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顧客ニーズと企業シーズをロジックツリーによって整合させる。国際化に当たってGATTによる自由貿易体制に頼り切るのは不足。PPMの利用に当たっての注意と、利用した後、具体的にどういうアクションをとればよいのか。成長する企業の8つの特徴。超優良企業の7つの共通点(7Sと呼ばれて有名なもの。しかしエクセレント・カンパニーで出てくるものとは違い、戦略論的である。ほか、Sがひとつだけ違うものになっていたりする)。宅急便を例にとり、3Cを応用した流通戦略立案プロセス……
企業参謀たちが今すぐにでも利用できるほど、実践的に記されている。プレミアム価格も納得で、少なくとも¥5,000の価値はある。もし購入を後悔する方があったとしたら、はっきり言わせていただくと、その人に本書を飲み込む力が足りなかったのだ、と僕は解釈する。
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さすがに30年も前に書かれた内容は陳腐化してしまっていた。なにせ挙げられる事例も古すぎる。そんな中でも未だに輝き続ける名句をさがすのもまた一興だが、そこまでの労力をかけるほどの価値はないような気がする。
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出てくる企業名こそ陳腐化し、グローバル化のレベルも一層上がっているけど、ベーシックな部分でこれができている企業はなかなか無いんじゃないのかな。そういう意味で大変参考になるけど、これをそのまま応用できるほど、戦略って甘いもんじゃないよね。頭働かせて、自分ならどうするのかを考える必要がある。
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第4章の製品・市場の開発戦略が良かった。
アイデア作りと評価・選択を明確にフェーズ分けすること。消費者の目的関数を上手くセグメンテーションすること。そして自社目線で利益を上げるための目線で固定費投資と変動費投資のどちらになりそうなのか考えること。そもそも自社のケイパビリティで出来るのはどの選択か。
あとは事業ポートフォリオと技術ポートフォリオの整合確認して何が不足で何をコアにするのか。
研究なのか開発なのか生産技術なのか、マトリクスで整理した上で議論していくこと。
などなど。良かった。