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紙の本
大作家が書くような本ではない
2015/09/09 04:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:金吾庄左ェ門 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハッキリ言って、歴史好きの同人誌即売会でコッソリ売るならまだしも、何がしかの大きな賞を貰った大作家が書くような本ではありません。全編、長州への歪みすぎた憎悪で満ち溢れていて、さすがに会津びいきや佐幕派の人が読んでも気分が悪くなるでしょう。
長州藩関係者の出自を徹底的に貶めるような記述が多く見受けられ、それは事実でもあるのでしょうが、反面、それだけ大きな改革を行った長州藩を評価すべき点でもあります。作者の大好きな会津藩の精神も現代に至るまで高く評されていますが、その反面、出自に固執した結果、改革を断行する事ができず大きな遅れを取る事になったのです。
そして明治維新を見ることなく様々な理由で散っていった人間を嘲笑し、その後も栄達の道を進んだ者を極悪人扱いしているのですが、これはもう小説ではなく単なる誹謗中傷の書にしか読めません。
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