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推理という部分はやや稚拙な感じがしたけれど、古い時代へのタイムトラベル、クリスを初めとした登場人物たちが魅力的で楽しく読めた。シリーズ物のようなので、もう少し読み進めてみようかな。
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マーキスという国の過去にタイムスリップさせられた解剖医を目標にしている医学生が、殺された王の謎を解き明かすために奮闘するミステリー。
難しいトリックとかはあまりなく、謎自体は簡単。
なので読んでいて途中少し飽きてしまう部分も正直あったが謎解き中からエピローグにかけての後半はキャラクターの個性が出ていて スッキリした終わり方。
シリーズ物らしいので、機会があればもう1作品くらい
読んでみたい。
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シリーズものタイムスリップものとは知らずに購入して読みましたが、まだまだ続くという感じで終わりました。法医学者を目指す主人公が母の故郷で過去に飛び、知識や経験を生かして……という展開はお約束ではありましたが、軽いタッチで読みやすかったです。まあ、適応能力高すぎとは思いましたが。
続きは入手出来たら読みたいです。
タイトルの「時をかける」は良いのですが、「眼鏡」? 主人公が眼鏡かけてるだけなのに? この先、眼鏡に意味が出てくるのでしょうか??
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別シリーズに喋る眼鏡が出てきたりしますがこちらは題名に眼鏡があっても単にタイムスリップした医学生がかけていただけのようです(少なくとも現時点では)。医学生の彼が過去に現代医学の知識を持ち込んで謎を解くのですが謎はとてもあっさりで物足りないです。「謎」に惹かれたのでその点は残念です。普段ミステリを書く作家さんじゃないのでミステリとして読んではダメなんでしょうね。でも法医学者さんなのでもっとガッツリ専門的なミステリもできれば是非書いて欲しいです。シリーズとして続いているようなので今後に期待します。
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法医学の道を目指す西條遊馬は、在学中の医科大学の夏休みにマーキス島を訪れた。
そこで、世界でも珍しい「法医学博物館」に訪れた遊馬は、博物館の閉じられた扉を開け、壁が本で覆われた部屋へたどり着く。
『罪なき者を、その叡智をもて救わんとする者、この書物に触れよ』
触れた先に広がるは、昔のマーキス島。
彼は、呼ばれるべくして呼ばれたのだった。
漫画を読んでるような、軽い作品。
息抜きには、ちょうどいい。
作家さんの独特なテンポや、登場人物達のセリフがアンクレ語を訳しているという前提だからなのか、凄く読みにくい。ただ、話しの進み方や私好みの設定なのもあって慣れる。と、いうか、書き進めるほど、作家さんの文章力が上がってる気がする(上からごめんなさい)。
最後はニヤニヤしながら読んでしまった。
そんな簡単に、解決できるもんかとか、みんないい人かとか、親はどうした心配してないんかとかとか気にしたらキリがないことも多々あるが、また軽く読みたい時に続きを買ってみようかなって思える作品だった。
BL好きが好みそうな作品なんだよな。
なんたって、登場人物がほぼ漢。笑
ヴィクトリアの侍女、マージョーリーくらいか?
しかも、みんな美形ときた。
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椹野道流さんにハマる
仕事帰りの草臥れた頭にもすんなり入ってくる、シンプルなストーリーです
好きになった作家さんは、とことん読みたいのですがBL作家さんなんですね
ただいま手元不如意
さすがにBLは図書館に無いし、悩ましいところ
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鬼籍通覧や最後の晩ごはんでおなじみの、椹野道流さんによる、タイムスリップ(?)法医学ミステリー&ファンタジー(主人公のアスマが飛ばされた先はアスマの知る世界史とは少し異なるようなので、ひょっとするとタイムスリップではなく平行世界への異世界トリップかも)。オレンジ文庫は、「物語好きのあなたに贈る、ライト文芸レーベル」としているだけあって、物語の題材もタッチも謎も法医学要素もライト(ミステリーの要素はコナン君なみ)。あらすじとしては、夏休み中に母の故郷・マーキス島を訪れた医学生のアスマ(法医学に興味アリ)が過去または平行世界のマーキス島にタイムスリップしてしまい、そこで王家で起こった殺人事件の解決に携わる、というもの。題名は「時をかける眼鏡」だけれど、特に眼鏡がタイムスリップの要素になっていることは今のところ、ない笑。でも最後の晩ごはんも眼鏡の付喪神(?)登場したし、椹野さんは眼鏡好きなのかもしれない。日本人だけどマーキス島で違和感ない(むしろ眼鏡が違和感w)理由とか、言葉がわかる理由とか、学生だけど法医学の知識があるところとか、ちゃんと設定してあるところがありがたいw。そして、いつもの椹野さんならではのちょっとおいしそうなごはんも魅力的。あっという間に読めてしまって物足りなさも感じるけど、これはこれで面白いしささっと読めて爽快なので続きも読みます!
