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この本に書かれているのは、家族と幸せに暮らすためのヒントなのかもしれません。
→http://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-11983806865.html
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内容紹介
戦時下に空襲に遭い、
以来いつも怯えているナイーブすぎる祖父・寛太から、
真は旅に同行するよう誘われた。
どうしても今、寛太が会わなくてはならない人とは。
語られる、せつなく悲しい愛の物語。
寛太が自転車で、旅に出た本当の理由。
著者の大ヒット作『いま、会いにゆきます』から12年、
著者が描きたかった真の愛のかたちが、今ここに。
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ、ふたりは引き離されなければいけなかったんだろう?限られた時の中で精一杯自分たちの命を生きた恋人たちの旅の記録。
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祖父母の魂の寄り添うような恋愛を自分の恋人と追体験するような物語。社会的には生きにくかった祖父の、妻へと向かっていく気持ちの籠った映像は、想像するだけでも美しかった。
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思いの深さに果てはない。与えるほどそれは増えてゆく。あとは勇気を持ってそれを差し出すだけだ。
願うこと、祈ることそのものがきっと尊いのよ。ただひたすらに思い続ける行為そのものがすでに人生の報酬なの。それってまるで愛みたいでしょう?
ねえ、愛って、好きな人に生きてほしいって心から願うことなんだね。
愛しい者よ健やかなれ、と願う心。その強さが世界を変える。
戦時下の空襲に遭って以来いつも怯えているナイーブすぎる祖父、寛太。その祖父から真は旅に同行するよう誘われる。寛太が自転車で旅に出た本当の理由とは。どうしても今、寛太が会わなくてはならない人とは誰なのか。
語られるにはあまりにも美しく、切な過ぎるほどの祖父母の愛の物語。なぜ、ふたりは引き離されなければいけなかったのか。限られた時の中で精一杯自分たちの命を生きた寛太と真利子の命の軌跡。
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片岡義夫
この本の語り手は片岡義夫の物語の登場人物みたいだと、唐突に浮かんだ。
でも、主人公はおじいさんで、その生き方が素晴らしい。昼間の京浜東北線の車内で涙が止まらなかった。花粉症のシーズンだから、よしとしよう。
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最後まで涙が止まらない。市川さんの本に出てくる人々は大概世間一般で”普通”と呼ばれる人たちとズレていて、でもその世界で必死に悔いのないように生きているところがとても好き。ただひたすら愛と優しさを求める平和な種族、みたいな。他の人からすれば他愛もない、ちっぽけな人生でも、本人たちがその生き様に納得して満足できれば何より。最後まで悔いのないように生き抜いた真理子に感動した。
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美しい情景が見えるような、ただひたすらに愛を描いた物語。
祖父の世界を孫が見、今につながり、未来へ。
あまりにも純粋すぎる愛に涙ぐみそうになりました。
みんなが争って生きる現実ですが、こんな物語を読むと一瞬その世界観に浸れて幸福な気持ちになれました。
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いま、会いにゆきます、に最も近い作品。でも僕には美しい話しすぎて、読むほどにしんどくなってしまった。
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いつも通り、いろんなハンディキャップを抱えた登場人物達による、狂おしくも切ない愛の物語なのですが、今回は祖父のキャラクタ設定があまりにも情けなさ過ぎて共感できませんでした。
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じいちゃんとばあちゃんのストーリーを孫に語る。
互いの幸せを祈って離れる決意をしたあとにやっぱり
一緒にいた2人の回顧録。
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精神的にめちゃくちゃ弱かったおじいちゃんが、早くに亡くなったおばあちゃんとの恋愛話を当時住んでいた街に壊れた自転車で向かいながら孫とその恋人に話すって物語だったけれど…。
すっごく狭い世界で生きてきた人間が「こんな人生でも自分は王さまだ!」って言いたい自己欺瞞の話って感じでした。
毎度毎度登場人物が同じタイプばかりで、さすがにシラけてきたよ。
きつい言い方だけど、「強者」に見える人間だって、弱い自分をなんとかしようと努力して、外からはなんとか「普通」に見えるようにもがき苦しんでいるだろうに、なんだか甘いんだよね。
自分は弱いんですよって最初から宣言しておいて、狭い世界に生きて、誰からも傷つけられたくないって言うけれど、何かあったら誰かが守ってくれる、何かあったら死んじゃえばいいやって生に対する甘えが見え隠れしていて、かなりイラっとしました。
恋愛に関しても「たくさんの人の中から運命の1人とめぐりあい、ずっとその人を愛し続けた」って言うけれど、実際は「狭い世界で隣に立った女性と恋をしました」と言えなくもない。
文章はキレイだから、若い頃とか社会の恐ろしさを知らない頃ならば感動できたかもしれないけれど、それなりに社会にもまれて必死に生きている立場からするとナメた話だとしか思えませんでした。
あ~あ。
自分も汚れちゃったな~。
でも、率直な感想ね。
byらじママ
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「いま会いにゆきます」から10年以上経つのに、全然変わってないとも思える物語。
読みたい人がいるから書くのか、書きたい事が変わらない作者がすごいのか。
新作が出るたびに読んできたけど、10年前の感動はもう起こらなくなってしまった。
ただ、江美子はとても魅力ある人でした。
寛太と真利子がお互いに想いあって、離れて、病になりながらそれでも相手を気遣って、それを知っていながら、ふたりがどうなるかはふたりが決めると言えるところ。
ふたりの意志をずっと尊重してくれている。
そこが良かった。
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メインは祖父の純愛になる。市川作品の純愛はシンプルながら心に残るものがあるけど・・ちょっとこれはシンプル過ぎるのでは(^^;
似た孫とその恋人との交流を絡ませながらの幼馴染から妻の死までを描きながら、構成には工夫はあるが、内容は古風。どこかでSF的要素が出てくると期待したけど・・ラスト近くに現れた秘密は物足りない。いささか読むのに疲れるが、嫌味のなさはいいなぁ~
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中心の登場人物(最後の方に出てくる子供を含めない)は3世代にまたがる一つの家族です。題名にある「ぼく」は、3世代のうちの真ん中の男の人です。このお話は「ぼく」の恋愛や、「ぼく」の祖父の恋愛の話が中心です。戦後、世代を重ねて平和になり・・・。←お話の最後は超感動的なので、皆さんのお楽しみにということで言わないでおきます!
ぜひ読んでみてください!
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一時期、この作者の本を読み漁っていました。
新作が発売され、久しぶりに手に取ってみましたが、何を訴えたいかもわからない内容でした。