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2015/02/25-03/01
本来の読書の楽しみを教えてくれる。暇つぶしの楽しさである。
仕事とは、生活資金の調達と自己有用感の確認。人とのつながりを楽しめなくっちゃね。
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本当にこれで良いのか?
いろんな逃げ道や解釈で、自分は他人とは違う、特別だと信じたいと思っていないか?
そんなことを感じさせる。
否、
再考すべきと思わせる作品でした。
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うーん、なんか中途半端な部分が多いような気がしました。
しかしみんな、なんで辞めないんだ?
私だったら即辞める。
辞めないで頑張った松尾は偉いかもしれないけど、そんな人を人とも思ってないような会社で頑張っても……と思ってしまう。
関係ないけど著者の写真を見て、内藤大助さんに似てると思ったのは内緒だ。
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小説だけどリアリティがある。不動産業界を知っているわけではないがこの小説に近いことは実際に起きているんじゃないかと想像します。しかしストーリはなんともせつないというかやるせない。最期まで読んでもスッキリしない終わり方。まあ、だからこそよけいリアルな感じがするんでしょうけど。
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まず、エグい不動産の世界面白い。私はエグくない世界で生きていこう… ストーリー自体はどうなんだろう。わざと捻っているのか、成り行きに任せたらこうなったのか。不動産業界のインパクトに頼っているのか、小説家としての腕が普通にあるのか。次回作はマルチを扱っているようだし、前者な匂いが漂っているがどうか。
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不動産に関する本だったので購入。
お客様の案内の仕方とか、上司の叱責とか、夜遅くまでの仕事とか、休みの合わない仕事環境とか。実感する点が挙げればキリがないほど出てきてふんだんに共感。でも、本では触れていないけど、不動産の仕事ってプラス面も沢山ある。売れれば収入はがっつりだし、休みがずれているのも人によっては好都合。もちろん買ってもらった家でお客様の生活が繰り広げられたり、人との関係が永続的に続いたりするのも大きな喜びだしやりがいです。
サンドイッチマン。いるよね~街中にも。いつも心の中で応援してます!
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仕事って、なんだ。
仕事をするって、どういうことだ、
仕事は、だれのためにするんだ。
自分の仕事って、なんなんだ。
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ツイッターで知って、連休中の暇つぶしに読んでみた。
分量も少なくすぐ読めた。
不動産の営業の過酷さがテーマだが、これは業界の人でないとどこまで脚色なのかわからないだろう。
ただ、随所に働く者にとっては考えさせられる部分があって面白い。
決して愉快な話ではないけれど。
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不動産の営業の裏側を面白おかしく暴くことが趣旨かと思ったが、読んでみてどうもそうではないと感じた。業種を問わず、営業の仕事に関わる人なら、読んで損はないと思う。仕事の意味を考えさせられた。特に、売れない営業マンの主人公に対して、売れない理由を淡々と説明する豊川課長の言葉に思わず唸った。
結末があっけないのが物足りない気がするものの、それは敢えて読者に考えさせる意図があるように思う。
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第三者の目、読み物して読めるが胃がキリキリくる。
最後の解説も必読。これもまたキリキリする。
本は読みやすく、3時間もあれば読める。
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仕事柄、「不動産営業」を目指す求職者と、会社の両方に会う事があるので、読んでみた。
相場や案内方法、メンタリティーなど、非常にリアルに描写されており、読んでいて衝撃を受けた。もちろんフィクションなところはあるだろうが、このシビアな環境でやっていける人達は本当に尊敬する。
主人公の松尾は、有名大学卒業だが、就活に失敗してなんとなくこの業界にいて、そして売れない。話の中に出てくる「お前は自分を特別視している」というのはまさにこれだと思っていて、彼はエリートだからこそ、その業界が彼の昔の友人たちからどう思われているか知っている。そして、自分もどこかそれに納得していないのだ。
だから、何かあると、売れない。こだわりきれない。何度かブレイクスルーはあっても、最後まで、そんな状態だった。
どんな仕事も、最後は必死になって、コミットして、走りきれるかどうか。
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初読みの作家さん。不動産業界の話というところに興味がわいて読んでみた。私は、仕事に対する考え方や取り組み方は、人それぞれだと思っているし、会社内で調和がとれてさえいれば、それでいいのではないかと思っている。読みやすい文章だったし、伝えたいこともわかったのだけど、もう少し掘り下げて欲しいと思ったところやボリューム的にも書ききれていないところがあって若干中途半端、モヤモヤが残る作品だった。
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数字のプレッシャーに負われ、上司から罵倒される不動産仲介会社の厳しい職場環境を描いた小説。
作品自体面白くあっという間に読み終えてしまうが、最後の城繁幸氏のレビューがまた秀逸だった。
厳しい職場環境で苦労する人も多く、最初はなかなか結果が出なくても、必死になれば結果が出る時もくる、けれど人間関係で悩むことはつきまとう、それぐらいの感想しかもてなかったけど、城氏は人生における仕事とは何か、自分の価値についての苦悩、その中でも目標を持って前向きに人生に取り組む人について意見を述べている。
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不動産会社に勤める男性が主人公。不動産、ブラックすぎる。休みは水曜のみ。けれど水曜も休日出勤。厳しいノルマ、怒鳴る、蹴るの上司。恐ろしいところだ。嫌な人はいっぱい出てくるけど魅力的な人は一人も出てこない。主人公の性格もよくわからず。ラストももやもやする。
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タイトルと、冒頭で家探しの女性が迷走しているところから始まるので、家選びのあれこれ、というお話かと思ったら、不動産屋の営業として働く若者の、仕事に対するあれこれ。ブラック中のブラック企業じゃないか、というパワハラ満載、労基法違反満載のチェーン不動産屋で、ぼろぼろになりながら、でも仕事って、ということに目覚める主人公。でも仕事が楽しくなるにつれむなしくもなり。結末を読者にゆだねる終わり方は私はあまり好きではない。結論とかしっかり描かなくてもいいけど、せめて誰もが同じ方向を向ける程度の指針はあってもよいだろうと思うけど。だから? え、それで?というような終わり方って。