など。
鬱屈している状態を表す「結ぼれる」は初耳。
そして美しいと思う。
「心の糸が絡んで結び目ができる」様子を言うらしい。
「心が結ぼれている(だから時間をかけてそれをほどこう)」と使うのだとか。
日本語は美しい。
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そういえばこんな言葉最近使ってなかったなぁと思うものも多かった。が、普段の生活で使うと「何?」と理解されない言葉もあり、使う相手を選ばないといけない。変わった人と思われる可能性あり(^_^;)
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粋な言葉を学びたいと思って購入。でも、案外分かってることばかりだったりして、ちょっとだけ残念な気持ちに・・・。
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綺麗な言葉を使う一助となれば、と購入しましたが、買うほどでもなかったな、と言うのが正直なところです。
たとえ改まった場面であったとしても、実際こんな言葉使うとなると鼻白むのでは、と思われる言い回しも多く、ちょっとした言葉の言い換えなどの参考にしたかった私の目的には合いませんでした。
辞書形式のものがあれば助かります。
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「ほんのお口汚しですが」は、差し上げた物について謙遜しているのではなくて、少量なので口を汚すだけで終ってしまうため、「わずかな量と言う意味」での謙遜だそうです。
勘違いをしていましたね。
「お手すきのときに」
これは、以前職場の放送で「手の空いている方は・・・」と伝えたら、上司に訂正するように言われたので、今でも忘れません。
「着映えがする」
その人が身につけたことで洋服がより美しく見えること。
「〇○さんが着るからかっこいい!、きれい!」っていうのは良く使うけれど、今度から「着映えがする」を使ってみたい。
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このうえなく、お買い被りを、おからかいを、ごゆるりと、しばしお待ちを、続けざまですみません、思いのほか、しっくりいかない、折り合う、湯船、湯浴み(入浴)、得も言われぬ美味しさ、そらんじる、もののふ(武士)、目頭が熱くなる、胸に迫る(ぐっときた)、胸を打つ(ずしんときた)、胸に染みる(じわじわきた)、想いを馳せる、みまかる(自分側の人間の死を語る。相手は亡くなる)
上記は普段使いたい言葉達だ。この本は、おっとりと穏やかな気持ちになる大和言葉でいっぱいである。目に美しいヨモギ色の表紙に包まれており、参考にしたい言葉ばかりなので、手元に残しておくことにした。仕事柄、語録を増やしたいと悩んでいたので、非常に参考になる。言葉は繊細で奥が深く、楽しい。常日頃から、上品に大和言葉を使うよう心掛けたい。
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今すぐにでも使える言葉を厳選して掲載してくれていて、早速日常生活で覚えた言葉を使っている。一つひとつの言葉の説明が簡潔で分かりやすい。今まで何度も手にとって読んでいる。大和言葉っていいですね。
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言霊の幸(さき)わう国 。美しい表現だと思う。
柿本人麻呂の歌からだ。
「しきしまの大和の国は 言霊の幸わう国ぞ ま幸(さき)くありこそ (この日本の国は、言霊、すなわち言葉が持つ霊的な力によって幸せになっている国です。これからも平安でありますように)」
古事記の頃から伝わる言霊の伝統、大和言葉にはその想いが込められているというのがよく分かる一冊。なにより日本語は音声的に母音が多く、その響きから外国の人からも「楽しい」、「歌のよう」との感想を持たれているというのは特筆すべきことだと思う(TOYOTAやHAYABUSAは”かわいい”イメージだとか)。
ちかごろ、自分のプレゼンや会議発言をVoice Recorderに入れて聴くことがあるが、外来語の発音、例えばシステムの「シ」(or 「ス」)とか、日本語なら「~くらい」の「く」の発音が、母音のない発声になっているなと思うことがある。外来語の方は止む無しとしても、日本語はしっかり母音を意識して話さないといけないなと反省しているところ。
紹介されている表現には仕事の文面で使用している表現も多かった。意外と旧態依然な業界ということなのかもしれないなと苦笑い。
一方で、ほかの表記は、結婚式のスピーチで使いましょう、といった類のものが多く、日常生活に取り入れるにはなかなかハードルが高いのかなとも思わされた。
民族の言葉は、書き文字より発声で、その国民性も判断されることが多いと思う。『8割の人は自分の声が嫌い』(山崎広子著)で紹介されていたビンラディンの発声の指摘が思い出される(彼の発声方法は西洋のものと異なり、アラブの民に訴えるものはある一方で、西側の人には響かないものだった云々)。
硬い漢語や、外来語的な子音だけの発声が増えると、日本語が本来もっている穏やかな印象が薄れるだろう。 思春期の生活態度の乱れも、まずは言葉づかいから現れる、なんてことも昔からよく聞く話だ。
「声」の重要性に加え、そこで使う”言葉”も大切にしていけたらなと思う。
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「住まい」は動詞「住まう」の名詞形で「住居」は当て字。「住まう」は住むに継続を表す助詞「ふ」がついて生まれた言葉。それ故に住宅と言うよりは安らいだ雰囲気を醸す。また、住居は、人間が生命を雨風から守るために築く砦だが、その居住まいは、大地や自然と一体化しようとする日本人ならではの心映えを感じさせる。日本の風土の中から自然に湧き出てきた言辞が大和言葉。本書には心に染みわたる美しい大和言葉が収められている。それぞれの言葉には意味や由来などが丁寧に書かれており、意想外の意味合いに何度も驚かされた。
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初めて知る大和言葉も多々ありましたが、どれもなんだか懐かしく、スッと心に染みる言葉ばかりでした。日本人で良かったと思う一冊です。
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記載されている日本語は極常識的で私も普段使いしているものでしたので、逆にこのレベルの日本語を知らないとされているのかという部分に驚きました。
改めて、日本語は繊細な心情を汲んだような日本人のためにあることばなのだと感じました。
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「山間部の集落」なら「山あいの里」、「感動した」なら「胸に迫る」。日常生活で使い古された粗野な現代語を柔らかく、かつ日本人の心の奥深くに宿る趣を言い当てるような、大和言葉の味わいを教えてくれます。少しずつでも使えるようになりたいな。