投稿元:
レビューを見る
キラキラしてドロドロしていること。昼と夜の世界をどっちも知っているオネエサンが語るのは友人や知り合いだった人たちである語ると同時に自身のことや親だったり世間の価値観や男女関係はいつも面倒だけども人間の肉体は老いていくから今の自分の価値は如何程なのだろうとはかりながらも、女性として生まれてずっとその肉体や年代に価値をつけられることやそういう男や世間をバカにもしながら欲しいものを手に入れるために楽しみながらきちんと利用してきた人でありそういう人たちといた時間の話。愛と資本主義を描いた岡崎京子さんがどこか浮かぶのはテーマ的なことも固有名詞がガンガン出てくるのもあるだろうけど文体のリズムや他者をみる視線がどこか似ているような気もする。
この鈴木さんエッセイとかでこれから売れっ子になるんじゃないかなあ、四十代にジェーン・スーさんがいるように三十代にはこの方が。バブル世代でもないけど冷めてもしらけてもない世代としての女性の視点から。
投稿元:
レビューを見る
こういう人もいるんだなぁ…という。
語り口調とか話題の飛び方が読みにくかったのだけど、ウェブ連載を本にまとめたものと最後に知って、納得…。
頭から読まなくてもよい本だった…。
投稿元:
レビューを見る
本人自筆で文体は読みやすいが、書き出しから話の内容にいまいちついていけず。自分の知識・経験・想像不足が否めない。
同じ場所、同じ時間に生きているのに、こうも違う世界があるのかと改めて気づかされる。国内でこれだけなのに、世界まで広げて考えたらそれこそきりがない。
『普通の』恋愛、『普通の』家庭、『普通の』幸せが、多くの人にとってはきっと居心地のいいものに違いない。けれども、そこで落ち着かず、自分の中から沸き上がる好奇心や思いもかけない偶然により、そこから足が出てしまう人も一定数存在する。幸か不幸か、自分もそれらと同じ部類だからこそ、必要以上にその光に魅せられ、また吸い寄せられてしまう。
世界は、昨日も今日も明日も、いつだって変わらずあり続ける。
『変わらぬ世界と未熟な自分』 本書を読んで強くそう感じた。
投稿元:
レビューを見る
元AV女優、元日経記者、慶応SFC、東大大学院修士卒、という多様な肩書をもつ著者の自叙伝的エッセイ。
夜の仕事をして、ホストクラブにはまり、その傍ら、新聞記者をしたり、大学院にいったり、すごい人だなぁ、と素直に思いました。読んだ文章の内容については、共感はあまりできないけど。。。話したらどんな感じなんだろうか、と思います。
以前「AV女優の社会学」買ったけどまだ読めてないので、いつか読んでみないと。
投稿元:
レビューを見る
私の人生とはかけ離れすぎていて想像し難いけれど、こういう世界だってそりゃあるよなと。
口頭の話をそのまま文章にした感じ?独特の文章を書く人。
「、」が多くて一文が長いんだけど、言い得て妙!という箇所もたくさん。
新刊のこちらを先にとすすめられたので、「AV女優の社会学」は未読。
投稿元:
レビューを見る
もっと筆者に「綴る」チカラがあれば、いろんなことがうまく伝わるのになぁと、文書表現に残念さを感じる部分が本当に多かった。
あとがきがイチバンよかった、というか自分に素直に書けていただけに、余計にもったいないなと思ったわけで…
でも、これが筆者の計算上の論法や構成だったとしたら、読者であるこちらがしてやられてるんやろなぁともw
投稿元:
レビューを見る
週刊誌に何とも身勝手な騒がれかたをした涼美ネエサンの、とりとめのあるようなないようなしかし空気感というか雰囲気みたいなものは全くそんなものに縁もなく過ごしてきた自分にも伝わってくるようなエッセイ・論考・頭の中。
投稿元:
レビューを見る
表紙の可愛らしい女の人が著者。
この本を読んでも驚かないような大人になりたかったけど、ちょっと無理だったみたい。少しはビビってしまった。
でも、もっと広い視点で物事を見なければと、強く感じさせられた一冊です。
投稿元:
レビューを見る
面白い人生歩んでるなーと思って読んでみたけど、こりゃ途方もなく面倒な女だわ・・・としか感想が出てこない。もっと冷静に、俯瞰して自身を見ているのかと思ったのだけど、あまり何も考えてないっぽい。その日暮らしが大好きなだけなのでは。ホストにも普通にハマっているし。AV女優に至るまでや日経記者生活を送る中での葛藤など、もっと面白い話が聞きたかったのに、薄っぺらな話のオンパレード・・・。考え方にちょっと接点のありそうな中村うさぎやはあちゅうなんかと対談したりしたら、ちょっと面白いかも。うさぎさんやはあちゅうの方がいろいろ深いとは思いますが。。。
