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サッカーのPKにて、入る確率がもっとも高いにも関わらず、真ん中にシュートを蹴らないのは後の批判が怖いから・。。
いろいろ理由を付けたりして思考や行動をするが、0ベースで考えるというのはどれだけ難しいものだろう。。
ゼロベースで考えることについて、というよりヤバい経済学を読んでる感じ。楽しいことに間違いはない。
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聞く耳を持たない人を説得するには、物語を語るのがいちばんだと言うだけあって、具体的なエピソードが満載で読みやすい。「ヤバい経済学」もそういうことだったのだな、と納得。
先入観や常識にとらわれずに、どう問題設定して考えるか。納得のいく事例ばかりで、とても咀嚼しやすかったのだが、これを血肉にすることは、難しいなぁ、私には。でも、分かりきったことでも、小さな問題でも、向き合って、考え直してみよう。彼らのように、楽しんで。
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本書は、一般的な考え方に捉われない、一風違った考え方を提供してくれる。例えば、普通の人が大食い大会で優勝できるか、などである。
著者は一風異なった考えを述べているが、そのような角度で物事を見るためには、「脳を鍛える」ことが大事だと思う。思考はパターンだ。身につけることで、色んな考えができるようになる。自分の考えに凝り固まるのではなく、自分は「知らない」ということを認めて新しいことを吸収していく姿勢が大切なのだろう。
また、失敗を人は怖がりすぎる。異なった考えを主張するのも、誤りを恐れているからだ。失敗してもいいから自分の考えを述べる。次に生かす。失敗こそが成長だ。やめるのではなく「捨て去る」という考えを持つことで、何かを諦めたりするのにも踏ん切りがつける。機会費用を考えて、それに費やす時間を別のことに裂けばいいだけだ。後は、結果と姿勢で示せばいい。
思考法について、自分なりの考えを磨いてくれる一冊だった。
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①ゼロベース思考とは(サッカーPKの話を例に)
経済学的アプローチ…
感情や主義主張を脇にどけて
→データをもとに世の中のしくみを理解
→どんなインセンティブがうまく行くのか行かないのか
→具体的な資源や観念的な資源の配分
→資源が手に入りにくい原因はどんなものか明らかに
②『知らない』と言う
なぜ言えないか? 得をするから、道徳のコンパス
わからないとあえて言ってみる
③正しい問題を設定する
大食い小林の話
④真実はいつもルーツに
避けて通りたいところに鍵がある
⑤子供のように考える
楽しむ、生まれつきの才能はそれほど関係ない
⑥インセンティブ
人と自分のインセンティブは違う
人が口に出す希望と実際にやりたいことは違う
関係の枠組みを変える(金銭、敵対、友好、協調、権威)
⑧庭に雑草を引っこ抜かせよう
インセンティブ上級
⑨聞く耳を持たない人を説得する
主役は相手
自分の主張が完璧のふりをしない
相手の主張の良い点を認める
罵詈雑言は胸に
物語
聖書は説得の方法がたくさん書いてある
⑩やめる=捨て去る
死前検証
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目のつけどころを変えて、問題の本質を見抜き、解決しようという本。
まず、問題を見抜くには、様々なバイアスのせいで偏った先入観があるため、直感や主義主張を排除して考えないといけない。
そして問題を解決するにはインセンティブについて正しく理解する必要がある。
本文は口語体で書かれており、ページ数の割には短時間で読むことができる。
様々な実験結果やエピソードが出てくるので楽しみながら読み進めることができた。
実際ゼロベースで考えることの大事さはわかっているが本書にも書かれているとおり忙しさにかまけて考え直したりものごとをじっくり考えることをしていない。まずは前例を疑ってみることから始めようと思う。
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知らないことを知らないと言えない、それどころかわかっていないことすらわかっていない、か。確かに、無知の知には至らず。きゃしゃな日本人がニューヨークで開催されたホットドッグ早食い選手権で優勝した話、インドでコブラに悩むイギリス人領主がコブラの皮をもってきた者に懸賞金を出しらコブラの養殖が始まった話、なんてのは面白かった。「子どものように考える」ってのは結構実践できている。でも「やめる」、見切りをつけるってのには明らかに逆行しているな。やりだしたら損得抜きでやめない。それもある意味「フリーク」ではあるまいか。
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疑陽性の話は目から鱗。こんなの誰が騙されるんだろうと思うようなスパムとかって、なるほど、そうだったんだ…。
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・インセンティブが大事
・道徳的インセンティブは人を動かせない
・コブラ効果
・ナイジェリアの詐欺師(いかにも嘘っぽいメール)
・生命保険詐欺のトリック(本を使って犯罪者を誘導)
・やめることについて
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特に印象に残らない本。
柔軟な思想が重要ですってイメージしかない。
ゆるい文章も少し不快。
なんというか、全体的に真剣味を欠く。
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ホットドッグをもっとたくさん食べるにはどうすればいい?
どうしたらもっとホットドッグが食べやすくなるか?
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シカゴ大学経済教授の本、非常に勉強になる方なんですが、前著やばい経済学とほとんど内容は変わりません。要は人間の行動はインセンティブで決まるということです。日本人大好きな精神論ではことは動かないことを証明しています。
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多くの問題解決の本が、問題解決のプロセスを語るのに対して、この本は「問」に対して焦点を当てていたのが面白かった。
いかに自分が凝り固まった視野、価値観をしているかが理解できた。
他者を説得するには物語を語れと主張していたが、それを読者に理解させるためにか、本書は物語を活用した構成になっていたことには唸らされた。
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なんだか読みづらい訳文。
要はインセンティブ設計をしっかりしようねというお話。
道徳的インセンティブは効果的でないということも。
インセンティブ‥インセンティブ‥。
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先入観や思い込みを排して正しく判断しようという本で、
良い本だとは思うけど、
類似したテーマの本を読んだことがあれば、
別にこれは読まなくてもいいかなぁと思った程度。
ストーリーがぼんやりとしてあまり印象に残らなかった。
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ものごとを先入観にとらわれず考える方法を、わかりやすい実例を示して論じた内容。その一番のキーポイントがやめる=捨て去ることだというのは、今の私にとって最大の示唆に思えます。