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近所にカックルベリー・クラブがあったら常連になりたい!
事件そのものよりどちらかというとカフェメニューが楽しみで読んでる私、しかしこの度ストレスだったのが「スザンヌばっかり苦労してない!?」と気になって仕方なかったこと…。
トニとペトラは仕事以外の面ではスザンヌにおんぶに抱っこな印象を拭えないし(あなたがしっかり事件を解決しなさい!と発破かけた割にはミッシーの保釈金までスザンヌ任せなことにびっくり…そこはお金も出そうよ…)もし何らかの事件でスザンヌが容疑者になった場合、この二人は役に立ってくれるのか甚だ疑問。ミッシーももし逆の立場になったら、親友も彼氏も押しのけて私がスザンヌの保釈金を払って助けるのよ!と駆けつけてくれるのか、大いに疑問…。事件が解決してすぐ幕を閉じるシリーズなので、それまでスザンヌに助けを求めていた人たちがちゃんとお礼を言ってるのかわからないのよね。
そんなモヤモヤを抱えたまま読んでただけに、ジェイクの「いいんだ」「役に立てればそれだけで」という言葉には胸を打たれてハッとした…。スザンヌ贔屓のあまり不信感を抱いて読み進めてたけど、スザンヌもきっとこういう気持ちが根底にあるんだろうな…。
ジェイクのおかげで次作も楽しめそう!