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読み物として非常に面白かった。ドン底から復活する人生の話。今ドン底にいる人には役立つヒントを、そうでない人には危機感を与えるものだったと思う。
組織に属していても、決して安心してはいけないということは、肝に銘じたい。
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資格も資金も持たない著者が「経産省官僚」という肩書きを捨ててからの2~3年の間に、どういう道程を歩んできたか、ということが、生々しく語られている一冊。
著者自身も認めているとおり、元いた場所の「特別なブランド」が、今の成功につながっていることは明らかで、独立を目指す全ての人に普遍化できる話ではないが、肩書きを捨てた後の人脈の築き方や、「かつての肩書き」とどう付き合いながらセルフブランディングしていくか、という考察のあたりは、一読する価値はあると思う。
ちなみに、「アンチグローバルマッチョ」のくだりは、自分も大いに共感(笑)。その思考に共感できるかどうか、も、本書の評価には多少なりとも影響するような気がする。
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以前から著者のブログは読んでいましたので、ブログでのPRなどにうまい具合に釣られて購入。
東大卒の若手エリート官僚が勢いに任せて退職してみたところが、それまでお付き合いしていた方のほとんどに相手にされなくて挫折みたいなお話は、すでにブログなどで知っておりましたし、官公庁でなくいわゆる名の通った大企業から独立開業された方からの同様のエピソードは過去にも目にしたことがありましたので、あまり目新しいものではありませんでした。
が、しかし、それだけで終わらないのがこの一冊。
第四章:なぜ「会社」と「国」に頼れなくなったか
では、客観的なデータに基づいた現状と将来について述べられています。
第五章:そして、その頼れない世界で生き抜く技術
も、総仕上げの章としてよくまとまっていると感じました。
私の想定していた期待値を超える内容が後半部分に書かれていました。
付箋は15枚付きました。
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〈目次〉
はじめに
第一章 肩書き捨てたら地獄だった
第二章 たどりついた「セルフブランディング」という戦略
第三章 これからの働き方~フリーエージェント論
第四章 なぜ「会社」と「国」に頼れなくなったのか
第五章 そして、その頼れない世界で生き抜く技術
〈内容〉
東大卒の元通産省キャリア官僚が、組織に居続けることへの疑問から退職したが、プライドが邪魔をして自立に苦労するが、「腐れ縁」と「セルフブランディング」によって、自立の道に成功したという話。現状の日本社会の分析などよくできている。何よりも苦労がヒトを作った感がある。
今後の日本において生きていくための知恵がちりばめられている。
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[雑感]
■新たな知見はなかったが,読後感はよかった。
ので,すこし高めの評価にしました。
[備忘録]
■セルフブランディングの最終目的とは,
背伸びをしていない自分そのものの人生を
理解してもらい,他人を巻き込み,
応援してもらえるかということ。
その際に最も有効なツールは「コンプレックス」である。
(p72)
■安定というものは誰かが与えてくれるものではない。
自分自身でどの市場に向き合うか覚悟を決め,
多くの時間をかけて学び,発信と認知を繰り返して
やっと獲得できる。(p176)
■「戦う市場を見つけ,そこで発信を続けて評価される
セルフブランドを作る」ことこそが本当の意味での
安定につながる。(p181)
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これほど優秀で輝かしい経歴の人でも肩書きなくなるとキツいっていうのは,何とも世知辛い…。これが短い過渡期であれば良いんだけど,著者はずっと続くという前提でセルフブランディングに励めと。
自伝や啓発の部分が売りの本と思うけど,何気に戦後の終身雇用・年功序列制度の確立,著者が経産省で深く関わったという日本の半導体凋落の話の方が興味深かった。
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ネットで従軍慰安婦強制連行はなかったなどと差別意識に基づく妄想、セカンドレイプを公に述べているのをみてから応援をやめました。
肩書を捨てたら地獄などというのは大げさです。
彼は幼少期をイタリアで過ごし、裕福な家庭だから東大にいけたので学歴や階級に守ってもらっています。
当初は本人が地獄だと感じているのなら地獄などかと考えていたのですが、性奴隷制度に関して差別を述べ、訂正もしない姿勢をみてからこの程度で地獄だなどと述べるのもただただ甘やかされて育っただけなのだとよくわかりました。
宇佐美典也氏といえば、考えてみればR天の北川氏に関しても確認をとらずに中傷を飛ばしていた御仁
(“宇佐美典也 zettonu
ある大手EC会社の若手役員が、ろくに仕事もせずに、その立場・ブランドを利用して
社内の女性に手当たり次第に手を出して、人の人生をメチャクチャに壊しておいて、
それでいて外では「幸せとは何かを考えたい」などとキレイごとを言っていて大変頭にきている。 ”
Twittetは何らかの事情で削除されたようですが)なので書いてあることやブログも話半分に判断したほうがよいでしょうね。
今後一切、情報を確認もしないくせに差別意識によってきめつける宇佐美典也氏を応援はしません。
仕事なくて暇なのか、Twitterも本の販売が鬱陶しくアイコンも不愉快極まりなかった。もって産まれた階級により他者を、とりわけ弱者を思いやって想像することができない傾向が強い方なのでしょう。
宇佐美氏は性的暴力の被害者支援をするか、貧困支援でも行ったほうがよかったですね。地獄だとも甘えていられなくなりますから。
amazonで酷評されているようですが、自分に対する愛だと認識して欲しいですね。私もまともな社会経験がある方だとは考えません。前著も本当に30歳前後の時に書いたのか?とかんがえるほどまとまりがなく、稚拙でした。あのときに、いや、不気味なアイコンをTwitterに設定している時点で客観性がないのだと気がつけばよかった。
まあ、またこの人のことですから同情話でもして金に換金する可能性もあるからもう二度と信用しませんけれどね。
amazonレビューにもありますが、彼には階級があります。学歴があります。仕事を探そうと思えばいくらでもあるのです。
両親もいなく、頼れる親族もなければ、病気や障がいをもち、小学校すら通えず、犯罪被害にあうなどして学歴もないから貧困の知人らと比べるとやはり階級にのさばり甘えが強かったのだと言わざるを得ません。
