紙の本
読み返し!
2023/01/04 22:42
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山さんの作品はこれが一番好き。
どんでん返しが面白いんですが、
これ以降の作品はパターンが一緒だからこそ
犯人が半分読むとわかるようになってしまって
これが私の中では一番です!
電子書籍
医療ものミステリーと言っていいか。。。
2022/08/25 17:16
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療ものの事件が起きて、犯人像も二転三転、ドンデン返しの連続です。ただ私としては、そんな理由でこんなことまでするか?という感じでした。
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古手川が登場するので、カエル男に連なる中山七里の暗黒面の小説ですね。全臓器摘出という猟奇殺人と、臓器移植を絡めた社会派ミステリーですが、暗黒面なので結構グロいです。私のように食事時に小説を読む習慣のある人は要注意かも。
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臓器移植、ニュースになった時に考えるくらいでドナーカードも知っているけど程度の自分だった。ドナーやレシピエント、医療従事者の立場からの色々な思いの一端を見せてもらった。事件は凄惨で度々のどんでん返しにやられた感が一杯。相棒になった古手川君に興味が湧いたので、彼の再度の登場を待ちたい。
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展開の面白さがあり、どんでん返しもありで面白い作品だが
その動機についてはちょっと首をかしげてしまう。
動機が分かった所で、この作品の面白さが少し減ってしまった。ミステリーにおいて殺人にいたる動機は重要であり、面白さのエッセンスでもあるという事を思った。
もったいないな。
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臓器移植をテーマに、切り裂きジャックの再来が、、設定は面白いが、容疑者も真犯人も動機も
いまいち好きじゃないなー。でも、一気読みしたけとね。2015/1読了。
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普通に面白かった。残虐描写が序盤で終わってしまったのが残念。まぁ映像化は無理だろうな。グロ的な意味で。
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凄惨な描写が痛々しく、ちょっと早足になったところもあり。
正直、動機には???でストンと納得できなかったけど、どんでん返しにはビックリでした。
臓器移植についても考えさせられた。自分や近い人たちがもしそれぞれの立場になったら、、、と。とても難しい。。感情が先走ってしまいそう。
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タイトル買い。しかし、そのわりには内容もおもしろく、買って正解の本だった。
切り裂きジャックの模倣犯が残忍な手口で次々と殺人を犯す。それを追う刑事二人…。という言ってみたらありきたりな推理小説、かと思いきや、内容は臓器移植やマスコミ報道の在り方、匿名性がもたらす悪意…などなど現代の社会問題にスポットをあてている。
臓器移植の是非をめぐる論争は、なるほど、と思うのと同時に、こういった手続的適正を欠いた立法というのが、後々に禍根を残す、というのは現在でも繰り返されているのではないだろうかと思わされた。原子力の問題や集団的自衛権について同じ構造が残されないことを願う。
マスコミ報道に関しての兵頭さんの考えというのは、決断を急がなければならないときに起こりがちだと思う。自分の職業倫理、ひいては社会全体の価値観というのを忘れないようにしたい。
匿名性の問題はいわずもがな。
最後のどんでんがえしはなるほど、とも思った。ただ、それよりも読むべき点が多い本で、これからも何度か読み返す価値のある本だなと思う。あと、これは作者の特性なんだろうが、あまり本筋に関係のない人もきちんと名前を出すのどな、と。キャラを大事にしてるのだな、と思って好感をもちました。
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死体の惨殺描写もすごいけど、臓器移植に関わる話がかなりリアルで、なかなかに読むのがキツい話だった。
娘の移植の話は進んでないけど、この先彼と彼の娘が幸せになる道はあるのだろうか。
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前からずっと読んでみたくて、たまたま書店に行ったら置いてあったので……
描写はちょっとえぐさも感じたけど、もともとそういうのは平気だし、題名が題名だったのでそれなりに覚悟して読みました。
題名からはとっても思いつかないような、重いテーマでしたが、最期の犯人が判明するところくらいになると、人の気持ちとは表面では分からなくて、人の内面の複雑さを感じました。
人との交わりもテーマになっているようで、近しい人との関係とかも考えさせられました。
そして、
一番最後のシーン。
すごく意味のあるシーンだったと思います。
言葉で表すのは難しいけど、とっても心に残る場面でした。
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成長した古手川君が気になって(´・ω・`)
お陰様で、カエル男を読みなおすはめと相成りました。
遅まきながら、読むまで観るのガマンしてたドラマも観たんですが、随分設定が変わってましたね(´_ゝ`)
2時間にまとめるには仕方ないか。
原作の方が好きです。
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久しぶりに中山七里の本。
相変わらずの予想不可能な話の展開に思わず一気に読んでしまった。ストーリーだけじゃなく、脳死とか臓器移植の話とか今まさに色々と議論を呼んでいる内容がテーマなので知識も深くなるという一石二鳥な作品。ただ、事件の模様が残忍すぎて、のめり込むと怖くなります。
さよならドビュッシーシリーズが終わってしまったと思ったらこれはまた新しいシリーズらしい。次のを読むのが楽しみ。
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臓器移植を受けた患者が切り裂きジャックを名乗る何者かに次々と殺害される。
事件は猟奇性を感じさせるものの、真相は意外なところにありました。
警察ものとして、刑事の私的な葛藤と捜査のプロセス描写は一定のレベル以上であり、しっかり読める作品だと思います。
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「太平洋戦争の際、南方の最前線では生きるために戦友の死体を食するという出来事があった。生きるためには致し方ないことだが、その行為は畜生の如きものです。自分が生き長らえるために他人の臓器を欲することと人肉を喰らってまで生きることにどれだけの違いがあるのか」
作中の人物の台詞です。こういう考え方する人、少なからずいるのでしょうね。でも、それを言えるのは、食べた人か食べずに死んだ人だけだと思うけどな。ミステリーとしての評価はわからないが、臓器移植については考えさせられた。
2010年に改正臓器移植法が施行されてから、同病の友人知人6名が移植を受けた。進行を止めることも対処療法もないから優先順位は比較的高い。因みに手術費用は私の病気の場合、全て保険診療の対象。移植を受けることができるのは金持ちだけとは限らない。
とはいえ、海外の事情は知らない。昨年亡くなったワイルドな側を歩いた方の肝臓移植は、かなりのお金が動いたのではないか…。