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主人公が強盗犯の籠城事件に巻き込まれてしまうという、病院を舞台にしたクローズド・サークルもの。閉鎖状況での心理描写がリアルですし、終始先の読めない展開でリーダビリティは抜群。あっという間に読み終えてしまいました。
ただ、動機は医学ミステリーにありがちなもので、強盗犯の目的、院長の不可解な行動、暗号など、数々の謎が予想の範囲内に収まってしまい、帯に書かれていた「怒涛のどんでん返し!」は少々オーバーだと思いました。
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やはり帯に弱いボク
「怒涛のどんでん返し!!」
「一気読み注意!」
そんな先入観から入ったものの、
結構楽しめました。
ミステリーの中でもクローズドサークルもの。
ある病院に隔離された中から生まれる様々な疑念で物語は進んで行く。
さらさらっと読みやすかったし、
先ははっきり言ってバレバレな感じだったけれども、
それなりに面白かったです。
個人的には終わり方が好きです。
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深夜の病院に銀行強盗が逃げ込み、患者の命の安全を盾に籠城する物語。持ってきた本を読み終えたため急に買ってみたが、緊張感が途切れず一気に読んでしまった。伏線というか、主人公とヒロインの仲が親密になっていく過程でのさりげない描写もしっかり書かれている。
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読みやすい。2時間ドラマのサスペンスっぽい。あーやっぱりね、というお約束感はあるけどテンポの早い展開は面白い。
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現役医師が書いてるとのことだけど、
銃で撃たれて手術したあと、あんなに元気に歩き回れるのか、激しく違和感。
ピカピカの手術室に2台ある手術台と来たら、すぐさま臓器移植を思い出してしまうけど、主人公なかなか気付かないし、
化粧の濃い女にコロッとなるのもオイオイ!だし。
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だいぶ前に積んでおいた本で、ミステリーであることを忘れて読み始めた。
久しぶりに古典的なミステリーを読んだ気がした。
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本好きなので、書店を見かけると時間が許す限り立ち寄り、平台や企画コーナーに目を走らせる。また、電車の広告やドアに貼ってある書籍の宣伝にも目を留める。そうやって面白そうな本を見つけると読んでみるのだが、先日電車のドアに貼ってある広告を見て何気なく読んでみた本は、スピード感あふれる非常に面白いミステリーだった。
■強盗犯と療養型病院が舞台のミステリー
今日ご紹介する物語は、知念実希人さんが書かれた「仮面病棟 (実業之日本社文庫)」という一冊。療養型病院に人質を連れた強盗犯が押し入るというミステリー作品だ。
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身よりのない人を中心にケアをする療養型病院に、ピエロの仮面をかぶった強盗犯が籠城した。先輩医師の代わりに当直のアルバイトを務めていた外科医の速見秀悟は、強盗犯が発砲した際にケガをした若い女性の治療を行うことになる。幸い彼女のケガは大事に至らなかったが、押し入ってきた強盗犯に脅迫されながら、院長や看護師らと朝まで籠城する羽目になってしまう。
治療を行った女性をかばいながら脱出の方法を試みる速見は、その過程で病院に隠された秘密を徐々に知ることになり、犯人と病院側とのギリギリの心理戦を強いられることになってしまう。朝になれば病院を出て行くという犯人と、すぐにでも出て行ってほしいと願い大金を渡そうとする院長。事態は翌朝に向けて徐々に動き出すが、朝を迎えたときに速見は驚愕の事実を知ることになる。
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病院を舞台にしたミステリーはこれまでにも数多く出されているが、今回ご紹介した「仮面病棟」は医療がテーマではなく、あくまでも強盗犯との精神的な対峙が主軸となっている。
そこに、病院だからこそ生まれる隠された秘密が横軸となって絡み、読んでいてハラハラするような心理戦が繰り広げられていく。読者は主人公と犯人との心理戦を読むうちに、自分自身が閉鎖された病棟に隔離されているような気分を味わうことになる。
ラストの部分はある程度予想できるかもしれないが、ただ単に犯人の狙いや病院の秘密が暴かれるだけではなく、さらにもうひと捻りされた結末を迎えるところに驚いてしまう。
物語はテンポよくスピーディーに展開されるため、読者もテンポ良く読むことができて一気読みをしてしまうかもしれない。それほど引き付けられる内容だし、スピード感にあふれている。
週末にじっくりと一気読みするには最適の一冊。今回もまたオススメです。
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医療ミステリーというより病院ミステリー?ミステリーというよりホラー??
著者的に医療ミステリーを期待していたので、ライトな内容でやや期待はずれな感は否めない。一見シリアスっぽく書いてありながら結構ライトな感じでした。
でも読みやすいのはたしか。
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病院に強盗犯が籠城し、巻き込まれた外科医が主人公のサスペンス小説。
最初からこの人怪しいと思いながら読んでいても関係性が一向に分からず、ページをめくる手が止まらず一気読み。
真相はよく目にするパターンではあっても、ハラハラドキドキのサスペンス+ミステリーでした。
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面白かった。 クローズドサークルミステリー。
舞台は病院だけど医療要素は少なめの本格ミステリ真っ向勝負。
そういう可能性だって気づかなかったわけじゃないんだけど、まさか川崎13だったとは思い至らなかった。
してやられた。 いわゆる黒幕ってやつに。
やっぱ女って恐ろしいわ。
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行き倒れの患者などを収容してこっそり腎臓を抜き、移植していた病院。被害者の一人であった女性が昏睡から目覚めて自分の状態に気づき、復讐を決意する。
男性職員を味方につけ、外部からの侵入者の犯行により院長等が殺されたようにみせかける
設定も無理があり、文章もこなれてなくてちょっと、、、
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夜勤のバイトに来た医者の主人公が入院患者と看護婦、委員長と犯人に攫われてきた少女と共に一夜を籠城を強いられるサスペンス。
文字だけでもピエロお面は怖いですね。
人質の少女とのラブロマンスも挟みつつヒーローな主人公でハリウッド映画みたいな王道ストーリーでした。
最後はどんでん返しの連続ですが、割と読み慣れてる人はわかるかも。それを置いてもサスペンスものとして楽しめる一冊でした。
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天久鷹央シリーズ、死神シリーズですっかりファンになったので読んでみました♪この鈍感な私でも何となく察しはあったのでミステリーファンには物足りないのかな?とも思いましたが、読み休めるタイミングに迷うほど一気に読めました。シンプルな構成かな、とは思いますが医療ミステリーとして面白かったです。多分現実に起こっていることなんでしょうね。怖いことだけど。ご都合主義の院長の言い訳には、「こういう事言う人、絶対出てくるよね…」とうんざり。最後思いを遂げて彼女はどうするんだろう?まともに生きられる身体ではないような…。
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なんか、先が読めちゃうってな展開で
想像してたところへお話が行っちゃって。
ヒロインはアニメキャラ的な立ち方で、
ちょっと違和感。
何かあるぞと思ってしまった。
オチまで完璧に予想できたわけではないけれど、
ちょっと残念。
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どんでん返しを期待してたのだけど、
想定の範囲内で終わってしまった。
序盤の方がむしろ面白かったかも。
作者の他の作品は好きだけど、本作は
読み直そうとは思えないかな。