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15/3/29 サンテレビで放送。2013年、日本映画。主演:佐藤二朗、監督:亀井亨。
二郎は一応ペットショップでは働き続けていたものの、特に理由もなく休んだり、犬のしつけについての講演をまかされても逃げるなど、社会人としてはまだまだな日々を送っていた。うまく接客できず客から非難の声が聞こえたり、公園の像からも自分を責める声(すべて幻聴)が聞こえたりで「やはり自分には無理だ」と思ってしまった二郎は、勢いで退職届を出してしまう。しかし叔父に次の就職先を斡旋してもらったり(うさんくさい仕事で経営者は逮捕されてしまう)、叔母のアパートにすまわせてもらっていたり、実は一郎の世話やしつけも影で陽介がやってくれていたのだと知り、自分はみんなにぶら下がって生きていることを実感した二郎は、なんとか自分に自信をもてるものを見つけたりと本気で思い出し、動物訓練士の資格勉強を始める。
シリーズの中で1番好きかも。相変わらず、全体的にはほんわかした優しい映画でありながら、幻聴に悩まされて追い詰められる二郎の姿はシリアス。まぁ、そんな簡単に治るものではないよね…。陽介や店長など、二郎の周りの人のいい人っぷりには泣かされるし、一郎は相変わらず可愛いし。今回、カットも多くて満足。そしてチラ映りだったけど、パグもいたー!(^^)