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これは…いい!!
丸山遊廓のお話。
几帳さんがねえー、本当に綺麗で強くて…かっこいいんだよねえ。
帯にも書いてあるけど、純愛!まさに!
読めば読むほど几帳の強さと悲しさがわかってきて何度も読み直しちゃう。
終わり方も綺麗で久々にきたー!って思う作品だったなー。
悲しいんだけど、読んだあとすごく満たされた気分になる。
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幕末~明治期の長崎・丸山遊女の悲しい物語。黒いベースにコマ割りしてあり、そんなところからも明るい話ではないことが伝わる。ただ、悲惨なんだけど、ぐしょぐしょに辛くならないのは、遊女の強かさがあるからか。
漫画だけど小説を読んだような読後感。
絵柄は流行のものではないけど綺麗です。
二度ほど、対のように同じセリフが出るところがあるのが印象的。
また長崎に行きたくなります。
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悲しい話なんだけど読後感は悪くない、むしろまた読み返したくなっちゃうところに高浜さんのストーリー構成の巧みさが光っていると思います。
和装の日本人、外国人、子ども、老人、病人…これだけの登場人物が自然に描き分けられているのがすごい。
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幕末〜明治初期の丸山遊郭を舞台にした物語。トーン先生ことボードウィン医師が丸山遊女に熱を上げていたという設定は作者によるフィクションだと後書きに書かれているが、微妙な愛憎がいい感じ。健蔵と几帳太夫との関係にもいえる。
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純愛とはよく言ったもので遊女の話なのにいやらしさが無い、セックスをしても口ずけだけは好きな男とだけという几帳のポリシーと最後の性病にかかってもうすぐ貴方の元に行けるというラストシーンがなんとも言えなかったです。
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花魁が主人公のマンガはどうしても少女マンガよりになりがちなんだけど、この作品は比較的ドライで読みやすかった。
主人公の切ない身の振り方がなかなか良い。
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長崎・丸山遊郭を舞台にした物語。
遊女の静かな愛、それを見守る周りの人々。
遊女を愛する出島の医師、遊女を恨む青年。
すべての人たちが、なんだか切ない。
本当はどうなるべきなのか、わかるのだけれどどうしようもない。
共にあるべき人と、一緒にいることはできない。
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BSのNHKドラマを思わせる、全く逸脱しない構成と胆力のマンガだった。どこか高浜寛を低く見積もっている自分がいる。