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バーで出会った男は荒れていた。なんでも、妻の浮気が判ったという。それを聞いた私の同伴者は、男に語り始めた。「あなたを見て、以前の自分を思い出したもので―」その意外な結末とは。(「遅すぎた忠告」)一編わずか4ページでも、面白さは長編並み!?巧みな謎と鮮やかな推理がぎっしり詰め込まれた、傑作ショートショート・ミステリー集の第2弾。60作収録で読み応え抜群の一冊!
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見事に4ページのミステリの数々である。だがどれもたった4ページとは思えないほどエッセンスのぎゅうっと詰まった物語である。起承転結の結の部分の裏切られ感はかなりのものである。たった一文でいままで見えていた景色ががらっと反転することもしばしばである。いつでもどこでも手軽に読めるのに、内容にも裏切られない一冊である。
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2015/07/31。
移動中。
4ページと言う制約を読む側も楽しむ。
第2弾である。
二度読するものも当然ある。
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4ページ丁度で終わる短編ミステリー第2弾。
意味が分かるものと、展開が分からないものと。
サフランとヤロウの話の最後が…もしや? でした。
正月の角部屋手前の、娘を訪ねてきた母については
別の意味で怖いものがあります。
いやでも、てっきり『友人』を…だと思ったのですが。
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前作の「4ページミステリー」の第二弾、
たったの4ページなのでサクッと
読めるのですが話によっては2度読みしても
意味が分かりにくい話もありちょっとだけ
もやもやします。個人的には「最高のファン」
「深夜の告白」「長い夜」「前にどこかで」
「何のお構いもしませんで」なんかが
面白かったかな?あとはラスト3本の
「夢の披露宴」「密かな愉しみ」
「背中を押されて」も面白かった。
4ページの話なので深く考えず
さらっと読んで楽しむにはよかったです。
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1話1話が短いから読みやすく結末が怖かったり驚いたりと読んでいて楽しかった。電車の区間で読むにはちょうどいい。