http://www.amazon.co.jp/%E8%82%A9%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%81%9F%E3%82%89%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F-%E6%8C%AB%E6%8A%98%E3%81%97%E3%81%9F%E5%85%83%E5%AE%98%E5%83%9A%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%8C%E9%A0%BC%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AC-%E5%AE%87%E4%BD%90%E7%BE%8E-%E5%85%B8%E4%B9%9F/dp/4121505131%3FSubscriptionId%3D0AVSM5SVKRWTFMG7ZR82%26tag%3Dbooklog.jp-item-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4121505131
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○元経済産業省職員の宇佐美氏の作品。
○仕事を辞めてから現在に至るまでの過酷な状況などをつづった作品。
○共感できる部分もあるが、総じて、何が言いたいのかわからないような感じになっており、本全体が総花的になっていて残念。結局、何が言いたかったのだろう・・・・
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経産省のエリートが独立を志して退職してみたら大変だったけど、これからの若者は多かれ少なかれ僕が体験した話が役に立つと思う。……といった本です。
あとがきが素晴らしいですので、本屋さんに行ったらあとがき(6ページ)を立ち読みすると良いです。気に入ったらあとがきに至った分析を知るために購入しても良いです。
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佐藤優氏が勉強会動画で言及していたので購入。
タイトルも面白かったが、著者の苦しい時代と、出会った人のエピソードはとても面白かった。しかしながら途中はなぜか退屈で、誰でも書いているような教科書的な分析で時間の無駄とさえ感じた。
そう思いつつ終章に行き着き、杉村太蔵に著者が「そんな話ばかりでは誰にも相手をされない」というようなことを言われたというエピソードがあり、私がつまらないと思った理由を発見した思いだった。
杉村太蔵についても多少面白い人物であると見直した。
本にするために世の中の分析やら何やらの、タイトルとは少し離れた(膨らましとも思える)箇所があってそれが面白くないと思った。著者本人の体験やら思いやら感じたところはとても面白かったが、分析ともなるとなんだか官僚的、教科書的で、わざわざこの著者の本で教えられなくても良いとさえ思ってつまらなかった。
そういう意味で星三つ。
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元METIの宇佐美さんの話。自由の地獄に陥った経験を持つ筆者が這い上がるまでの話。メモ。(1)会社では目の前の仕事にしっかり取り組み、専門技能やマネジメントを習得。同時に在職中からセルフブランディングを展開し会社の暖簾を借りる形で独立、フリーエージェント化したら、もといた会社に恩を返す。
⑵会社にアイデンティティを求めるのが日本人。職業にアイデンティティを求めるのが欧米人。(3)日本の労働慣行は激しい労使紛争のトラウマと高度成長期の労働力不足の条件の組合せ。
(4)日本のメーカーというのは例えるならば、それぞれが巨大なムラだ。ムラの中で起きる事は何でもそのムラに暮らす住人で解決するので、よそ者は受け付けず排除してしまう。…環境が変わって住人だけでは解決出来ない問題が起きた場合は、決断が出来ないので先送りという選択をすることになる。…問題が大きくやって徐々にムラで養えない「厄介者」が増えてくると長老たちが示し合わせ、お上に相談に行く。
(5)雇用の維持こそが大事なルールでそれを維持するために先送りする事こそ経営であり政治であった。
(6)現在でも本質的な製品の変化が長く起きていない業界において団塊型キャリアモデルは一つの有効は働き方として機能してきます。
(7)単純に考えれば国民の金融資産1645兆円なら現在の政府の累積債務残高の985兆円強を引く、差額の660兆円分が日本国民が日本政府にお金を貸せる余力。
(8)2030年になると政治的な覇権が団塊ジュニア世代に移り、この時になってやっと、年金制度を含む社会保障制度の抜本的な改革が議論される事になるはずです。
(9)本来私達には自由に選び、使うことが出来る自由な権利が与えられています。人間関係と時間。誰と付き合うかどのように時間を過ごすか。
(10)腐れ縁の価値を見直す。自分と補完関係を築けそうな人。…人と一緒に動いて何かを作り上げて行くという経験自体、自信や信頼に繋がる。
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フリーランスとして生きるためにがテーマ。
以下、フリーランスとして重要な点。
①会社や組織で働きながら専門性を磨く。
②与えたいイメージを考えて、セルフブランディングする。(SNSやブログで)
③ネットワークを構築する。(コンサルだったらクライアントとかか…)
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動画やブログ、ツィッター、メールマガジンで仕事を獲得。
専門知識は有料メールマガジンで。
セルフブランディング=自分をブランド化する。自分の人生を理解してもらう=コンプレックスをツールとして使う
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起業しようとかフリーエージェント的に働こうと思って準備している人にとっては何を今さらの内容。仕事のなかった時期の話は、地獄というほどの地獄なのかとも思うが、それはまあ本人次第ってことで。後から筆者が「アンチグローバルマッチョ」の人だと知った。
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【本年度14冊目】
積読本が減っていく夏休み。
昨年度ふとしたことから手に取ってみた本。
安定とは、
自分自身の市場をみつけ、多くの時間をかけて学び、発信と認知を繰り返し、セルフブランドを高めていくこと。
教員も本当にあの人数がきられるのだとしたら、僕たちもしっかり自分のセルフブランドを高めつつ、専門スキルとプロジェクトマネジメントの力も蓄えていかないといけないなぁ。