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SNSでつながる連作?短編集。少しだけ優しい話がつながっていく。
2015.5.12
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ネットやスマホをめぐる短編集
ネットを使うのがふつうになった今の少年少女(大人も)のあれこれ
便利にはなったけどそれでいいのかと思うことはいっぱいある
スマホ依存とか友達とのLINEとかの束縛?とか悪口大会とか
課金ゲームとかなんでもかんでも投稿することってどうなの?とか
そういう話
いっぱい読んでるな~藤野さん作品
すごい好きってわけじゃない(と思う)けど
読みやすい
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2015.7.17
短編の主人公たちが、インターネットによって繋がっている連作。
身近に起きていることなんじゃないかと、思わずに入られない内容。
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携帯は高校生になってから…と中2の娘と約束しているので、読ませてみます。どんな感想を持つのか、聞いてみたい。
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SNSをはじめとするネットと少年少女の短編集と言ってしまえばその通りなのだが、とても読後感の良い本だった。
子供達とネットをめぐる話題は、ネットの危険性や魅力をわからない大人たちといった切り口が想像される。児童書の棚で見つけた本書も最初はそんな感じなのかなと思って読み始めた。
残虐で、でも世界に存在する事実の一片である動画を見てしまった少女。身近な話題に終始する友人たちに苛立つ心。逆にネットを通して遠い世界を知っているとリアルの何気ないやり取りから距離を置く少女。ソーシャルゲームを通して自分の持つ価値観に気がつく少年。親に認められない寂しさと承認欲求をネットアイドルになることで満たそうとする少女。母親が生まれる前からネットにつけている育児日記が嫌でたまらないのにそれを言えない少女。
大人も含めて様々な登場人物がネットを巡って悩み傷つき思いを新たにし違う自分への一歩をあるもうとする。その意味ではこの本は確かに児童文学なのだと思う。と、同時にネットの利便性に寄りかかりつつも疲れている大人も含めた多くの人に爽やかな風を吹き込むのではないかと思った。
最後の二作は、おそらくジョブズのエピソードを模した人物の母親と日本の引きこもり青年のエピソードだが、とても印象に残った。
There is always light behind the clouds.
雲(クラウド)の向こうは常に青空なのだ。
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【図書館】初作家さん。『ハルさん』と一緒に借りてきたが、こちらを先に読んだ。連作短編である。“リアル”と“ネット”の中で私たちは生きているんだな。読んでいくとどこかで前の話と繋がっていて、今の時代を感じさせた。