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国語に関する著作の多い出口氏の作品。
近代の文芸作品について、その内容と解釈を分かりやすく論じた作品。
どれも原書を読んだことがなかったのだが、著者の解説が分かりやすく、とても興味を持った。
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[江戸川区図書館]
◾︎明治時代◾︎
夏目漱石「こころ」
漱石…明治の知識人の寂しさ
浪漫主義→現実重視の自然主義→反自然主義(白樺派の武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎、理知派の芥川龍之介、耽美派の永井荷風、谷崎潤一郎)
谷崎潤一郎「春琴抄」〜軍国主義の時代〜
豪華絢爛
◾︎大正時代◾︎
川端康成「伊豆の踊子」
透明で感覚的、川端は天涯孤独の孤児根性。
第一次大戦で植民地拡大をはかり繁栄した時代、識字率もあがった。
太宰治「女の決闘」
心情に訴えかけ、五回の自殺のうち、3回は心中。
◾︎昭和時代◾︎
三島由紀夫「憂国」
暑化粧、テーマは太陽・肉体・官能
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日本近代文学、珠玉の名作をカリスマ現代文講師が、講義形式で解説。名作に隠されたメッセージを解き明かす。出口式、論理的読解術で、面白いほどよくわかる!出口先生、そして生徒の「あいか」とともに、名作を味わうポイントを学んで、深読みして、日本人必須の教養を身につけよう!
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2016/5/4
川端康成の「伊豆の踊子」が好きだったなぁ。
文学でも音楽でも、こういう風に話して下さる方がいたら深みを味わえるんだよなぁ〜。
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引用ありで読みやすく理解もしやすい。
「日本の名作」で括られるものの多くはやはり時代背景とテーマの理解が必須。