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2017年のマンガ大賞っていうから読んでみた。
主人公のキャラが色んな意味でキツイ。
あの屋上から落ちそうになるとこ、どうやって間に合った?瞬間移動?笑
発展途中の絵と相まってなんとも言えない雰囲気のマンガ。
響が変わり者で小説を書く才能があるのは十分分かったけど
いまいち引き込まれない。
とりあえず3巻ぐらいまで読んでみようかな。
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【あらすじ】
とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。編集部員の花井は、応募条件を満たさず、ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。封を開けると、これまで出会ったことのない革新的な内容の小説であった。作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・
【感想】
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読みやすかった。
モヤッとする子だねぇ。こういう変わった人が売れっ子になるケースも多いんだろうなとは思う。
続きも…少し気になる。どうしようかな。
こういう作品は是非アニメ化してほしいもんだ。
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半年前位からラジオ「book bar」を聞いている。最初は本を色々紹介してくれていいねと思っていたが、最近は紹介本が自分に合わないのでは?と思い始めていた。
そんなbook barで紹介された本書だが、これは良かったなー久しぶりに読み応えの有る漫画に会った感。
高校に入学し、文芸部に入った主人公、摩擦を生じさせるが、自分の信念を貫き関係を確立していく。
周りのキャラクターも良いし、私も何もしていないが、小説家を目指したいと思っているので先が気になる一冊。
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マンガ大賞を取った作品ということで、読んでみた。確かに勢いがある話だし、題材としても面白いけど、出版社の人たちがこだわる「純文学」についての話とかあんまり共感できないというか、モヤっとする部分はある。あと、アスペの主人公の言動にけっこイラッとさせられるのと、小説家がどいつもこいつも常識と社交性のない変人なのがちょっと…。
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ある出版社の文芸誌の編集部に手書きの小説が郵送されてくる。
若手女性編集者の花井はその才能に驚く。
新人賞にノミネートさせて売り出したいと思う。
ところが連絡先が書いていない。
ところは変わってある高校の文芸部に響という女の子が入部する。
文芸部の部長は有名な純文学作家の一人娘のリカだった。
リカ自身も自ら小説を書く。
それなりに才能を認められて七光りも含めて
デビューも決定している。
そんなリカが響の書いた小説を読んでその才能に驚愕する。
で、リカをデビューさせようとしていたのは
前述した若手女性編集者の花井であり、
リカを通じて花井は響の小説を読む。
そして郵送されてきた連絡先不明の小説の書き手が
響であることが判明する。
響の作品は新人賞にノミネートされる。
そして芥川賞、直木賞に同時ノミネートされることに・・・。
ギリシャ神話の神様ってめちゃくちゃ理不尽で暴力的じゃないですか。
一体何が神様なんだ???って思うくらい(笑)
というか神様に人間の理を求めるってことが
初めから無意味ともいえますが。
普通の人間に計り知れない部分があるからこそ「神」なのか??
さて今、何かに秀でている天才に対して「神」と
表現することが多いですね。
今回紹介するこのマンガに出てくる女の子「響」も天才です。
何の天才なのかというと、小説を書くことについての天才。
で、天才つまり「神」なのでとっても暴力的(笑)
気に入らないことがあると実際に
相手を殴ったり蹴ったりする。
ついでに、あまりに才能がありすぎて、
周囲の人間たち、プロの小説家や
周りにいる小説家を夢見る人たちを
絶望的な気分にさせてしまうという
精神的な意味でも暴力的なんです。
で、このこのマンガはそんな天才の苦悩を描く!
ではなくて、そんな天才と遭遇してしまった
そこそこの才能しか持ち得ない人たちの想いを描いた作品ですね。
映画「アマデウス」の主人公がモーツアルトではなくて
サリエリだったというのと同じですね。
このマンガも主人公は一見天才少女響だけど
本当の主人公は周りの人たち、という事になるのかなと。
そうした人たちの苦悩みたいなものがうまく描かれています。
興味深いマンガです。
2017/08/01 07:38
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賛否両論分かれてる理由は理解できるが、元々自分でも文章を書き、子供の頃から本好きな自分は楽しく読めた。
主人公の響がエキセントリックで暴力的、コミュ障な側面のあるキャラクターなのは否定しない。入学初日の文芸部での一幕で引いたという意見もわかる。
だがそもそも響は、読者が共感できるキャラとして設定されてないのでは?
