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「アウトオブサイトじゃ伝わらない」
突然変わった彼女。
片思いしていた相手の事情を人伝に聞いてもショックな情報なのに、目の前で秘密裏に行われてた状況を見てしまった時は絶望だろうな。
「ひとりよがりのデリュージョン」
入れ替わった封筒。
きっかけはちょっとした事だったのかもしれないが、ここまで貶す事が出来る人達の人間性を疑うと同時に群れなければここまでの事は出来ないのだろうなとも思うな。
「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」
集められたチョコレート。
確かにバレンタインとはいえ匿名のものを貰ったら、どうしてもそのチョコレートを渡してくれた人を知りたくなるだろうな。
「スペルバウンドに気をつけて」
連絡がつかなくなった訳。
いくら自分がしてきた事が自分の憧れていた人を傷付ける事だったとはいえ、何故気づいた時点で謝らず罪を重ねてしまったのだろう。
「ひびくリンキング・リング」
謝りたい心。
簡単な事ではないが彼女が自分の犯した事を認め謝りたいと思ったのなら、許して貰えるかは別として後は行動にどれだけうつせるかだろうな。
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好きなことを好きって言える居場所があることは本当に嬉しいことなんだな。
自己防衛のために知らないうちに誰かを傷つけているかもしれない。
『心の声と自分の声をまったく一緒にするだけのことなのに、どうしてこんなに難しいのだろう。』
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『午前零時のサンドリヨン』の続編
須川君はヘタレで思うことをハッキリと言えない。酉乃さんは、マジックのときは饒舌だけど、普段は孤独
クラスの中の主流派と被疎外者の恐ろしい力関係。必死で主流派に食らいつく人。生まれる犠牲者
犠牲者の気持ちが分かる須川・酉乃。優しさと勇気で奔走する
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最後まで読んでよかった。
前作に続き背中がムズムズするような青春モノでなかなか読み進められなかった。けど、最後の章で、自分がすっかり騙されていたことに気付き、この作品が一気に大好きな作品になりました。
たしかに違和感はあったもんな。いや、どれが誰?って。
構造がわかった上でもう一度読み返したい。
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相沢沙呼先生なのでアタクシの苦手なアレだなと想定していたが・・・やはりそうだった(毎回罠に落ちる)
太ももに気をとられ色々と無駄なコトに気が行く主人公須川君、でも妙に女の子と絡む生活をしているのが作者の現実をしらないトコロ
(ボっち男はな!・・・さみしいんだぞ)
胸が苦しくなる相沢先生のスクールカースト話、いじめ問題なのですがミステリになっても切ないですね
日常の謎系ミステリというと「こんな日常は嫌だ」となる辛く重いテーマ
視点がね・・・難しいのよ・・・ソレがこの作品の売りなんだけどさ・・・プロローグも各章も視点が・・・「叙述トリックなんて大嫌いだぁ~」(嘘です)
ただ八反丸さんの行動は理屈が合わない