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日本から母の母国であるマーキス島にやって来た西條遊馬は法医学博物館で突然中世のマーキス島に飛ばされる。王殺しの疑いで捕らわれていた皇太子を救おうという弟の姫王子ヴィクトリアと付き人のクリスチファーからの懇願に応えて、学んでいた法医学の知識を生かして、その真相を探ろうとする。勇気を振り絞って、その時代ではとんでもないことの解剖を行うのだ。真相を突き止め、皇太子の兄弟たちの不仲も修復する結果にもなる。主人公のいろいろ不安な心理を詳しく追っていて興味深いが、なんというかジュナブルぽいね。男なのに美少女の姫王子のヴィクトリアのこの先がちょっと気になるなあ。
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王の死の原因となった剣を手にして、皇太子が
気を失っていたので拘束・牢獄へ収監された
皇太子の近臣と弟(妹?)は魔導師に相談し、
謎を究明するには法医学の知識が必要と判断
しかし、時は中世より前と思われるマーキス島
にその様な人材がないため、時間と世界を隔て
る壁を越えて「現代に住む主人公アスマ」が召
喚され、王を解剖wして真実を解き明かす
読後観想「王が悪い」
ファンタジーはいいよな(´・ω・`)
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YA小説として読んでみたが、おもしろい!設定もさることながら、謎もちゃんと筋が通っているけど、難しすぎず、ちゃんと想像ができる。小説を読みながらアニメを見ている感じで想像も容易い。続きも早く読みたい。
p.180 「一方で、そんな民が納める税で、私は養われておる。よい衣を着せられ、1度たりとも飢えたことがない。すべて、民のおかげだ」
p.203 「民草(たみくさ)であろうか王であろうが、服を剥げば同じ裸ん坊、肌を切り裂けば、ただの肉と糞の袋じゃな。いかに体を鍛えようと、徳を積もうと、そこを変わらぬ」
「じゃが、それでもなお夢を抱き、己が価値観の物差しを持って、それぞれが高みを目指す。それこそが人間の愛おしさであろう。死人(しびと)の裸は、そのものがいかに生きたかを、痕や病で雄弁に物語るものじゃな」
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「ここではないどこかへ」
急かされるまま触れると。
現代でないと気付いたのであれば、どうにかしたい気持ちはあったろうが耐えるべきだったかもな。
隣の部屋が牢屋なのか分からないが、何故そのような場所に居るのだろうか。
「流され巻き込まれ」
連れ出された先に待つは。
現場に居た者だけを疑うのであれば明らかに容疑者だが、状況の見方を変えれば変わりそうだよな。
必死に無罪を訴えていないのは、自分ではないと確証があるのか何故なのか。
「絡み合う思惑」
限られた時間の中で動く。
これだけ雑な保存状態であると、今更現場検証を行おうにも余計な情報を得るだけかもしれないな。
信用されるかは別として、自身に起きた事を伏せて罪を被るのは違うだろう。
「すれ違った心を」
真実を明らかにする為に。
遺体に傷を増やす事は望まない事があるだろうが、何があったのかを知る為には必要な事だろうな。
独りになると考える時間が増えるから、新たな気付きがあるのかもしれない。
「ここにいること」
全ての道筋は決まってた。
それぞれ想いを心に秘め言葉にしなかったからこそ、こんな大事に発展してしまったのだろうな。
子供のような言い合いだったとしても、皆が見たいと望んだ姿だったのかも。
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サイン本だったので買ってみた。BOOKOFFにサイン本売る?これで二冊目なんだけれど。終わり方からしてシリーズ化するのか?博物館の人物に繋がっていくんでしょうか?「仁」か。