「自分はかつて一晩で何百万円を稼ぐ女だった」という点を心のよりどころにしている鈴木さん、これはちょっと共感できる。もし頭の良い美人だったら、ルックスオンリー市場の中に知性も持ち合わせた状態で参入し、一泡ふかせたるぜ!という気分はわからないでもない。女性としての自分の価値を極限状態まで高めてやる!というのも理解できる。だが、この本には書かれていないものの、なぜこの人がAVの世界にいったのかがさっぱりわからん。AVって、一本目が一番ギャラ高くて、二本目以降はどんどん安くなっていくんでしょ?キャバでNo.1目指して頑張るのはわかるけど、何を求めてのAVなんだろう・・・。あー不思議。
投稿元:
レビューを見る
とにかく、著者の頭の良さがわかりすぎる。
書かれている内容は、サブタイトル通り、都会の夜の街を中心とした女と男の愛憎というベタで普遍的な世界だ。体温や体臭、血、汗、涙が生々しく入り混じり、肉体感覚が刺激される。それでいて、自分のブランドや商品価値、タグ、ポジショニングを、はっきりと意識する、極めて冷静な視点を感じる。夜の昆虫採集で集めたガラスケース入りの標本を眺めるような、冷淡に見放した視点といってもいい。この本よりも3年前に出版された『「AV女優」の社会学』同様、夜の女性を取り巻く社会学だ。
語り口や選ぶ単語の散りばめ方は、汚い水たまりに反射する煌めくネオンのようで、夜空を儚く漂っていく香水の匂いがついたシャボン玉のようでもある。経済紙の記者とAV女優を掛け持つ、強烈なインパクトのある経歴。周りに集まる喧騒や下衆な詮索を、彼女はさらりと飛び越え、時に賢く利用しもする。煽りタイトルはそれとして、著者にとって売ったりサヨウナラしたりできない、自由と独立、カワイイの大切さを感じる。
余りにも気になっていたからか、間違って紙と電子書籍の両方とも買ってしまった、初めての本になった。いつの間にか映画化されてAmazonビデオにも出ていたが、恐らく本の方がオススメ。
投稿元:
レビューを見る
この文体はすごいなぁと思う。
主客はどこに存在するのか。目的意識という物が無い(悪い意味では無い)。
一見自意識過剰に見えるんだけれども、この文章には、何もかもを手放すことによりゆらぐ世界があるんじゃ無いかなぁと思わせる。
それが幸せとも言い切れないんだろうけれども。
高度成長期における、過剰なモノや地位に関する意識が失われ、新たな価値観が生まれるのかも知れないなぁ、と。そんなことを思った。というか、世代毎の価値観の違いなんて、人類創世の頃から有るんだろうけどね。
投稿元:
レビューを見る
私小説・風俗小説のようだが、ジャンルは自伝?エッセイ?。著者が実名で登場する。どこまで事実か、フィクションかは詳らかでない。日経記者、東大修士卒の美人とは思えないような、明け透けな表現にビックリである。「嫌われるよりつまんないと思われるのが怖い。愛より刺激が欲しい、でも愛情も欲しい。」【大きな窓の小さいおうちで子犬を飼って、私はレースを編むのよ、隣にはあなた】的な幸せの対極を自嘲するかのようにさらけ出す。そして31歳になり、商品価値が落ちたような言葉が頻発する。「女は最終的にハマるのが買い物と恋愛。買い物の確実性を楽しんで、恋愛にギャンブル性を求める」という登場人物の言葉が、社会学者らしい言葉かな。
投稿元:
レビューを見る
ははは、自由だな。文が読み辛いが、それも味。
女の価値が劣化する、今後どう生きて生きていかれるのか、楽しみ。何に価値を見出すのか。
投稿元:
レビューを見る
パチッ☆-(^ー'*)bナルホド
そういうことしてたお嬢様が、
たくさんいるのね(゜~゜)ふぅぅぅん
投稿元:
レビューを見る
すっごく読みにくかったけどこれブログか、ならしょうがないな、って開き直ったら読めた。夢みたいなきらきらを手離したくなくてお金も使って体も売って色々傷ついて。身体を売らないと生きていけないって、精神的な面もあれば経済的な面もあって、これは精神的な面のお話。身体を売っても手元に残る身体。身体を売るって一体なんなんだろうってますます分からなくなる。