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随分昔のことだけれど、一時期「工作舎買い」というものをしていた。書店に行けば先ず工作舎の出版物の置いてある棚を探した。工作舎の本は、目立って・変で・面白く・時に暑苦しい程の熱と底知れない恐怖を感じさせた。
…この本を読むと、当時感じていたその感覚が正しかったことを教えてくれる。
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伝説の…な、工作舎の話。どんな風に働いてたか。今でいう超絶ブラックなのですが、しかし希望を持って働きたくて働いてた人もいるわけで。それがなんで今はできないのか、とか、いろいろ思うことはあれど、しかし自分はムリだなぁと改めて思う。
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こういう猛烈なのを読むと、ただただ凄いなあと思う。
そして、もう少し早く生まれて、工作舎の雑誌なんかを手に取ってリアルタイムに感じたかったなあ、と思う。
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工作舎のロゴマークの秘密もわかりました。戸田ツトムさんや祖父江慎さんなどのルーツはここだったのですね。
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【由来】
・amazonの正剛さん関連本で。レビューもないが、なかなか面白そうじゃなイカ。
【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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松岡正剛在籍時の工作舎がどのような場所であったかを、当人達に取材しおこしたもの。
「眠りたくなかった時代」のサブタイトルが象徴するように、40までは寝るな、とか、どんぶりに頭を突っ込んで寝たとか、耳の穴から写植文字が出てきただとか、そういう、今でいうとブラックな、というよりは梁山泊的な、いや、こういう記号にあてはめること自体がはばかられるような、人のぶつかり合いやら身体性を持った本作りの現場の話。
僕もそういう業界に関わりがないわけではないが、知っている現場では、デザインと編集というのは、もっと無機質なものになってしまっている。「そこまでやれない」と皆いうだろう。眠りたくなかった時代は、効率も妥協もなかった時代、エネルギーがありながら寛容でもあった時代。
ふだんゆっくり歩いている僕も、一緒に走ることになってしまったかのような気分になって、嬉しいやら恥ずかしいやら、です。