紙の本
乙女系レーベル
2015/03/24 15:39
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あいあいあいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
乙女系レーベル。対象年齢ではないと思いつつも読んでみたくなります。
言葉遣いが男性のようなヒロイン。
身分の高い人はこうだったのか~と思いながら読みました。
政略結婚をさせられたあとのヒロインが知る様々なこと。
そこからまた、ひとつ成長したような。
このレーベルは刺激のあるエロティックな場面がありますが、そればっかりではなく、ストーリーもしっかりあったのでよかったです。
言葉使いがもう少し女性らしかったらな、と残念。
投稿元:
レビューを見る
ティーンズラブのレーベルですが、えろだけでなく物語もしっかりしていて、両方楽しめました(笑)
文章も、軽すぎない感じで読みやすかったです。
投稿元:
レビューを見る
古代エジプトものっていうのは、結構珍しいんじゃないでしょうか。
王の娘として生まれ、夫を王にすることができる王女のネフェルアセトが、王の決めた夫であるアフレムを迎えます。最初は夫に対して反発してるけど、彼の優しさにだんだん惹かれ、戻って来ない夫の元に飛び出しちゃったりもしてます。
最初ネフェルアセトが高慢で、侍女に対しても当たり散らしていたんで、ちょっとなぁって思っていましたけど、この高慢さがエジプトの王女って感じで、アフレムとのやり取りも、最初はアフレムが完全下僕状態でしたけど、後半はアフレムが優しいけど有無言わせず自分の思うとおりにしてて、いい感じでした。
王女の立場よりもアフレムと一緒にいたいって、出奔しちゃってるのが、17歳の女の子なんだなぁって思いました。
アフレムの乳兄妹に嫉妬してるネフェルアセトとか、セジェンに嫉妬してるアフレムとかもいいです。
アフレムがネフェルアセトの夫になるために、画策したあれこれも知りたかったです。
イラストは周防佑未さんですが、ちょっと絵が荒いかなぁ。
表紙はいいんですけどね。
投稿元:
レビューを見る
あてがわれた結婚相手とはいえ
ネフェルアセトにとってアフレムの言動は
自分を愛してくれていると感じることのできるもので、
臆病な自分のことも、せかさずに待ってくれるアフレムに心を開いていくのは自然なこと。
私だって好きになりましたとも!
エジプトものを読んだことがないのでどうかなと思いましたが買ってよかった1冊です。