よくいえば異才、そのままをいえば変人。
響は小説を読むのも書くのも好きで、自分の感性や価値観に絶対的な・不動の自信を持った、一風変わった女子高生であり、彼女の言葉を借りれば「朝起きて学校行って夜寝る」普通のライフスタイルを貫くだけで周囲との摩擦や軋轢を引き起こす。
この漫画で語られているのは非情なまでの才能の多寡、天才と凡人の壁であって、響が自然体であればある程、彼女を天才として特別視する周囲との温度差がシュールなギャップを齎す。
彼女を嫌う読者の主張や彼女の言動が鼻に付くと厭う向きもわかるが、左右の本棚を巡るコミカルな攻防戦(元ネタの本は山田悠介)には吹きだしてしまった。響も無茶苦茶やってるように見えて、好きな作家に出会ったら率直に好意を表明し握手を求める年相応に可愛らしいところが沢山ある。
村上龍や村上春樹に綿矢りさ恩田陸、それにサラ・ウォーターズなど、作中のコマや扉絵に描かれた書籍が実在するのも元ネタがわかればとても楽しい(右の本棚に恩田陸の「麦の海に沈む果実」を入れるセンスには敬意を表したい)
響の小説が描写されないので天才性にリアリティがないというが、天才外科医の漫画だって、別に作者が外科医である必要はない。
なにせ「響」で描かれるのは小説の技巧ではなく小説家のありさまなのだ。
そして小説家のありさまには、小説を書くという行為に魅せられた(または憑かれた)人間たちのみっともなさや恥ずかしさ、ずぶとさやしたたかさや崇高さ、天才でないが故にあがき続ける人々の悲喜こもごものヒューマンドラマが含まれる。
いっそのこと響という起爆剤とうっかりすれ違ったばかりに人生をクラッシュさせられた、天才ならざる作家や読者の群像劇と見た方が面白い。
この漫画の場合響の文体は直接描写されず、周囲の称賛がクローズアップされる事で彼女を「特別」足らしめており、小説の技巧ではなく小説家の生き様を抽出する限りにおいて、その手法は効果的だと思った。
とにかく面白いので小説家をめざしてる人間はもちろん、趣味本業問わずクリエイティブな事に携わってる人間はぜひ読んでほしい。
ちなみに私が一番好きな台詞は「人が面白いと思った小説に作者の分際で何ケチつけてんのよ」。
創作のモチベーションを保ち続ける手がかりになりえる漫画だ。少々毒が強烈だが。
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面白い。面白い。
響の行き過ぎた行動はよくないとは思うが考え方や心は素晴らしい。
人は自立して生きていくべきだ。
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レンタル。新聞の紹介記事より気にしていました。響の破天荒さは紹介文で知っていたけど涼太郎もなかなか。サラッと友達を作ったり不良と立ち向かっても動じなかったり、高校生でありながら達観した大人のような雰囲気のモンスターぶり。響の生活と出版社の時間軸が交わった時が楽しみです。
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文芸界で世界を変えたい編集者の元に、1つの原稿が送られてきた。
その内容は革命的なのだが作者が不明…。
で、その作者が主人公の響ちゃんという概要ですが、主人公のキャラが強烈すぎて好き嫌いが分かれそう。
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才能でマウンティングして、弱者をボコるケンカ漫画、という感想。主人公のすごさの部分が、モブが「すごい、すごい!」と騒ぐだけなので、”ふーん、すごいのね”、という感じ。
まあ、そのレベルで評価される小説が表現できるのなら苦労はない。小説や漫画の中で、天才小説家ってかなり難しいものだと思うし。ただ、天才性の要素がキャラ付けとしての要素でなくて、ストーリーの根幹をなす要素になっているから、一回気になると批判的にならざるを得ないのかなと思う。
面白い、面白くないで言えば面白い。けど、ヤンキー漫画的な面白さ。
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マンガ大賞受賞作ですよね。第一巻には世界に引き込むようなパワーはありません。ヒロインのキャラが不自然。幼なじみの保護者ぶりも謎。純文学の世界を感じられる展開もなさそう。しかも絵が上手くありません。でも、折角なので、もう少し付き合ってみます。
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面白かった。主人公が完全にアスペだった。ヤンキーの不良の指を折るところと、その後屋上に呼び出された場面が面白かった。
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マンガ大賞2017 大賞受賞作
出版不況!と言われているからなのか?「マンガ家」「編集者」「書店員」を題材にした漫画を多く目にします。
本作も「小説家」を目指す、女子高生が主人公。粗削りな才能を見つけた編集者が組織の壁と闘いながらどうやって小説家デビューをさせるのか!?
1巻時点ではまだその全貌は分からないけど、面白い展開になりそう。さてと続きを読むこととしましょう!
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冒頭から引き込まれる素晴らしい漫画。この漫画の作者自体が主人公の鮎喰響かと思うほとである。
主人公達が入部するとき、映画にするとPG12は避けられない場面があり、そこは少しばかり不快にはなったものの、響の変人気質のおかげで割とあっさりしていた。
しかし、主人公は、捻くれ者というか、部長のリカの言葉を借りると「どう言葉を選んでも、彼女は頭がおかしい」
作家や創作者はみな変人というあまりにもステレオタイプではあるものの、天才という存在についても考えさせられた。
2巻目が気になって仕方ない